漫画『炎炎ノ消防隊』を無料で読む方法を紹介！

『炎炎ノ消防隊』は、週刊少年マガジンにて連載中の、SF漫画です。作者は大久保篤さん。「月刊少年ガンガン」にてデビュー後、のちにアニメ化も果たした人気作「ソウルイーター」を連載。

2014年に週刊少年マガジンに移籍、連載を開始した『炎炎ノ消防隊』は、2019年7月現在、16巻まで刊行中です。

『炎炎ノ消防隊』を漫画を無料で読む方法や最新刊含め全巻無料で読めるか調査した結果ご紹介します。

漫画『炎炎ノ消防隊』を無料で読む方法は？

調査した結果『炎炎ノ消防隊』は、電子書籍サイトが読める漫画配信サービスで、初回無料登録でもらえるポイントを使って無料で6巻分読むことができます。

下の表、配信サービスごとにもらえるポイントと無料で読める巻数の一覧表になります。

※上記の情報は2019年9月時点での情報となります。

一覧表のサービスは、すべてお試し期間内に解約すれば、一切お金は発生しません。

それぞれのサービスの特徴やなぜ無料で漫画が読めるのか、詳しく解説していきます。

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『炎炎ノ消防隊』をzip・rarで無料ダウンロードできるサイトは？

『炎炎ノ消防隊』の漫画を無料で読みたいという方は、zip・rarファイルで無料ダウンロードできるサイトがないか探されている方もいると思います。

zip・rarを無料ダウンロードできるサイトは、許可なく漫画や音楽を無料で配信している著作権違反を侵害している違法サイトです。

しかも、利用した人の個人情報を盗むなどの悪質な性質をもったものが多く、危険性が指摘されています。zip・rarは、開くまでどんなファイルが中にあるのかが解りません。なので「解凍してみたら、漫画ファイル以外のものが入っていた」と言うことも多々あります。

その「漫画以外のファイル」が、もしウィルスや個人情報を奪うプログラムだったら……。

危険性について詳しくはこちらをご覧ください。

海賊版漫画サイト利用者も罰則対象に！漫画無料サイトでの違法ダウンロードの危険性まとめ

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『炎炎ノ消防隊』作品概要

舞台は、太陽暦佰九拾八年の東京。突如として世界に出現した「焔ビト」により、人類は人体発火現象の恐怖に怯えていました。

主人公・森羅日下部（シンラ・クサカベ）は、人体発火に適応した、「第3世代」の消防官の少年。

彼は、幼い頃に「焔ビト」により母と弟を喪っており、そんな犠牲者を増やさないため、そして家族を殺した「焔ビト」を探すため、第8特殊消防隊に入隊。「焔ビト」との戦いに、身を投じて行くことになります。

『炎炎ノ消防隊』あらすじ・ネタバレ

太陽暦佰九拾八年、東京。少年が駅で電車を待っている最中、彼は、激しく炎を吹き上げる車両を目撃。

その中から現れた「焔ビト」、すなわち突発的な人体発火現象の被害者と遭遇します。

第8特殊消防隊の任務

通常の消火器では消すことの出来ない「焔ビト」の炎に対し、やってきたのは、「第8特殊消防隊」。

自我を失い、叫びを上げる「焔ビト」を、特殊消防隊の面々は、各々の能力を駆使し、見事討ち果たしました。

しかしその時、特殊消防隊所属のシスターの頭上に、炎に焼かれた照明の一部が落下して来ました。少年はそれを見ると、足から炎を吹き上げる不思議な能力で加速し、シスターを救助。

第8特殊消防隊の面々に、本日付けで配属になった「第3世代消防官・森羅日下部」であると名乗りました。

焔ビトという存在

新設された「第8特殊消防隊」に配属、初出勤となったシンラは、同僚の面々と挨拶を交わします。

その中で、大隊長である秋樽桜備（アキタル・オウビ）から、特殊消防隊の存在意義を聞かされました。

ある日を境に、突然世界中で確認されるようになった、人類が抱える恐怖、「人体発火現象」。炎を操る能力を持つ「第2・第3」の世代と違い、命尽きるまで暴れる「第1世代」、すなわち「焔ビト」の炎を鎮火し、その魂を救うことこそが、自分たち特殊消防隊の任務だと、大隊長は語ります。

かつて母と弟を殺した火事の真相を探るため。そして家族と約束した「ヒーローになる」という願いを叶えるため。

シンラの特殊消防官としての生活が、幕を開けました。

初出動

そうしてシンラが初出勤を終えた夜、第8特殊消防教会の建物内に、「焔ビト」出現を示す、警報が響きました。先輩隊員である茉希尾瀬（マキ・オゼ）に従い、シンラは同僚たちと共に出動。

「焔ビト」と化した町工場の工場長夫人を「鎮魂」……すなわち「殺す」、という任務に緊張を深くしながらも、シンラたちは、町工場へと突入して行きました。

炎を操る「第2世代」であるマキの力によって、現場を進んでいく一行ですが、そこに「焔ビト」と化した工場長夫人が襲来。

先制攻撃を受け、シンラは一瞬、気を失い、「第3世代」の能力により「悪魔」と蔑まれた、過去を思い出しますが、中隊長・武久火縄（タケヒサ・ヒナワ）の声によって意識を取り戻します。

改めて「焔ビト」と相対したシンラは、かつて母と交わした約束、「ヒーローになる」という願いを胸に、「悪魔」と蔑まれた過去と決別。

己の「第3世代」としての能力、足から吹き出す爆炎の力により、「焔ビト」のコアを打ち抜き、見事その魂を鎮魂して見せました。

シンラの心よりの笑顔

現場から帰還したシンラは、己の能力が家族を殺したと誤解を受けた過去、そして「工場長夫人」をその手で葬った事実から、緊張をもって工場長と対面します。

しかし、工場長がシンラに向けたのは、感謝の言葉。他、ギャラリーたちも、惜しみのない賞賛をシンラに向けます。

シンラは、かねてよりの癖であったぎこちない笑みとは全く違う、心よりの歓喜を、その顔に浮かべました。

『炎炎ノ消防隊』の作者・大久保篤先生とは

本作の作者は、大久保篤さん。2001年、第3回エニックス21世紀マンガ大賞を受賞し、「月刊少年ガンガン」で読み切り漫画「一善の骨」を掲載し、デビューを果たします。

その後、読み切りの設定を引き継いだ「B壱」を連載。2004年にのちの代表作である「ソウルイーター」の連載を開始し、その後10年間、「月刊少年ガンガン」の看板漫画として同誌を引っ張って行った、実力と実績のある作家です。

作風は、ファンタジー色の強い、アメリカン・コミックにも似たポップな絵柄が特徴です。

また、特定の語彙や口調を繰り返す、くどいまでに濃いキャラ付けは、本作者の作品でしか見られない、独特の世界観を構築しています。

『炎炎ノ消防隊』の感想や見所

本作の魅力は、作者特有の、多彩で多様なキャラクターたちにあると言っていいでしょう。

主人公・シンラは、ヒーローになることを願いながら、緊張すると不気味な笑顔を浮かべてしまう少年。

また、騎士を自称するが、左右の判別が付かないバカキャラ・アーサーや、すぐにラッキースケベを起こさせてしまう少女・タマキなど、作者以外では考えつくことの出来ない、「濃い」キャラクターの目白押しです。

また、本作が形成する世界観と、その裏にうごめく謎も、魅力の1つです。本編開始前に起こったとされる、「炎の大災害」。

これは突如として世界中が炎に包まれた謎の現象で、人類に不可逆な傷跡を残し、この大災害を機に世界に「人体発火現象」が溢れるようになりました。

また、「焔ビト」の存在に関しても、単なる自然現象ではない、という事が示唆されています。主人公・シンラの家族の死とその真相にも、謎の「焔ビト」の存在や、シンラ自身の能力など、不審な点が多く、まだまだ謎が隠されていそうです。

このように、本作は作者である大久保篤さん、その10年以上の漫画家生活で培った技術と、元から持っている個性の、集大成と言っていい作品です。

その独特な感性から生み出される、時にポップに、時に狂気に満ちた、圧倒的にまで「濃い」キャラクターたちと、彼らの暮らす世界観。様々な楽しみ方の出来る作品ですので、ぜひ、お手にとってみて下さい。