埼玉県に降った黒い雨の正体は?野田市の火災が原因?放射能汚染はなしと発表される

2020年3月2日、埼玉県蓮田市にて黒い雨が降ったという情報が多数寄せられました。

蓮田市のホームページでは大気汚染や放射能の影響はないと発表していますが、原因は一体何なのでしょうか?

黒い雨の目撃情報と関係があるとされる野田市の大規模火災についてまとめました。

埼玉県蓮田市に黒い雨が降る

埼玉県蓮田市を中心に、3月2日午後7時過ぎに黒い雨が降りました。

目撃情報によると、雨粒が黒く、地面に溜まった水たまりも黒く濁り、オイルの様な筋が確認できます。

車にも雨の跡が黒い筋状に残っており、不気味さを感じます。

蓮田市が放射能や大気中の汚染物質はないと発表

蓮田市は多くの市民からの問い合わせにより、成分の特定を行いました。

現在も黒い雨の原因ははっきりとわかっていませんが、大気汚染や放射能の影響はないとされています。

現在、市内より「黒い雨が降っている」「道路が真っ黒」「車が真っ黒」との通報が相次いでおります。

情報によると、蓮田市だけでなく、近隣の市町でも同様の事象が起こっており、いたずらの類ではないということが判っております。

なお放射能測定を行いましたが、問題はありません。

現在、埼玉県東部環境管理事務所と情報交換を行い、事態の把握に努めております。

追記
埼玉県で大気状況の監視を常時行っていますが、大気中の汚染物質の測定結果から異常はないようです。

埼玉県蓮田市ホームページより

原因は野田市の火災?

現在、黒い雨の原因とされているのは同日に発生した千葉県野田市の火災です。

空を覆う黒煙は廃プラスチックを扱う工場から発生していました。

早朝から発生した火災は11時間経った18時になってもくすぶっており、敷地外の別の工場や倉庫を含め少なくとも7棟が被害にあっています。

消防車11台が出動する大規模火災でした。

埼玉県蓮田市の黒い雨は19時過ぎに降ってきており、風向きなどを考えてもこの火災が原因と考えられそうです。

黒い雨の原因は引き続き調査中

野田市の火災が原因と考えられていますが、黒い雨については引き続き調査中とのことで、はっきりしたことはわかっていません。

大気汚染や放射能の影響はないと発表されましたが、やはり黒い雨というのは気持ちのいいものではありません。

ぜひ、正確な調査を行い、原因を判明してもらいたいと思います。

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