天皇皇后両陛下が秋田県「全国豊かな海づくり大会」ご訪問! 保護犬などもご視察!秋田犬とのふれあいも

両陛下は第39回全国豊かな海づくり大会の式典などに臨席のため、9月7日(土)から秋田県にご訪問されています。

その際に、天皇皇后両陛下は、7日午後に秋田県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」をご視察されました。

「ワンニャピアあきた」では、小学生に命の大切さを教える授業にも参加され、そこで陛下の愛犬の写真を子供達にも見せた一場面もあったそうです。

両陛下の秋田県ご訪問の詳細や秋田県動物愛護センターでのご様子などをまとめてみたいと思います。

天皇皇后両陛下、命の大切さの授業と保護犬などをご視察

9月7日(土)午前に特別機で秋田空港に到着した天皇皇后両陛下は、午後から4月に完成した、秋田県動物愛護センター「ワンニャピアあきた」をご訪問されました。

「ワンニャピアあきた」は、捨てられるなどした犬や猫の「殺処分ゼロ」を目指す県が、今年の春に開設した施設です。

この施設では、保護された動物達の譲り渡し、そしてボランティアの育成などを行っているのだそうです。

両陛下は、「ワンニャピアあきた」で今年の5月に保護された秋田犬と触れ合い、新たな飼い主を待つ保護猫の様子を見学されました。

その後、子どもたちが命の大切さを学ぶ授業「小学生に命の大切さを教える授業」にも参加されたそうです。

子供達に感想を聞いた後、陛下は、

「命の大切さを感じてもらうことは、非常に大切なことですね」

と話されていました。

天皇皇后両陛下はご自宅で保護犬の「由莉(ゆり)」と保護猫「ミー」と「セブン」を飼われているのだそうで、陛下が愛犬の写真をポケットから出して、子ども達に見せられました。

「全国豊かな海づくり大会」は上皇様から引き継いだ公務

9月8日(日)午前は、第39回全国豊かな海づくり大会の式典に臨席された天皇皇后両陛下。

海づくり大会は、1981年に水産資源の保護や漁業の振興を目的として、第1回が開かれた時より、皇太子夫妻時代の上皇ご夫妻が出席され、魚類を研究する上皇さまにとって思い入れの強い公務で、在位中は毎年足を運ばれていました。

今回の天皇、皇后両陛下が始めてご臨席される、全国豊かな海づくり大会は「全国植樹祭」「国民体育大会」と共に上皇さまから引き継いだ重要な公務の一つなのだそうです。

陛下が皇太子の時代からの国民文化祭への臨席を加えて、「四大行幸啓」と呼ばれています。

天皇陛下は

「海の恵みと美しさを次世代に引き継いでいくことは、私たちに課せられた大切な使命であると考えます」

と挨拶されました。

平成21年から、上皇さまは負担軽減の一環で、原則として式典でのお言葉を取りやめられていましたが、陛下の即位後は復活しました。

この日、台風15号が夜に関東に接近、上陸する恐れがあるため、両陛下は魚の放流行事に臨席した後、午後に予定を早め帰京する予定とのことです。

SNSでは天皇皇后両陛下を撮影された方達の投稿が

かなり間近で撮影されている方もいてビックリですね。

終始にこやかにされているんですね。

タイトなスケジュールの中でのご公務

天皇皇后両陛下は1泊2日というタイトなスケジュールの中で、休憩の予定を一部取りやめ、精力的に人々に声を掛けたりしていたのだそうです。

保護犬と保護猫を飼われているということにも、ビックリしてしまいました。

そのようなことを天皇陛下ご一家が自ら実施されているというのは、とても素敵ですよね。

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