愛知県で休校延長を求める署名活動に5000人以上が賛同!大村知事の対応は?命を守るために学校を一斉休校に!

首都圏や大阪府で爆発的に感染拡大を続ける新型コロナウイルス。

4月に入り、新学期が始まるのかどうかについて注目がされていましたが、東京都、大阪府ではほとんどの学校が休校延長を、千葉県でも一部の学校が休校延長を決定しました。

愛知県では休校について何も発表が無かったため、高校生が中心となり、休校延長を求める署名活動を行いました。

署名活動の内容と愛知県の大村知事の対応についてまとめました。

休校延長を求める署名活動

愛知県では、首都圏や大阪ほどの爆発的な感染拡大が発生しているわけでもありませんが、それでも全国感染者数は日に日に伸びており、全国でも5番目です。

コロナウイルスでの死者数も国内で上位を占めており、まだまだ沈静化とも終息とも言えない危険な状態が続いています。

休校措置をしているからこそ、この程度に収まっているのではないかとの思いから、命を守るために休校延長を求める署名活動がインターネット上で拡散されています。

高校生が主体となって行っている署名活動と、休校延長要請組合という団体が行っている2つの署名活動について紹介します。

高校生が始めた署名活動(締め切り)

今年度から2年生になるという高校生が、家族や友人、自分の命を守るためにということで、インターネットを利用して署名活動を行いました。

愛知県の感染者数の多さを挙げ、多くの県民がSNSなどで知事や名古屋市長に休校延長を要請しているものの、いまだ動きが無いことを危惧しています。

そこで、愛知県教育委員会と名古屋市教育委員会に提出するための署名活動をすることにしました。

学校では密集で約1時間ほどの授業を受けます。

愛知県知事は密閉、密集、密接、これら3つの密を避けるようにとおっしゃっていますが、学校こそ3つの密全てを兼ね備えているでしょう。

狭い教室に40人あまりの人間がいます。換気をしようにも、雨が降っているときにも換気をするのか、換気をするだけで感染が本当に完全に防げるのか、疑問が残ります。

またマスクが手に入りにく今、マスクを着用しての登校も簡単ではありません。通常通り学校を再開するというのは、学生同士の集団感染へのリスクがあまりにも高すぎると思います。

もちろん感染のリスクがあるのは決して若者だけではありません。生徒の家族、高齢の教師、重症化したら命の危険に晒されるであろう方はたくさんいます。決して若い学生だけの問題ではありません。

(中略)

実際に学校に行くのは我々学生です。まだ高校生なので出来ることは少ないですが、、私はできることは全てやっていきたいと思います。

我々の力で新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎましょう。皆様のご協力をお待ちしております!

愛知県の小中高等学校の休校延長を!

4月3日から開始されたこの署名運動は、5日には5034人の賛同者を得て締め切りました。

緊急署名!休校延長組合の活動(継続中)

医療崩壊が目前とされている中、大村知事は専門家会議でもう反論をし、名古屋市教育委員会も休校延長はしないとはっきり明言しました。

そこで、署名活動の発信者はTwitterを利用し、学校再開に向けてのアンケートを取ることに。

結果、96%の人が休校延長を求めました。

教育委員会に向けて早急な対応を求めるため、署名活動を開始しました。

4月6日11:00じてんでの署名者数は11,000人に上っています。

5日に愛知県の各教育委員会に署名を提出しましたが、現在でも署名活動は継続中です。

【緊急署名】愛知県の公立高校・小中学校の休校延長要請

愛知県が休校延長方針を決定!

高校生が主導した署名活動は5日に5000人を突破し、愛知県教育委員会と名古屋市教育委員会にメールで提出されました。

同じく、休校延長要請組合も愛知県内の教育委員会に7000人を超える署名を提出しています。

その結果なのか、6日午前10時ごろに、愛知県が県立高校の19日までの臨時休校延長を発表しました。

小中学校については、各市町村にも同様の措置を取るように要請するということです。

休校を求める声と知事の対応に不信感が生まれる

愛知県の大村知事は、これまで地域の情報番組などに登場し、何度も視聴者や県民に向けて新型コロナウイルスの対応について語ってきました。

しかし、楽観視しているような意見を言うこともあり、多くの県民からは不信感が生まれています。

中には、休校延長を求めるコメントを知事のTwitterに書き込んだところ、ブロックをされた人もいるそうです。

休校延長はいつまで?

2つの署名活動では、4月下旬やゴールデンウィーク明けまでの休校延長を要請しています。

しかし、大村知事が発表したのは4月19日までとなりました。

今後さらなる延長があるのかどうか、コロナウイルスの今以上の感染拡大が起こることのないよう、外出自粛や3密活動を個々に徹底していきたいと思います。

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