『あなたの番です』は毎週日曜日22:30から日テレで放送されている、2クールに渡って繰り広げられるミステリードラマです。
こちらの記事では、6月9日(日)に放送された『あなたの番です』8話の内容についてまとめています。
目次
『あなたの番です』9話あらすじ
『あなたの番です』9話のあらすじや登場人物の情報などを、時系列でまとめて紹介します。ネタバレしていますのでご注意ください。
田宮(生瀬勝久)が“交換殺人ゲーム”で名前を書いた甲野(鈴木勝大)が殺された。
田宮の書いた紙を引いたのは、菜奈(原田知世)。菜奈の代わりに誰かが甲野を殺したのか、そもそも交換殺人ではないのでは――？
菜奈は翔太(田中圭)に、引っ越ししようと提案。ゲームを止めようとしたが、朝男(野間口徹)や浮田(田中要次)のことも助けられなかったからだ。
しかも、木下(山田真歩)に見せられた『302号室の人』と書かれた紙で、菜奈と翔太、どちらかがターゲットになる可能性もゼロではない。
そんな中、刑事の神谷(浅香航大)と話すうち、2人は早苗(木村多江)が誰かを殺しているのかもしれないと考えざるを得なくなる。信頼していた人まで疑わなくてはならず、気持ちが沈む2人。
翔太は、犯人捜ししていることをアピールすれば次の殺人の抑止力になると言い出し、菜奈が心配して止めるのも聞かず、マンションの住民を訪ねて話を聞いていく。
開かれた住民会では、交換殺人ゲームをなかったことにする空気が流れ、戸惑う菜奈たち。
住民会終了後、菜奈は木下から、情報交換しようと持ち掛けられる。木下は早苗に関する重要な情報を持っていると言い…。
一方、推理モードの翔太が、犯人の行動を分析していると、思わぬ手がかりをつかんでしまう。そのことで、驚くべき秘密が明らかになり――！？
『あなたの番です』9話・時系列まとめ
交換殺人のルールが破綻してる？
- 第一発見者として取調べを受け終わった翔太（田中圭）
- 神谷（浅香航大）にも、早く解決してほしいと声をかける。
- 菜奈（原田知世）も取調べが終わって開放された。
- 「こうのたかふみ」を引いたのは菜奈で、本来は菜奈が殺さなければならなったはずだが、誰かが殺してしまった。
- 順番どおりならば、菜奈を脅すのは久住（袴田吉彦）のはずだが、入院中なのでもう交換殺人ではなくなっているので、菜奈と翔太以外で甲野にたどり着けるのは田宮（生瀬勝久）、早苗（木村多江）、黒島（西野七瀬）になる。
- 田宮はテレビで甲野が殺されたことを知って驚く。
- 菜奈は翔太に引越しを提案する。以前はゲームを止めるためにこのマンションに留まっていたが、翔太を守りたいから。
- 302号室（手塚夫婦の部屋）に向かう田宮。だが以前、自分が何者かに「証拠があるんだ！」と話したことを思い出し、 チャイムを鳴らさず部屋に戻ろうとすると、 空室のはずの303号室から尾野（奈緒）が出てくるのに出くわす。
- 学校帰りの夜道で黒島が歩いていると前から自転車のライトが向かってきており、 乗っているのは早苗だった。
- 入院中の久住の部屋に何者かが向かっている様子が映る。
単独捜査をやめない神谷
- 喫茶店にて、甲野は本来自分が殺す番になるはずだったが、他の人に殺されたことで交換殺人が関係なくなってきていると神谷に訴える菜奈と翔太。
- 他の刑事にも相談してほしいというが、できないと神谷に断られてしまう。
- 翔太は、どうして交換殺人のことだけ一人で捜査したほうがいいのか問いただすが、神谷は答えない。
- 早苗が何かしたのでは、と聞くと少し動揺する神谷。
- 神谷の様子はおかしいと不審がる菜奈。
- 翔太も、交換殺人のことを隠しても神谷にメリットがないから、それでも一人で捜査するのは早苗たちをかばっているのではと推測する。
- または、組織ぐるみで隠蔽されないようにするためではとも推測する。
- どっちにしても早苗が誰かを殺してしまうことになってしまうことに行き着く二人。
- ある車が廃車になっている情報を入手し、誰かに電話をかける神谷。
- 501号室のチャイムを鳴らす管理人。外から帰ってきた佐野（安藤政信）は右手の包帯を隠して対応する。
- すでに死んだ赤池一家からのクレームで悪臭がする、鳥を絞め殺すような声がする、甘えるような声がしてうるさいという内容。
- 返事をしない佐野。
犯人探しを始める翔太
- 甲野の葬儀に参列する田宮。甲野の同僚に声をかけられ、帰ったほうがいいと説得される。
- 甲野は同僚に、田宮が雇った殺し屋に狙われていると周りに言いふらしていたことで、銀行内で田宮は疑われていることを知る。
- 田宮は渡した香典を取り返し、「無実潔白！」と叫んだ。
- 犯人探しにでかけるという翔太。石崎（三倉佳奈）の部屋に向かい、石崎が引いた「吉村」に心当たりがないか聞くが何もない。
- 藤井（片桐仁）の部屋に向かい、田中政雄を殺したとして、 誰かを脅したりしてないかと聞く翔太に動揺する藤井。
- シンイー（金澤美穂）の部屋に向かい、書いた紙はきっとタナカマサオだが、 引いた紙が分からないから教えてほしいというが、イクバル（バルビー）とクオン（井阪郁巳）は、シンイーは日本語がしゃべれないからと翔太を追い出す。
- 尾野が不在だったので帰宅した翔太だったが、ドアの音が聞こえ菜奈と一緒に尾野に声をかける。
- 書いた紙と引いた紙を教えてほしいと再びお願いするが、怖いから教えられないと言う。
- だが、翔太がハグをしたら安心して言えるかもと抱きつく尾野。
- 改めて翔太が紙のことをたずねるが、尾野が菜奈の顔が怖いと言い、結局教えてくれなかった。
- 尾野がいつもチェーンをかけていることを不審がる菜奈。
- 女の子の一人暮らしだからかと納得しようとするが、翔太が他の部屋に行ったときはみんな部屋にモニターがついていて顔を確認できるはずなので、チェーンをはずして出てきてくれていたので尾野の行動はおかしいと言う。
- もうひとり、いつもチェーンをかけているのが早苗だと気づく菜奈。
取調べを受ける妹尾と柿沼
- 自分の父親を暴行したとして取調べを受けていたが、水城（皆川猿時）と神谷は袴田、赤池夫婦、浮田殺しに関連した話を引き出したかった様子。
- 妹尾（大友花恋）は何もしゃべらない。柿沼（中尾暢樹）は暴行に使ったバットは袴田殺しに使ったものかと尋ねられるが、その日は果樹園に盗みに入っていたとアリバイを話す。
- 赤池夫婦が殺された日は、妹尾が自分の父親だと勘違いした人に暴行していたと話す。
- 浮田（田中要次）にはその尻拭いを頼んでいたと言う。
定例住民会
- 104号室 石崎洋子（三倉佳奈）
- 202号室 黒島沙和（西野七瀬）
- 203号室 シンイー（金澤美穂）
- 204号室 西村 淳（和田聰宏）
- 301号室 尾野幹葉（奈緒）
- 302号室 手塚菜奈（原田知世）
- 401号室 木下あかね（山田真歩）
- 402号室 榎本早苗（木村多江）＜住民会会長＞
- 403号室 藤井淳史（片桐仁）
- 404号室 江藤祐樹（小池亮介）
- 西村、江藤、木下もゲームのことを認知した。
- 実際は甲野が殺されたことや、久住が袴田吉彦と書いたことを知らない人たちからすると、 最後に起きた事件は浮田の事件で止まっている。
- 浮田の件はヤクザ絡みで殺され、赤池夫婦や児嶋夫婦は夫婦仲が拗れた結果殺され、管理人は自殺だったのだとまとめ、ゲームは結局関係ないのだと前向きに納得しようとする藤井やシンイー、尾野たち。
- 遅れて蓬田（前原滉）が登場し、前の管理人の「お詫び」と書かれた荷物が見つかり返却すると言う。
- 西村（和田聰宏）に麻雀マットが返却され、西村はそのまま帰ってしまった。
木下からの情報
- 他の住民も解散となるが、菜奈は木下（山田真歩）に呼び止められる。
- 「302号室の人」の紙を再び見せて、自分は早苗の重要な情報を持ってるから、菜奈になにか秘密を教えてほしいと言うので、先に木下から話をしてほしいという菜奈。
- 木下はしぶしぶ紙を見せる「会長さん 振り込まれていないよ どうした？ あの写真をバラまくぞ？」と書かれた紙だった。
- これは管理人のゴミ袋から出てきて、2枚あったが、ひとつは書き損じではないかと言う木下。
- 2人の間にはなんらかのトラブルがあったんだろう推測している様子。
- 菜奈は「302号室の人」と書かれた紙は交換殺人ゲームの紙ではなく 清掃係を決めるときに投票で使った紙だと木下に明かす。
- 木下は管理人が亡くなった後に清掃係になったが、 その前からゴミ袋を漁っていたことになると指摘する菜奈。
- 木下は菜奈が去ったあと、ボイスレコーダーを切った。
赤池夫婦の事件を整理する翔太
- 翔太はマンションに帰宅するが3階には行かずに5階へ向かい、赤池夫婦の殺人の推理をやり直す。
- 早苗から連絡をもらい、赤池の部屋に行くまで数分、部屋は5階で犯人が人目を避けて逃げるなら非常階段を選ぶはず。
- 犯人が住人なら自分の部屋へ行き、それ以外なら敷地外へ行くと思い、外へ出るとタバコの山があったので写真に撮る。
- そのまま外を歩いていると、神谷が正志（阪田マサノブ）に暴行をしているところを見かけ、止めに入ると、正志は酔っていただけだとごまかし、神谷は去っていった。
- そのまま正志を連れてマンションへ戻る。部屋へ入ろうとする正志を追いかけ、翔太がドアを開け中を覗くと早苗が驚いた表情をした。
- なぜ部屋をのぞいたのか菜奈が翔太へ問いただす。 もしかしたら部屋の中に何かあるかもしれないと思ったのだと話す翔太。危険なまねをしないでほしいと怒る菜奈。
- 仲直りして2人でふざけていると、菜奈が部屋の奥の扉を閉めたことで翔太は何かをひらめく。
榎本夫婦の部屋の奥にいた者
- 翌朝、翔太は出勤する前に榎本の部屋へ向かい、遠くで様子を伺う。
- 正志が出勤し、早苗一人になったところで、ドアが開くタイミングを見計らう。
- 早苗が出かけようとしてドアを開けたところで、翔太は部屋に入り込みチェーンをかける。
- 奥には部屋があるはずなのに扉の前には棚が置かれて入れなくなっていたが、中からはラジオが聞こえている。
- 棚をずらし扉を開けると、手と口を縛られた黒島と、手錠がはめられた少年がいた。
- 早苗は必死でチェーンを切り、叫びながら翔太の太ももを切りつける。
- 倒れてベッドの角に頭を打った翔太はそのまま意識を失ってしまう。
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