布マスク2枚配布でアベノマスクとTwitterで揶揄され世界との補償の格差に非難の声

マスク

全国でマスクの品薄状態が続いている中、安倍総理は4月1日に全国の世帯へ布マスク2枚を配布するという方針を発表しました。

ひっ迫しているマスク需要への対応として、洗って使える布マスクは確かに有効な手段の1つとなりえます。

しかし、全国の中小企業や飲食店、観光業界などが悲鳴を上げている中、「マスク2枚」という発表に反発を覚えた方が非常に多くいらっしゃいます。

安倍総理が発表した「全世帯へ布マスク2枚配布」の方針に対する、容赦ない世間の声をまとめました。

安倍総理が全国の世帯に布マスク2枚の配布方針を発表、アベノマスクと揶揄される事態に

安倍総理は4月1日、マスク不足への緊急対応策として、全国の世帯に布マスク2枚を配布する方針を示しました。

再利用可能な布マスクは、マスク需要への対応に極めて有効であると述べています。

もちろん、布マスク2枚が日本のコロナ対策のすべてというわけではありません。

子どもの学校休校に伴う保護者への助成金制度なども、すでに申請が始まっています。

しかし、速やかな経済政策が待ち望まれている中、「布マスク2枚」が真っ先に決まったという発表に、世間からはがっかりしたという声が少なくありません。

「アベノミクス」にちなんで、「アベノマスク」という単語でこの発表を揶揄するコメントも多く見られました。

布マスク2枚配布と世界の補償との格差が話題、海外では現金給付決定の国も

ネット上で「アベノマスク」とも表現された布マスク2枚配布について、諸外国の補償と日本の格差を比較したコメントも話題となっています。

韓国では、経済対策で所得会の世帯へ最大100万ウォン支給の緊急災害支援金導入が発表されました。

米国では、共和党が1人あたり1200ドルの現金給付策を発表しています。

確かに、現金給付や休業補償の手厚い国と比較すると、「マスク2枚」の日本は、かなり格差を感じてしまいますね。

今後の休業補償や現金給付について、日本ではどのような結論が出されるでしょうか。

全国各世帯へ布マスク2枚配布がエイプリルフールのジョークとしてはひどすぎると話題に

安倍総理が全世帯へ布マスク2枚を配布すると発表した日が4月1日であったことから、皮肉を込めて、この発表をエイプリルフールのジョークとした方も少なくありません。

元総理の鳩山由紀夫氏も、この発表をエイプリルフールと絡めてTwitterで発言し、まずは減税が先とコメントしています。

作家の百田尚樹氏も、この発表に怒りのコメントを出しました。

百田氏は著名人の中でも、特に安倍総理を支持する発言が多かった人物として知られていました。

その百田氏が痛烈に批判していることからも、現在の安倍総理のコロナに対する対応がかなり多方面で批判されていることがわかりますね。

鳩山氏や百田氏の他にも、多くの有名人がブログやSNSでこの件について触れています。

尾木ママこと尾木直樹氏もブログでこの件を厳しく批判、社会学者の古市憲寿さんはインスタグラムにマスク2枚で自らの顔を覆った写真をアップする形で皮肉を述べました。

4月2日の朝に放送された各局の報道番組でも、多くのコメンテーターが批判のコメントを述べています。

TBS系列の「グッとラック!」では、立川志らくさんがこの発表を、B29に竹槍で戦う発想に見えるとコメントしています。

一方、この論調に対し、

  • マスク2枚以外の対策を奉じないマスコミにも問題がある
  • マスクは確かに有用で、一定の効果がある

といった意見も見られました。

布マスク2枚配布の発表に非難の声、経済的な補償を望む意見多数

陽性確認された方のペースが上がるコロナウイルス対策で、現在は政府が緊急事態宣言を出すかどうかが大きな焦点となっています。

そんな中で出た、布マスク2枚配布という発表は世間から多くの批判の声を浴びることになってしまいました。

やはり、マスクよりもお金のことを考えてほしいという意見が圧倒的多数を占めており、今後の経済支援の内容がより一層の注目を集めることになります。

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