TXTやメンバーに世界が注目!BTSとの違いやトレンドを席巻する人気の理由は?

2019年1月10日に、とうとうベールを脱いだBTSの後輩グループ「TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥギャザー)」通称「TXT」。

1月18日までに4人のメンバーが公開されていますが、4人すべてが公開されたとたんに世界トレンド入りを果たすなど、K-POP界に類を見ない盛り上がりを見せています。

そんなTXTが注目されている理由や、BTSとの違いに迫ってみました。

なぜTXTはこんなに注目されるの?

TXTがなぜここまで世界規模で注目されるかについて、まずはBTSの所属事務所でもあるBighitの成り立ちから触れてみましょう。

BTSを育てたBighitが送り出す第二のグループTXT

韓国には、「三大芸能事務所」と呼ばれる芸能事務所があります。

ひとつめは、東方神起・少女時代・EXOなどを輩出した「SMエンターテイメント」、通称「SM」。

最近は、中国で「威神V」という中国人オンリーのグループをデビューさせ、注目を集めています。

SMは「韓国トップの芸能事務所」と呼ばれるほど影響力が強く、日本でも韓国でも良く知られている事務所です。

2つ目は、BIGBANG・BLACKPINKなどを生み出した「YGエンターテイメント」。

今だと、「YG宝石箱」というオーディション番組が注目を集めていますね。

ちなみにこのオーディション番組で、日本人の子「HARUTO」のデビューが決まりましたのでぜひチェックを。

そして最後に紹介するのが、「JYPエンターテイメント」です。

JYPエンターテイメントは、世界で人気のTWICEが所属している事務所。

防弾少年団が所属するBighitの社長・パン氏は、もともとはこのJYPエンターテイメントに所属していた作曲家です。

パン氏はJYPエンターテイメントから独立した2005年にBighitを立ち上げ、2013年に「BTS(防弾少年団)」を立ち上げました。

この経緯から見ても解るように、Bighitは他の芸能事務所に比べて歴史も浅く、所属アイドルもBTSのみというとても小さな事務所です。

日本より競争が熾烈と言われる韓国芸能界の中で、パン氏がBTSをデビューさせるのは決して楽ではなかったはずです。おそらく資金面でも他の芸能事務所より苦労したでしょう。

ようやくBTSが期待以上のヒットを飛ばすまでに成長し、満を持してデビューさせるのがTXTです。

1人の作曲家が作った小さな事務所の、たったひとつしかないグループが、こんなにも世界を感動させるようになると誰が予想したでしょうか?

まるでドラマのようなストーリーを生み出したBighitが、再びデビューを手掛けるグループのTXT。

注目されないはずがありません。

2019年のSMAにてBTSがTXTに始めて言及

2019年1月15日、ソウルで開催された「ソウル歌謡大賞」にて、BTSが初めてTXTに言及しました。

7人そろってのスピーチで、「もうすぐ僕たちの後輩がデビューします。温かく見守ってください」と発言したBTS。

これは事務所に指示されたものではなく、本人たちが自発的にスピーチの場で発言したもので、BTSがいかに後輩・TXTを大切に思っているかが伝わってきます。

ずっと自分たちしかいなかった事務所に、初めて後輩ができるというのは嬉しいのでしょうね。

また同時に、世界で戦うことの厳しさや、芸能人として生きることの辛さを思い、心配しているのかもしれません。

「ソウル歌謡大賞」という晴れ舞台で、あえてBTSがTXTの名前を出したことには、きっと色々な思いがあるのでしょう。

こうしてBTSの思いを知ると、さらに「TXTも応援したい」という気持ちが沸いてきますよね。

BTSとTXTのコンセプトはどう違う?

ここでデビュー当時のBTSを振り返ってみよう

今でこそポップス路線の曲も多く発表しているBTSですが、デビュー当初はHIPHOP色が非常に強いアイドルでした。

今でこそメンバーの真面目さ・真摯さが際立っているものの、最初は完全にイケイケのオラオラ系。

リーダーのナムジュンに至っては、デビュー前はドレッドヘアーだったという過去(黒歴史?)も…。

それもそのはず。実は、デビュー前のBTS(当時は「防弾少年団」ですね)は、正統派HIPHOPグループを目指すグループでした。

初期の初期はRM(ナムジュン)・SUGA(ユンギ)・J-HOPE(ホソク)に他のメンバーを加えたグループで、このまま2011年にデビューする予定だったのです。しかし、アイドル全盛期のK-POP界で本格派HIPHOPは厳しいと思ったのか、路線を変えるためにナムジュン・ユンギ・ホソクのみを残し、デビューは立ち消えになってしまいました。

その後、ここにジョングク・ジンニム・テテ(非公開な練習生)・ジミンを加え、2013年に「防弾少年団」としてデビューします。

途中でアイドル路線になったとはいえ、もともとHIPHOPでのデビューを目指していた防弾少年団。デビュー初期がイケイケオラオラな感じなのは当たり前です。

そして「アイドルがHIPHOPなんて」「あれはHIPHOPじゃない」という強烈な批判を浴びせられながらも、デビュー時の防弾少年団は確実にK-POP界に爪痕を残しました。

気になるTXTの路線は?

では、今回デビューが決まった「TXT」について考えてみましょう。

これまで公開されているメンバーのティーザーを見ると、いかにも「さわやかな少年」と言った雰囲気です。

公開されているコンセプトにも、ハッキリと違いが見られます。

★BTS→世の中の理不尽なものから、自分たちの音楽を守り抜く

★TXT→異なる君と僕が1つの夢に集い、共に明日を作る

BTSが「理不尽な世の中や大人と戦う」「傷ついても自分たちの音楽を守る」という「戦う少年(青年)たち」というコンセプトなのに対し、TXTは「融合」「共感」をテーマに掲げていると思われます。

ここから考えると、弟分らしく「共に夢を追いかける10代の少年」「少年が抱える葛藤や切なさ」をテーマに楽曲を発表していくのではないか?と想像します。

SMエンターテイメントに例えるなら、東方神起に対しSHINeeのような立ち位置のグループになりそうですね。

今後明らかになるTXTの全貌に期待!

現在4人目のメンバーまでが明らかにされていますが、近いうちに5人目のメンバーも公開となり、おそらく全貌が解る日も近いでしょう。

BTSの唯一の後輩としてデビューするTXT。世界中のK-POPファンがその動向に注目している中、どんなコンセプトとデビュー曲で私たちの前に現れるのかが気になりますね。

グループのコンセプトがいちばん色濃く出るのは、デビュー曲。ここでBTSとのハッキリとした違いが明らかになりますので、今後の情報に注目を!当サイトでは、今後ともTXTの情報を追っていきますのでお楽しみに。

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