中国人転売ヤーが殺到!ユニクロとコラボしたKAWS(カウズ)で爆買い騒動!

ユニクロのTシャツブランド「UT」はこれまで数々の企業やアーティストとコラボしてきました。

マリメッコやリバティ、キース・ヘリングやFUTURA(フューチュラ)など、発表されるたびに話題となり、買い求める人が多くいました。

しかし、今回のKAWS(カウズ)のような爆買い行為は初の出来事です!

どうして中国人が爆買いするようになったのか、その理由と日本側の対応についてまとめました。

騒動の発端となったKAWS(カウズ)とは?

  • アーティスト:ブライアン・ドネリー(1974年11月4日生まれ)
  • 出身:アメリカ
  • 拠点:ニューヨーク
  • 公式サイト:https://kawsone.com
  • 表現形式:絵画、彫刻、グラフィックデザイン、ストリート・アート、トイ

グラフィティアーティストとして活動を始め、その際にサインしたKAWSという名前を現在まで使用しています。

彼の作品の特徴は、目を×にし、後頭部に2本の骨をクロスしたソフトスカルのキャラクター。

企業やファッションとのコラボを意欲的に行っており、現代美術だけでなく一般層からの支持も非常に高いアーティストです。

問題の中国人の行動

中国で騒動が起きたのは6月3日のことでした。

ユニクロとKAWS(カウズ)がコラボした「カウズ:サマー(KAWS:SUMMER)」の発売日です。

日付が変わったばかりの3日深夜、アリババのECサイトにて販売が開始されましたが、一瞬で完売。

その朝にはユニクロの開店を待つ長蛇の列ができていました。

開店を待てない多くの中国人たちは、シャッターが開き始めるとすぐに突入し、店内に走ります。

店内にたどり着いた人々は、一斉にKAWS(カウズ)の商品に群がり始めました。

メンズのTシャツやトートバッグ、キッズTシャツが並んでいましたが、マネキンが着ているものも剥ぎとるようにして持っていきました。

後に残ったのは、荒らされた陳列台、バラバラにされたマネキン、人々の勢いに負けてゆがんだシャッターでした。

では一体どうしてこんな騒動になってしまったのでしょうか?

発端になったのはKAWS(カウズ)のInstagram

KAWS(カウズ)とユニクロのコラボは今回が3度目になります。

なぜ今回、こんな爆買い騒動が発生したかというと、それはKAWSのInstagramに答えがありました。

和訳すると
UTとのコレクションはこれで最後にすると決めたので、楽しんで欲しいなということです。

ユニクロ側はこれに対して明確な回答をしていませんが、アーティスト側からの発信なので本当に最後なんだと思いますよね。

日本の店舗でも対応をしたが防げず

中国から1週間遅れた6月7日に日本でも販売が開始されました。

日本では、中国の勢いに学んで入場制限や購入制限を設けるなどして混乱を回避しました。

購入制限は1つの柄につき1着まで。

警備員が配置され、争うことなく静かに入場がされていました。

しかし、中には何店舗かの買い回りをしたであろう中国人の姿も。

ネットには、数十人を雇って日本で大量購入したという動画が流れていました。

日本でも中国人の姿が多く見られる

中国人旅行者はもちろんですが、在日の中国人も多く来店していたようです。

店内は多くの中国語が飛び交い、注意書きも日本語・英語・中国語で記載されていました。

みなさん基本的にルールを守って購入していたみたいですが、店内は荒れていたようです。

また、中にはスーツケースを持った転売目的の非とも見受けられました。

https://twitter.com/9791Off/status/1137126474538864640

https://twitter.com/RAGPOUND3JSB/status/1136807050707517442

https://twitter.com/takezorosan/status/1136859393964662784

https://twitter.com/bts_army_kyoko/status/1136811229429657602

中国では倍の金額で取引されている

日本円で1500円(税抜)で販売されているKAWS(カウズ)のTシャツですが、中国で発売されたばかりの時は、1万円を超える価格で取引がされているものもありました。

現在では日本で比較的簡単に購入できたということもあり、金額自体下がってはいますが、それでも2~3倍で取引されています。

中国人の爆買いや買い占め行為に悩まされている日本ですが、今後企業だけでなく国としても対策を必要とする日が来るかもしれませんね。

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