むきむき体操とは?男の子の赤ちゃんのケアに必要?やり方・必要性について専門家の意見分かれる

泌尿器科医が提唱した「むきむき体操」が、最近男の子の赤ちゃんを持つお母さんに注目されています。

これは、赤ちゃんのうちから、やさしく赤ちゃんのおちんちんの皮を剥くトレーニングをするというものです。

昔はほとんどの家庭で行われてこなかった「むきむき体操」ですが、衛生面などのメリットもあるという方もいて、その必要性が議論されています。

「むきむき体操」の方法や専門家が主張するメリット、世間の反応などについて紹介します。

赤ちゃんのおちんちんの皮を剥くトレーニング、むきむき体操が話題に

むきむき体操は、赤ちゃんのおちんちんの皮をやさしく剥いて、戻すというトレーニングです。

赤ちゃんのおちんちんは包皮に包まれていることが普通ですが、大人になっても包皮に包まれていると、いわゆる「包茎」と呼ばれる症状となります。

包茎のデメリットはいくつかあり、皮と亀頭の間に垢が溜まり不衛生になるといった問題点もあります。

これを予防する意味合いでも、赤ちゃんのうちから少しずつおちんちんの皮を剥いてあげようというのが、むきむき体操。

赤ちゃんのおちんちんも、手で皮をやさしく引っ張ってあげると、亀頭をある程度露出させてあげることができます。

亀頭を清潔にあげて、剥いた皮を戻すことで、亀頭が露出している状態に慣れさせるトレーニングです。

大事なことは、剥いた皮をもう一度戻してあげることです。亀頭を無理やり露出させ、包皮がおちんちんを締め付ける状態にならないようにしましょう。

むきむき体操は専門家の間でも必要性に関して意見が分かれる

赤ちゃんのおちんちんの皮を剥く「むきむき体操」は、泌尿器科医・小児科医など専門家の間でも、必要性について意見が分かれています。

実際、「むきむき体操」をされていない男性でも、中学生・高校生といった時期に、自然と包皮が剥け、包茎が解消される方が多いです。

むきむき体操をしないからといった、必ずしも包茎になる・不潔になるということはありません。

したほうが良いという立場の方の、むきむき体操のメリットは、

  • 亀頭を清潔に保つことができる
  • 亀頭が癒着し、手術をしなければ剥けなくなる重症な真性包茎を予防できる

といったものがあります。

お母さんにとってはわからないことが多い、男性の性器に関するデリケートな問題。

専門家でない、一般のお父さんの間でも、むきむき体操についての意見はさまざまです。

過去に包茎で恥ずかしい思いをした方などは、子どもにそういった思いをさせたくないということで、むきむき体操をしてあげたほうがいいと考える方もいます。

NHK「あさイチ」むきむき体操を紹介、松岡アナウンサーの「おちんちん年表」も話題に

むきむき体操は、9月24日にはNHKの「あさイチ」でも取り上げられ、話題になりました。

朝から全国向けの番組で「おちんちん」に関する話題を取り上げたことはもちろん、アナウンサーが自分の性器の成長について「おちんちん年表」を紹介。

まさに、体を張った仕事をしたNHK・松岡アナウンサーも話題になっています。

「あさイチ」でも、むきむき体操の必要性について意見が分かれていること、正しい方法で行わないとリスクもあるということを紹介しています。

MCの博多大吉さんも、男性の視点から、自然に剥ける前の亀頭に刺激を与えるとめちゃくちゃ痛いということを強調。

無理に剥こうとすると本当に痛いので、無理をさせないようにと、全国のお母さんたちに注意を促しました。

戸惑うお母さん多数のむきむき体操、正しい方法で安全に

多くのお母さんにとっては、どう扱っていいかわからない男の子のおちんちん。

むきむき体操を行う場合でも、清潔な手で行うことはもちろん、正しく安全に、無理ない範囲で皮を剥いてあげることが大切です。

不安な点が出てきたときは、すぐに泌尿器科の専門医に診察してもらいましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です