映画『町田くんの世界』は2019年6月7日(金)公開の、衝撃の青春・人間賛歌映画です!
原作は、2015~2018年に連載された、安藤ゆきによる同名の人気少女マンガ「町田くんの世界」。
高校生の町田くんは、地味でなにをしても不器用なメガネ男子。いまいちパッとしない彼が持つ唯一の才能。それは、みんなを分け隔てなく愛せることでした。
超期待の新人×アカデミー賞受賞監督×豪華キャストが織りなす”衝撃”の人間賛歌映画、それが『町田くんの世界』です。
オーディションを勝ち抜いた超新人の主演二人と、それを取り囲む豪華キャストのギャップから、すでに話題となっている映画『町田くんの世界』について、登場人物や、原作などの公開情報をお伝えします。
目次
『町田くんの世界』あらすじ
“この世界は悪意に満ちている。
でも——
町田君がいる。”
優等生に見える外見とは裏腹に、成績はそこそこ、不器用でアナログ人間なメガネ男子の町田くん。
一見平凡な彼が持つ、人とは違った才能。それは、「だれのことでも分け隔てなく愛せる」ことでした。
\✨ #心のイケメン町田くん ✨/
~人々をとりこにする数々の善行~困った人は見逃せないあまり、
あとで自分が困ることも。#町田くんの世界#Whois町田くん https://t.co/fEZWIH4Dxb pic.twitter.com/P7vKnJwRJc— 映画『町田くんの世界』公式 (@MachidakunMovie) 2019年6月3日
無限大の優しさで困った人を見過ごせない町田くんは、接する人の世界を変えてしまう、不思議な力を持っています。
そんな町田くんの前に現れた、孤独な女の子・猪原さん。彼女と出会ったことで、町田くんの心に今まで感じたことのない感情が芽生えてきます。
「分からないことから目を背けちゃダメだ」父親から教わった言葉通り、自分の感情の答えを探す町田君の、予測不可能な物語がいま、動き出します!
1000人以上のオーディションを勝ち抜いた、期待の新人2人が主役!
本作の主人公町田くんと、ヒロインを務める猪原さんを演じる俳優さんは二人とも、演技経験もほとんどない新人の俳優さんです。
町田一/細田佳央太(ほそだかなた)
🌍#細田佳央太 さんの抜擢#石井裕也 監督は「オーディションで一人だけ異彩を放っていて、理屈でも経験でもない、作品に人生を捧げられる人だと感じました。この人と組めば間違いないと16歳(当時)に思わせられました。」と語ります🎬#町田くんの世界ができるまで@KanataHosoda pic.twitter.com/vTBOizFTIW
— 映画『町田くんの世界』公式 (@MachidakunMovie) 2019年5月14日
2001年生まれの17歳。2014年、映画『もういちど 家族落語』で俳優としてデビューします。以後、現在に至るまで、主役級の作品はありません。
猪原奈々/関水渚(せきみずなぎさ)
🌍#関水渚 さんの抜擢
「演技経験もテクニックも粗削りなのに、不思議な魅力というか華やかさというか、とてつもない伸びしろを感じ、彼女に賭けてみようと思った」と北島プロデューサー❕
なんと関水さんにとって映画主演として初のオーディションだったのです👀#町田くんの世界ができるまで pic.twitter.com/SGDGVkEngb
— 映画『町田くんの世界』公式 (@MachidakunMovie) 2019年5月15日
1998年生まれの20歳。2017年「アクエリアス」のCMでデビューを果たします。その後、グラビアアイドルとしても活動をしていますが、演技経験は今作がほぼ初となります。また、2020年1月公開の『カイジ ファイナルゲーム』ではヒロイン役での出演が決まっています。
二人とも、演技や主役の経験がほぼない中での今作は、まさに大抜擢です。否が応でも、二人の演技や存在感に注目が集まります。
『町田くんの世界』登場人物紹介
そして、そんな新人俳優二人の脇を固めるのが、超豪華&人気のキャストです。
同級生役にも関わらず、ほとんどは大学生以上の年齢の俳優陣です。そこにもなにか意味があるのでしょうか。それぞれのキャストが、町田くんとどのような化学反応を起こすのか、登場人物を紹介します。
町田一(細田佳央太)
主人公。見た目の優等生ぶりとは裏腹に、勉強も運動も苦手な男子高校生。人が好きで、自然と思いやる行動がとれる、人に愛される才能に満ちあふれている男の子です。
猪原奈々(関水渚)
ヒロイン。成績優秀だが、人間嫌い。町田くんとは、負傷した彼を手当てしたことがきっかけで出会います。
氷室雄 (岩田剛典)
町田くんの同級生。校内ではヒエラルキーのトップに居るにも関わらず、心の裏ではある葛藤を抱えています。
高嶋さくら(高畑充希)
町田くんの同級生。学校ではぶりっ子や男たらしと噂されています。失恋を忘れようと、町田くんを気にし始めます。
栄りら(前田敦子)
町田くんの同級生。噂好きな女子。町田くんと猪原さんを見守る女の子です。
西野亮太(太賀)
町田くんの同級生。女子からは「いいやつだけど、恋愛対象にはならない」とよく言われてしまう男の子です。
吉高洋平(池松壮亮)
週刊誌記者。仕事を通し、世の中に潜む悪意を感じていたが、町田くんと出会い、考えが変わっていきます。
吉高葵(戸田恵梨香)
洋平の妻。苦悩する夫を支えながらも、愛し続けることに悩みます。
日野(佐藤浩市)
吉高の上司。仕事に思い悩む吉高に対し、人は悪意こそ求めているのだと説きます。
町田あゆた(北村有起哉)
町田くんの父親。
町田百香(松嶋菜々子)
町田くんの母親。
監督は『舟を編む』の石井裕也監督
硬直した日本映画界への挑戦状!? セオリー無視して挑んだ『町田くんの世界』から見る石井裕也監督の思惑とは(写真 全21枚)https://t.co/WTEsVwA1el
#石井裕也 #細田佳央太 #関水渚 #映画 #インタビュー #Filmmakers #町田くんの世界 @MachidakunMovie @KanataHosoda
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2019年5月26日
今作の監督を務めるのは、辞書の編纂者たちの姿を描いた映画『舟を編む』で一躍有名になった、石井裕也監督(35歳)。人の心を繊細に描きながらも、決して単調ではなく、特に大胆に魅せながら、映画を独特の雰囲気に仕上げてひとつの世界観を作る、若手の実力派監督として注目されています。
石井監督は、町田くんを演じる細田さんに以下のようにコメント。
「1人だけ異彩を放っていたんです。映画という、ある意味ではバカげたものに人生を捧げられる人だと思いました。『この人と組めば間違いない』と、16歳(オーディション時)の彼に思わされたんです」また、ヒロインを演じる関水さんについても。
「何百人かオーディションしたんですけど、やっぱり異質でした」出典:https://natalie.mu/eiga
未知数の「異彩」「異質」な新人二人を迎え、石井監督作品としては初の漫画原作。これまでの監督作品のイメージを変える、新たなジャンルに挑戦した作品となっているのではないでしょうか。
『町田くんの世界』の原作は?
映画『町田くんの世界』の原作は、安藤ゆきによる同名の少女マンガ。全7巻。

2019年6月13日までの期間限定で『町田くんの世界』コミック1巻が無料で試し読みできます。
「別冊マーガレット」にて2015年から2018年まで連載し、『このマンガがすごい!2016』では、オンナ編3位にもランクインしています。
安藤さんは町田くんを”人たらし”として描いたといいます。そのキャラクターをより深く掘り下げるために、町田くんの周囲のを取り巻く一人ひとりにスポットをあてているそうです。
一人の人間から生まれた小さな作品がたくさんの人が構築する大きな企画になっていくことは、わくわくする一方で不思議な気持ちでいっぱいです。
この映画の関係者の一人になれたことを幸福に思います。
出典:http://wwws.warnerbros.co.jp/machidakun-movie/comic/
独特で優しい空気感を持つ原作も、併せて読んでみてください。
主題歌は平井堅「いてもたっても」
映画『町田くんの世界』の主題歌は平井堅さんが作詞・作曲をした「いてもたっても」です。
平井堅さんが”恋をすると人はどうなるのか”をテーマに映画のために書き下ろした新作です。またMVでは、恋をしたら魔法にかけられたようにコントロール不能になる“いてもたっても”いられない気持ちを表現するために魔法使いになるべく、メイクに約5時間もかけたそうです。
「いてもたっても」は2019年5月29日から配信されています。
ダウンロードはこちら⇒https://aoj.lnk.to/ZwVpO
映画『町田くんの世界』は2019年6月7日公開!
町田くんと、彼を取り巻くキャラクターたちが織りなす優しい青春映画…かと思えば、”衝撃の人間賛歌”や、”予測不可能”、”衝撃のラスト15分”など、物々しいワードが並んで宣伝されている本作。
果たしてどんな仕上がりの映画となっているのか、期待が高まります。
更に、6月4日に行われた試写会では、香港・マカオ・台湾・韓国での配給が決定したことが発表されました。また、”北米最大のジャンル映画祭”、カナダのファンタジア国際映画祭では、審査員賞の最優秀賞である「黒馬(シュバル・ノワール)賞」への選出も決定。既に海外でも、大きな話題となっています。
「物語って、時代の気分や人間の心情を、より多くのひとにわかりやすく伝えるための装置じゃないですか。(中略)だけど、興味や趣味がここまで多様化した社会の中では、今、本当に求められている“物語”なんて、実はもうあまりないのではないか、と思うのです。」
「では、どういう物語を作っていかなければいけないか?って考えた時に、ふと思ったのは“自由でいい”のではないか、ということ。」
出典:https://www.fashion-press.net
”自由”をテーマに掲げ、果たしてどんな人間賛歌が描かれるんでしょうか。令和を迎え、新しい時代の私たちに寄り添う作品となる映画『町田くんの世界』は、2019年6月7日公開です。
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