映画『午後8時の訪問者』フル動画を無料で視聴する方法や配信サービス紹介！ダルデンヌ兄弟の社会派ドラマ

映画『午後8時の訪問者』は、日本では2017年に公開されたベルギーの映画です。

『ある子供』や『少年と自転車』などで、社会の中で時には間違いを犯しながら必死に生きる人達を描き続けている、ジャン＝ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が脚本・監督を務めます。

登場人物たちの繊細な感情の描き方など、ダルデンヌ兄弟らしい側面もありながら、サスペンス要素が強い新境地の作品でもあります。

フランスの女優アデル・エネルが主役を務め、ジェレミー・レニエやオリビエ・グルメなどダルデンヌ兄弟作品の常連俳優たちが脇を固めます。

こちらの記事では、映画『午後8時の訪問者』の動画を無料視聴する方法や配信サービスをはじめ、気になるあらすじネタバレや感想についても紹介します。

今すぐ『午後8時の訪問者』の動画を無料で見たい方はこちらをクリック

映画『午後8時の訪問者』動画を無料視聴する方法とは？

映画『午後8時の訪問者』の動画を無料視聴する方法を調査した結果！

映画が見れる動画配信サービスで、定額見放題の無料期間を利用する方法と、初回無料登録でもらえるポイントを使うことで、無料で視聴する方法がありました。

2019年6月現在、映画『午後8時の訪問者』を配信している動画配信サービスは以下の通りとなります。

『午後8時の訪問者』人気VOD動画配信状況

※上記の情報は2019年6月時点での情報となります。

映画『午後8時の訪問者』は、複数の動画配信サービス（VOD）で配信されていますが、初回の無料登録でもらえるポイントを使うことで、どのサービスでも無料で見る事ができます。

過去に登録したことがある動画配信サービスがあれば、それ以外の所で登録すれば、また無料で見れますので、ご自身の登録状況を確認の上、ぜひ無料で映画を楽しんでみてください。

映画『午後8時の訪問者』を観るならU-NEXTがおすすめ！

映画『午後8時の訪問者』の動画を無料で視聴したい方にオススメなのがU-NEXTです。

U-NEXTでは31日間の無料体験があり、はじめて登録する方は、初回登録時に600ポイントがもらえます。

映画『午後8時の訪問者』は、U-NEXTだと見放題で配信されており、ポイントを使わずに無料で見ることができます。

残っているポイントで、他の有料作品を観ることも可能です。

無料キャンペーン期間中に解約をすれば料金は一切かかりません。

31日間の無料お試しキャンペーン中に、是非トライしてみてください！

注意点として、『31日間無料体験』は、過去にU-NEXTを利用したことがあるユーザーには、適応されないので、一覧で紹介している他の動画配信サービスの無料トライアルキャンペーンに登録することをオススメします。

U-NEXTの無料登録はコチラ

映画『午後8時の訪問者』をレンタルBDやDVDで観たい方はTSUTAYA DISCAS

TSUTAYAの定額レンタルサービス『TSUTAYA DISCAS』は、BL／DVDをネットで注文して、ご自宅まで配送してもらうサービスです。

『TSUTAYA DISCAS』なら、自宅にあるテレビで、オンライン動画配信サービスを楽しめない方でも、ブルーレイやDVDを視聴できる環境であれば、宅配レンタルで「まだまだ話題作」「旧作」の映画を観る事ができます。

今なら、「TSUTAYA TV／TSUTAYA DISCAS」の新規登録で 動画見放題＆定額レンタル8プランが30日間無料で試すことができます！

※30日間無料お試し期間中は、「新作」の映画はレンタルができないのでご注意ください。

30日間無料お試しキャンペーン中ですので、気軽に試してみて、求めていたサービスと違うと感じたら、期間中に解約すれば料金は一切かかりませんので、この機会にぜひ試してみてはいかがでしょうか。

TSUTAYAの無料登録はコチラ

映画『午後8時の訪問者』をPandoraやDailymotionなどの動画共有サイトで無料で観る方法は？

無料で動画が見れるサイトとして有名なPandoraやDailymotion。

これらのサイトがなぜ無料かというと、テレビ番組や映画などの動画が無断で違法アップロードされているからです。

過去にまんが村というサイトで、無料で漫画が見放題で話題になっていましたが、実はサイトを経由して漫画を読むユーザーに仮想通貨のマイニングを強制的にさせるプログラムが組まれていたとのこと。

PandoraやDailymotionなどの無料動画共有サイトでも、見えないデメリットとリスクがあります。

映画『午後8時の訪問者』作品詳細

「ロゼッタ」「ある子供」でパルムドールを受賞し、カンヌ国際映画祭の常連として知られるベルギーのジャン＝ピエール＆リュック・ダルデンヌ兄弟監督作品。

ある日の夜、診療受付時間を過ぎた診療所のドアベルが鳴るが、若き女医のジェニーはそのベルに応じなかった。

しかし翌日、身元不明の少女の遺体が診療所近くで見つかり、その少女が助けを求める姿が診療所の監視カメラに収められていた。

少女はなぜ診療所のドアホンを押し、助けを求めていたのか。

少女の死は事故なのか、事件なのか。

そして、ジェニーはなぜドアホンに応じなかったのか。

さまざまな疑問が渦巻く中、ジェニーは医師である自身の良心や正義について葛藤する。

主人公のジェニー役を「スザンヌ」のアデル・エネルが演じ、ジェレミー・レニエ、オリビエ・グルメ、ファブリツィオ・ロンジョーネらダルデンヌ兄弟作品の常連俳優たちが脇を固める。

映画『午後8時の訪問者』作品データ

• 原題/La fille inconnue
• 製作年/2016年
• 製作国/ベルギー・フランス合作
• 配給/ビターズ・エンド
• 上映時間/106分
• オフィシャルサイト/映画『午後8時の訪問者』公式サイト

映画『午後8時の訪問者』キャスト一覧

• アデル・エネル/ジェニー
• オリビエ・ボノー/ジュリアン
• ジェレミー・レニエ/ブリアンの父
• オリビエ・グルメ/ランベールの息子
• ファブリツィオ・ロンジョーネ/リガ医師

映画『午後8時の訪問者』スタッフ一覧

• 監督/ジャン＝ピエール・ダルデンヌ /リュック・ダルデンヌ
• 製作/ジャン＝ピエール・ダルデンヌ /リュック・ダルデンヌ /ドゥニ・フロイド
• 製作総指揮/デルフィーヌ・トムソン
• 脚本/ジャン＝ピエール・ダルデンヌ /リュック・ダルデンヌ
• 撮影/アラン・マルクーン
• 美術/イゴール・ガブリエル
• 衣装/マイラ・ラメダン・レビ
• 編集/マリー＝エレーヌ・ドゾ

映画『午後8時の訪問者』のネタバレあらすじ

ここからは映画『午後8時の訪問者』の詳しい内容やネタバレを含みます。これから動画を観る方はご注意下さい。

ある夜の訪問者

ジェニーは病気で入院した医師の代理として小さな診療所で働いています。彼女のほかにもう1人、若い研修医のジュリアンがいますが、彼は彼女に対して反抗的な態度をとっています。しかし彼女は、患者からは信頼され慕われる存在でした。

ある夜、診療時間をとうに過ぎた夜8時に入り口のブザーが鳴りました。

出ようとするジュリアンをジェニーは、診療時間を過ぎているからと止めてしまいます。

訪問者の正体は？

翌日、診療所に刑事が訪れます。川辺で昨夜、女性の遺体が見つかったというのです。診療所の入り口の防犯カメラを確認すると、若い黒人女性が助けを求める姿がありました。なんと昨夜のブザーは彼女だったのです。

ジェニーは、自分がドアを開けていれば、彼女は助かったのではないかと苦しむことになります。

女性の身元が分からず、ジュリアンにも確認に行った彼女は、「私もドアを開けたかったけれど、あなたに力関係を見せようと開けようとするのを止めてしまった。」と打ち明けます。

近づく真相

ジェニーは自らの罪悪感に突き動かされて、自ら女性の身元を突き止めようとします。出世である医療センターでの仕事も断って、診療所で寝泊まりまでするようになります。

ある時、ジェニーはいつも往診しているブライアンと言う少年が亡くなった女性を知っているのではないかという疑いを持ちます。彼女の追求にブライアンは、女性が老人相手にトレイラーで売春していたのを見たことがあると打ち明けます。

ジェニーはそこから彼女が待機場所に使っていたネットカフェなどを探し、防犯カメラの写真で聞き取りをしたり、ブライアンと一緒に女性を目撃した友達の話を聞きに行こうとしたりと、どんどん深入りしていきます。

そんな時、警察から女性の身元が分かったと連絡がありました。“セレア・エヌドング”という名の女性だというのです。

本当の正体とは

ブライアンの父が診療所にやってきます。そしてとうとう、真実が明かされます。

あの夜、彼は亡くなった女性を誘いました。しかし断られ、逃げる彼女を追いかけたのです。彼女はその途中、診療所で助けを求めましたが、そして答えがなかったためそのまま走り、川辺に誤って落ちてしまったのです。真相は不幸な事故でした。

しかし、彼女の死因は、意識喪失中の失血死でした。ブライアンの父がすぐに救急車を呼んでいれば、亡くならなかったかもしれません。「顔が浮かんで眠れない。」と言うブライアンの父に、ジェニーもまた、「私も顔が頭から離れない。」と答えます。

ブライアンの父が自首し、しばらく経った頃、診療所にある女性がやってきます。彼女は亡くなった女性の姉でした。彼女もまた、様々な理由から妹の失踪を警察にも言えず、苦しんでいた1人でした。

そんな時、彼女が働くネットカフェにジェニーが妹の写真を持って身元を探しにきたことで、警察に行く決心がついたというのです。そして、妹の本当の名前を告げます。

それは、“フェリシ・クンバ”と言う名でした。

それぞれの場所で必死に生きる人たち

この物語には、悪人はいないと思います。嘘をついたり、嫉妬したり、間違いを犯す人たち。それぞれが自分の今の場所で必死に生きているのだと思います。

日本ではそこまで身近には感じませんが、不法移民の存在も映画の中で大きな意味を持ちます。書類上ではそこに存在せず、病気や大きな怪我をしても、まともな治療を受けることも出来ない。

自分自身孤独に暮らしながらも、そんな彼らに寄り添おうとし、そして亡くなった女性の身元を必死で探すジェニーの存在はそれ自体が希望であるようにも見えます。

この映画は毎日の生活の中や人との関わり合いに少し疲れている人にもおすすめです。

彼女がたどり着いた女性の名前は“フェリシ”。 “幸せ”を語源に持つ名です。この映画には苦悩が描かれていますが、同時にささやかな幸せも描かれます。

それらをどう捉え、生きていくのか？ そんなテーマもこの映画は示しているのかもしれません。