天皇の生前退位が202年ぶりに行われ、元号も平成から令和へと新しくなりました。
それに伴い、新天皇陛下のお住まいも変わります。
皇太子時代からお住まいの赤坂御用地の名称が変わり、今後皇居へのお引っ越し準備も行われます。
新天皇陛下と上皇陛下のお住まいはどこになるのかとお引っ越しの時期についてまとめました。
目次
新天皇陛下のお引っ越し先は?お住まいはどこ?
現在新天皇陛下がお住まいになっているのは皇太子時代からお住まいの赤坂御用地です。
赤坂御用地内には天皇陛下のお住まいの他に、秋篠宮邸、三笠宮邸、高円宮邸があります。
これまで東宮御所と呼ばれていた陛下のお住まいは即位に伴い『赤坂御所』に名称を変更しました。
この名称は陛下が皇居に移られるまでの仮の名称で、その後は上皇陛下が移られて新しい名称になります。
新天皇陛下が皇居にお引っ越されるのはいつ?
上皇陛下が仮住まいに移られた後に改修工事が行われ、天皇陛下が皇居に入られるのは2020年の春ごろになると言われています。
主に厨房や機械設備の改修を行い、およそ1年で工事が完了する予定です。
それまでは赤坂御所から皇居に通って公務を行われることになります。
上皇陛下のお住まいとなる御所はどこ?いつお引っ越し?
上皇陛下がこれまで天皇としてお住まいになられていた皇居内の御所は名称が変更し、吹上仙洞御所(ふきあげせんとうごしょ)と変わります。
その後、港区にある高輪皇族邸を仮住まいとして転居された後に、赤坂御所に新しいお住まいを構えられます。
赤坂御所はご高齢の陛下に合わせてエレベーターやバリアフリーの工事を行い、最長で1年半かかる予定です。
上皇上皇后両陛下が転居後、仙洞御所と名称が変わります。
仮住まいをされる高輪皇族邸とは?

- 住所/東京都港区高輪1-14-1
- 管轄/宮内庁
- 建物概要/地下1階地上1階の平屋建て(一部地上2階)
元々熊本藩細川家の下屋敷跡地の一部だったものを明治時代に第六皇女・常宮昌子内親王と第七皇女・周宮房子内親王のお住まいにされました。
その後大正に入り東宮御所が置かれ、2004年まで高松宮さまの住まいとなりました。
戦前は「高輪御殿」と呼ばれ親しまれてきた建物です。
現在の建物は昭和48年に建築された鉄筋コンクリート造になっており、無人の状態です。
上皇陛下が仙洞御所に移られた後は皇族共用の邸宅として利用される予定になっています。
建築&新築ラッシュの皇室
新しく皇嗣となられた秋篠宮さまもお仕事が増えていくことになるので、赤坂東邸を改装し秋篠宮邸にするほか、事務棟も建設予定だそうです。
皇族の方々のお引っ越しが立て続けに行われることはあまりないので、どのような形で行われるのか気になります。
2020年はオリンピックイヤーとともに、皇族の方々のお引っ越しラッシュということでまた華やかな一年になりそうです。
上皇様、上皇后様を京都にお移しになられる行為は、疑問に思います。これは、天皇を京都にお移しするための地ならしだと思います。天皇を京都にお移しなり、神格化するための行為の前触れだと思ます。戦前の様に、天皇を神とするためだと思います。これが、大阪都構想の真の狙いだと思います。