旅行クーポン券の発行はいつから?使い方や『Go Toキャンペーン』について紹介


緊急事態宣言や外出自粛により、国内外の旅行業者やその関連業種が大きな痛手を負いました。

そこで政府は、需要喚起キャンペーンとして『Go Toキャンペーン』を実施すると発表しました。

キャンペーンの中には旅行クーポン券の他に飲食店で使えるクーポン券など様々なものがあります。

そこで、気になる旅行クーポン券の使い方と『Go Toキャンペーン』の開始時期や内容について調べてみました。

旅行クーポン券が2020年7月下旬に発行予定

政府は、新型コロナウイルスの影響により、観光業、飲食業、運輸業、宿泊業などが大打撃を受けているとし、支援を実施することにしました。

実際、観光地からは外国人旅行客の姿だけでなく、日本人の姿も消え、閑散とした様子が広がっています。

飛行機や新幹線も一部減便を余儀なくされ、高速道路の利用者も前年度に比べると激減しています。

そこで、7月下旬から旅行者に向けて様々なシーンで利用できるクーポンを発行することを決めました。

この時期になった理由として、夏休みシーズンであることと、8月には県をまたぐ移動の制限がなくなり、自由に行き来できるようになる見込みだからです。

旅行クーポン券の使い方や入手方法は?

旅行クーポン券は、指定期間中に代理店や旅行会社などで旅行商品を購入した人を対象に発行されます。

クーポンの内容は、購入した旅行代金の半額分の割引クーポンが付与されたり、旅先で使える飲食施設などのクーポン、宿泊割引や地域の特産品などが受けられるものになります。

1回目の旅行ですぐ使えるものもあれば、次回予約時に使えるものなど、種類が多そうです。

まだ、使用期間については明らかにされていませんが、旅行を計画している人たちにとっては嬉しいニュースです。

政府が打ち出す『Go Toキャンペーン』とは?

政府は支援策として『Go Toキャンペーン』に1兆6,794億円の予算を投じることを発表しました。

『Go Toキャンペーン』内には4つのキャンペーンがあり、それぞれの業種を支援できる内容になっています。

Go To Travelキャンペーン

このキャンペーンは旅行業界に向けてのキャンペーンです。

旅行クーポン券もこのGo To Travelキャンペーンの一環です。

宿泊プランの場合は1泊当たり2万円を上限に、日帰りの場合は1万円を上限に、代金の割引やクーポン券の発行などで対応します。

Go To Eatキャンペーン

飲食業界向けの支援対策として打ち出されたキャンペーンです。

飲食店のオンライン予約サービスなどを経由してお店を予約・来店した場合、飲食店で使えるポイントを配布します。

ポイントは1人あたり最大1,000円を予定しているほかに、登録飲食店で利用ができるプレミアム食事券も発行予定だそうです。

Go To Eventキャンペーン

イベント会社やチケット販売業者などに向けてのキャンペーンです。

チケット販売会社経由で指定期間中のイベントのチケットを購入した場合、チケット代の20%分の割引券やクーポン券を発行するそうです。

Go To 商店街キャンペーン

商店街の小売業者に向けたキャンペーンです。

これは、指定期間中に商店街で行うイベントやプロモーション活動に対して支援が行われるという内容です。

消費者に向けてというより、小売業者への直接の支援という形になりそうです。

アフターコロナは旅行の楽しみ方も変わりそう

緊急事態宣言が解除され、アフターコロナと言われる日常が戻ってきました。

そこで、緊急事態宣言中に打撃を受けた業者を救済しようとキャンペーンが打ち出されているわけですが、第2波を懸念して旅行の形も変わっていきそうです。

アトラクションの行列に制限がかかったり、屋内型観光施設も観覧予約などをして人数を制限するなど、様々な試みが行われそうです。

アフターコロナの旅行はクーポンを上手に利用し、お得に楽しみたいですね。

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