外出自粛の影響で飲食店が軒並み不況にあえぐ中、需要が高まっているのが宅配サービスのUber eatsです。
誰でも簡単に登録することができ、その場ですぐに仕事が開始できる気軽さが副業として人気があります。
コロナ禍では月収40万円以上稼いだという人もいる中で、過酷な労働環境について注目が集まっています。
Uber eatsの仕事の仕組みと地獄とも揶揄される労働環境についてまとめました。
目次
Uber eatsは誰でも簡単に登録できる
街中でよく見るUber eatsの配達員は、アプリで簡単に登録をするだけでなることができます。
専用アプリ『Uber Driver』をダウンロードし、氏名や生年月日のほか、顔写真や免許証の画像も必要になります。
事前の研修などもなく、登録後はすぐにそのまま仕事が開始できます。
自分が配達をしたい希望のエリアに移動をし、アプリを起動してから「出発」をタップすると注文があればアラームが鳴り、仕事が始まります。
気になるあの黒いバッグですが、これはUber eatsが用意してくれるものではなく、自分でインターネットなどで購入する必要があります。
もし手に入らない場合は、保冷バッグや岡持ちなど別のもので対応しても大丈夫です。
ただし、飲食物が傾いたり倒れたりしないように工夫が必要です。
Uber eats配達員の事故が増加中
2020年に入り、Uber eatsの需要が高まると同時に配達員の事故が増えています。
4月6日には21歳の男子大学生がUber eatsの配達員として飲食店に向かう途中、軽自動車と衝突して亡くなりました。
5月15日にも同じく車と自転車に乗ったUber eats配達員の接触事故が起きています。
また、5月18日にはUber eatsの配達員が歩行者をはねる事故が起きました。
幸い歩行者の方は軽傷だそうですが、打ちどころが悪ければと考えるとぞっとしますね。
この他にも、Uber eats配達員の荒い運転や交通ルールを無視した危険運転などが多く目撃されています。
ウーバーイーツ、自転車配達員の迷惑行為
①信号無視
②逆走
③イヤホンしながらの運転
④歩道走行
⑤高速道走行これで事故が起こらないほうが奇跡だよ
— ぎゃろっぷ (@galloprace) May 24, 2020
今日Uber 出来なかった分明日も頑張りたいが明日も予定が入ってしまった…
ところで今日新宿で信号待ちしてたら🚲配達員に追突されそうになりました😅
しかも無灯火&信号無視からのその後車道逆走…
ホントちゃんとマナーとルール守りましょう😑— 新米副業ウーバー配達員ma (@ma77190875) May 18, 2020
📺ウーバーイーツの配達員の運転の酷いこと。事故も映ってましたが。ウーバーイーツの会社社長さん 配達員の安全運転。当たり前の規約って無いのですか?あぁいう運転 赤信号で行く逆行などなど罰則無いの?会社の名前背負っての事。
— Mahalo (@_mana_malie) May 24, 2020
配達でのトラブル
Uber eatsの配達でのトラブルは、配達員さんもお客もどちらも経験しているようです。
一番多く聞かれるのは、配達した飲食物がぐちゃぐちゃだったというパターンです。
どうしても移動で揺れてしまうのは仕方ありませんが、バラバラになったお寿司やシェイクされたカレーなど、お金を払ってこれを食べるのか?と言いたくなる状態のものもあります。
予定時間過ぎるし、ぐちゃぐちゃに届けてくれるしUber eatsこれからも使おう🙂🔥 pic.twitter.com/L7RULr48Lu
— 雲のジュウザ (@rei_sengoku_729) May 5, 2020
また、配達員の人が住所を間違えて訪問してしまったり、配達員が道に迷ってたどり着けないといったトラブルも。
新人や外国人の人が起こしやすいトラブルのようですが、注文する側からするとしっかりしてもらいたいと思います。
ウーバーイーツの注文品が届かない!自分もこんな目に遭うとは😂ドライバーは日本語も地図の読み方もろくにできない外国人(おそらくインドパキスタン系か中東系)。過去3回利用時は日本人ドライバーで極めてスムーズな配達。今アプリ内チャットから運営に返金要請中。#ウーバーイーツ#トラブル
— アップル (@dsqmfdsqmf) May 17, 2020
配達員もトラブルにあっています。
注文先のお店の端末の不具合で、お客様の住所が途中で分からなくなったり、雨の日にタイヤがスリップして転びそうになったり。
自転車やバイクを酷使するため、急なパンクやエンジンとラブルが起きてしまい、困った人も。
また注文を受けるお店側の要求がきつかったり、対応が悪かったりすることもあり、そのせいでお客様から低評価を貰うこともあるそうです。
この他にも、配達先で客が出てこなかったり受取拒否をされることもあります。
その時は商品を処分したり、配達員が食べてもいいそうなのですが、その様子を見た人からクレームが入ったりします。
注文品を取りに行き配達するという簡単そうな仕事ですが、人と人がかかわるものだけに、トラブルと無縁というわけにはいかなさそうです。
配達員はお前の店の従業員ちゃうぞ😭
勘違いしてる店たまにあるよな🙃#ウーバーイーツ配達員#ウーバーイーツ大阪#UberEats https://t.co/eZFEA1xjBM
— 初心者UberDriver@ウーバーイーツ配達員大阪🚲 (@UberDriverOsaka) May 25, 2020
住所不備時の模範解答なのだ
利用者さんが良い方だったのでこうなのだ
クソな場合は問答無用廃棄なのだ
即タイマーでこの時点で残1分ちょい(*^^*)普段ウーバー全体のとか綺麗事ぬかして他の配達員叩いてるやつらは
全体の利益のためアライさんの真似するのだぞ 笑#ウーバーイーツ pic.twitter.com/Rti3WjXt3e— 矢田沢A吉🦝永ちゃん好きなアライさん (@EatsYazawa) May 25, 2020
Uber eats配達員は時間帯により無保険
配達員はUber eats所属の従業員ではなく、委託で行っている個人事業主となります。
Uber eatsによると、保険は料理を配達中にのみかけられるそうで、注文先に向かっている時や、配達終了後は無保険となります。
そのため、事故やトラブルに巻き込まれたとき無保険の時間帯であったら、Uber eatsは守ってくれません。
自賠責保険や自転車保険など、自分で何かの保険に入っておく必要があります。
実際にUber eatsで稼ぐ人はどんな人?
Uber eatsで稼ぐには、まずたくさん運ぶことが何よりも大切です。
そのためには、激戦区と言われる地域での配達をどうやってこなすか。
中には、Uber eats配達員のコミュニティを作り、互いに情報交換や譲り合いで利益を出している人たちがいます。
また、その地域の道を熟知し、キツイ坂道を回避するルートや最短距離を把握している人は効率よく配達ができますね。
また、チップ制度があるので、外国人やお金持ちの人に運よく当たると高額チップが貰えるようです。
ウーバーイーツ始めて1ヶ月が経ちました。
Twitterにいる先輩配達員の方々のやり方を見て実践した結果がこれです。
今なら声を大にして言えます。
ウーバーイーツ最高!!!#ウーバーイーツ #ウーバーイーツ東京 pic.twitter.com/RMwlmxQXxf— あゆ@都内のウーバーイーツ配達員 (@ayu_uber_1054) May 17, 2020
Ubereatsを始める前はギャンブルに溺れて家無し金無しの本当にロクでもない毎日で夢も希望も無い社会不適合者の自分が嫌いだったけどUberに出会えて少しづつ変われてる気がする。心から感謝。#ubereats配達員 #ウーバーイーツ#ubereats女子 #ウバック #月収40万 pic.twitter.com/DAuC0HCVPo
— はるちゃん@UB配達員 (@luuhaa916) May 17, 2020
Uber eatsだけでなく人のモラルが問われる
事故を起こしたり巻き込まれたりするのは、Uber eatsの配達員だけでなく誰にでも起こりうることです。
Uber eatsの場合、特徴的なカバンを持っているのでより目についてしまうのでしょう。
無保険に関しては、都内や一部の地域では自転車保険が義務化されていますし、急いでいるからと言って、交通ルールを無視してもいいわけではありません。
Uber eatsの配達員は、手軽に始められて自分のペースでできる仕事です。
休憩の取り方や配達時の態度など、人としてのモラルはもちろん必要ですし、無理に雨天時に配達に行く必要もありません。
配達員のマイナスなイメージが先行して伝えられますが、自分のペースで安全に仕事ができるように心がけたいですね。
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