令和のキャッツアイと警察に呼ばれた女2人の泥棒とは?ネットでは「一人足りない」「本家に失礼」「ただのこそ泥」との声

1月22日(水)に20代の女性2人が窃盗の容疑で逮捕されました。

防犯カメラに同じ女性2人の姿が確認されていたことから、警察は捜査中、この2人組のことを「令和のキャッツ・アイ」と呼んでいたこともニュースで紹介されています。

しかし、ニュースを見た方からは、この「令和のキャッツ・アイ」というネーミングにあまり同意が得られていません。

「令和のキャッツ・アイ」と捜査員から名付けられた女性2人の犯行と、本家「キャッツ・アイ」の違いなどについて、簡単にまとめました。

ホストの自宅から盗みを繰り返した20代女性2人が逮捕、警察が「令和のキャッツ・アイ」と呼び捜査

1月22日、窃盗容疑で逮捕されたのは西川菜々容疑者(25)・長野芹菜容疑者(22)の、20代女性2名でした。

2人の盗みの手口は、歌舞伎町のホストの自宅に盗みに入り、現金や貴金属を盗むというものです。

ホストから自宅の合鍵を預かっていたと報じられているので、自宅への侵入は容易だったと考えられます。

2人は同じ手口で盗みを繰り返していて、犯行現場の防犯カメラには毎回2人の容疑者の姿がとらえられていました。

この犯行を捜査する際、警察が呼んでいた2人の異名は「令和のキャッツ・アイ」というものです。

しかし、漫画のようにはいかず、事件はあっさり解決し2人は逮捕され、事件は一件落着を迎えました。

本家「キャッツ・アイ」は美人三姉妹の泥棒、長年活躍する北条司の出世作

捜査員がホストの自宅で盗みを繰り返した女性につけたあだ名、「令和のキャッツ・アイ」、元ネタはもちろん有名漫画です。

「シティーハンター」でも知られる北条司先生の出世作であり、杏里さんが歌うアニメ主題歌なども広く知られています。

漫画が連載されていたのは1981年から1984年ということで、なんと連載終了から35年も経過した作品です。

それでも女性の泥棒に「キャッツ・アイ」という単語が出てくるあたり、作品の知名度の高さがよくわかりますね。

「令和」で逮捕された女性は2名でしたが、「昭和」の本家キャッツ・アイは、美人姉妹3人組という設定でした。

本家キャッツ・アイは、盗みを働くだけでなく、刑事の俊夫とのラブロマンスも描かれる作品です。

また、3色のレオタードに身を包んだキャッツ・アイの正体を、最後まで警察はつかむことができませんでした。

さすがに現実は漫画のようにはいかず、「令和のキャッツ・アイ」と捜査員から呼ばれた2人は、あっさりと犯人だとバレてしまい逮捕されています。

「令和のキャッツ・アイ」のネーミングにネットから失笑の声、本家とは似ても似つかぬ犯行

捜査員が窃盗犯の女性2名に名付けた「令和のキャッツ・アイ」というあだ名に、ニュースを見た方からは冷たい失笑や、ネーミングセンスを疑う声が多数出ました。

本家「キャッツ・アイ」と、かなり異なる点が多すぎて、本家に失礼という声も少なくありません。

本家と「令和のキャッツ・アイ」には、このような違いがあります。

  • 本家は美人3姉妹、「令和のキャッツ・アイ」は2人で血縁関係もなし
  • 本家は画家である父親の美術品を取り返すための盗みであり、「令和」は金銭狙いの「コソ泥」
  • 本家は表の顔で喫茶店を営むも、「令和」は職業不詳・無職

漫画でなければありえない話とはいえ、本家「キャッツ・アイ」とは似ても似つかぬ2人の女性に、「キャッツ・アイ」と名付けたネーミングセンスに違和感を覚えた方が多数です。

「令和のキャッツ・アイ」逮捕、平成を超えて昭和時代の漫画があだ名に

20代の女性窃盗犯が捜査員から「令和のキャッツ・アイ」と呼ばれ、逮捕されました。

本家は平成をまたいだ昭和の漫画作品で、もちろん犯人2人が産まれる前の作品です。

これだけジェネレーションギャップがあると、犯人2人が、「令和のキャッツ・アイ」と呼ばれていたことを知った時、どんな感想を持つのかも、気になってしまいますね。

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