第三次世界大戦への危機感が高まる中、第二次世界大戦の死者数を棺桶で可視化した動画が話題に!

アメリカとイランの対立が明確になったことで、世界で「第三次世界大戦」という言葉を目にするようになりました。

ニュース記事はもちろん、Twitter上でも「第三次世界大戦」がトレンド入りするほど、多くの方が危機と感じています。

そんな中、世界規模で戦争が起こった場合の悲惨さをわかりやすく表現した動画が話題となっています。

かつて起こった第二次世界大戦の死者数を棺桶で表現し、可視化した動画です。

第三次世界大戦を引き起こしかねないと懸念されている、アメリカとイランの対立についてや、第二次世界大戦の犠牲者数について紹介します。

トランプ大統領が対決姿勢を露わに

アメリカ軍がイランの英雄であるイラン革命防衛軍・ソレイマニ司令官を殺害したことで、アメリカとイランが真正面から軍事衝突するのではないかという危惧がささやかれます。

イランはアメリカに対して報復をする可能性を示唆していますが、トランプ大統領はイランを強く牽制しました。

イランが報復攻撃をした場合、即座にアメリカはイランの52の地点を攻撃すると、非常に強い警告を発しています。

これまでも決して関係が良かったわけではない両国ですが、対決の姿勢がここまで露わになったことで、緊張感が最高潮に達しました。

イランの軍事力は世界14位

アメリカの「グローバル・ファイヤー・パワー」は、世界各国の軍事力をランキング化しています。

もちろん圧倒的第1位はアメリカですが、イランも14位にランクインしていて、軍事的に決して弱小国というわけではありません。

この2国に対し、大国がそれぞれの陣営に支援をするような事態となれば、確かに「第三次世界大戦」のような、世界規模の戦争となる可能性も否定できないですね。

第二次世界大戦の死者数を棺桶で可視化した動画が話題に

第三次世界大戦の危機感が高まっている中、第二次世界大戦の死者数をわかりやすく可視化した動画が注目されています。

死者数を76cm×180cmの棺桶にして、その棺桶を積み木状に積み上げていく動画です。

10万人規模の犠牲者で、積み上げた棺桶はジャンボジェット機ほどの大きさに到達します。

日本の死者数は、この動画で310万人と紹介されていますが、積み木のようにタワーになった棺桶は、エッフェル塔の高さを超えてしまいました。

第二次世界大戦で最も多くの死者数を出したソ連の死者数2,400万人となると、その高さは、なんと1.8kmに達します。

第二次世界大戦は全世界で5000万人以上が犠牲に

第二次世界大戦では、死者数が正確にわかっていないものの、最低でも5,000万人以上とされており、8,000万人超が犠牲になったと見る統計もあります。

当時の世界人口の2.5%以上は、最低でも犠牲となっている計算です。

日本の犠牲者数310万人(こちらも統計によって数字に違いあり)も、当時の人口の3%ほどが亡くなっている計算となります。

スターリングラードで絶滅戦を繰り広げたソ連・ドイツや、ドイツのホロコーストで多くのユダヤ人が犠牲になったポーランドのような国は、さらに悲惨な数字が出ています。

ソ連やポーランドは、人口の10%以上が犠牲となっていて、その多くが軍人ではなく民間人です。

こうした数字を見ると、単なる局地戦にとどまらない、世界中を巻き込む戦争が、かなり多くの犠牲を強いる、愚かなものであったことがよくわかります。

トランプ大統領はイランに厳しい言葉で警告

これまでも、1962年のキューバ危機など、第三次世界大戦が起きるのではと懸念される出来事は多数ありました。

しかし、これまでは幸い、大国同士が総力戦の様相を呈するような、世界規模の戦争は回避されています。

今回のアメリカとイランの対立も、世界中を巻き込む悲惨な戦争の火種にならないよう、祈りたいものです。

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