2020年4月23日女優の岡江久美子さんが亡くなりました。
コロナに感染していることが公表されておらず、訃報を知った人々はショックと驚きを隠せませんでした。
実は、岡江さんの娘であり女優の大和田美帆さんは、亡くなる前日にコロナの怖さについて自身のTwitterで語っていました。
大和田美帆さんのプロフィールとコロナ感染者の家族としての不安が垣間見えるTwitterについてまとめました。
目次
岡江久美子の娘 大和田美帆とは?
大和田美帆さんは、ドラマや舞台などで幅広く活躍する女優さんです。
俳優の大和田獏さんと岡江久美子さんの一人娘として生まれ、芸能一家の中で育ちました。
高校生時代からミュージカルに興味を持っており、20歳の時に舞台「PURE LOVE」でデビューしました。
2014年には高校時代からの友人である一般男性と結婚。
2015年に長女を出産するも、2018年に離婚しシングルマザーになりました。
大和田美帆が母の死の前日にコロナの恐怖を語る
美帆さんは、岡江さんの亡くなる前日に自身のTwitterを更新しました。
そこには、埼玉県の男性が軽症と診断され自宅待機中に死亡したという記事を引用していました。
岡江さんよりも若い50代の方です。
16日に感染が確認され自宅待機していた男性は20日夜に体調の悪化を保健所に伝えました。
翌21日に入院予定でしたが、残念ながら容体が急変し、搬送された病院で死亡が確認されたそうです。
この記事に対し美帆さんは
「だから絶対かからないようにするしかないんです。うつさないようにするしかないんです。コロナ、怖いんです。
そのためには、どうか家にいれる人はいましょう。お出かけは、自粛しましょう。自分のためにも医療従事者の方々をこれ以上苦しめないためにも。」
と訴えました。
だから絶対かからないようにするしかないんです。うつさないようにするしかないんです。コロナ、怖いんです。
そのためには、どうか家にいれる人はいましょう。お出かけは、自粛しましょう。自分のためにも医療従事者の方々をこれ以上苦しめないためにも。 https://t.co/oWiDCqruV2
— 大和田美帆 (@miho_ohwada) April 22, 2020
コロナ感染者の家族として不安な日々を送る
岡江さんは4月3日に感染が発覚し、6日には重体化してしまったそうです。
ICUで人工呼吸器に繋がれた母の様子を聞いた美帆さんの心中は、察するに余りあります。
緊急事態宣言が出た翌8日には、「家にいるだけで感染防止になる」とツイートしています。
家にいるだけで感染防止になる。
それは絶対。家にいましょう。
分かっていても
働きに出なきゃいけない人がいる。
肺炎で辛い想いをしてる人
それを心配する人がいる。
みんなが苦しい時。
特に自分ではなく人のために働いてくれてる全ての人に感謝。
そして祈る。一日でも早く収束しますように。— 大和田美帆 (@miho_ohwada) April 8, 2020
10日のTwitterも、家にいようと訴える内容に。
ロンドンの車内アナウンスの様子を報告するTwitterを引用しています。
家にいられる人は家にいられない人のためにも家にいるべき。
それにしても
日本じゃありえない車内アナウンス。
すてきです。自分の意見を持ち、自分で発言する力がある人間に、わたしはなりたい! https://t.co/GPkWnfTaIW
— 大和田美帆 (@miho_ohwada) April 10, 2020
11日には「誰かに会いたい!誰かに会いたい!」と不安で泣き出す娘をあやし、一緒に楽しく過ごそうとした様子が投稿されました。
娘さんも、お母さんの不安を感じ取ってしまったのかもしれませんね。
でも、楽しいことを探して気丈に振る舞う美帆さんがとても素敵です。
どうにか楽しい1日にしたくて、、
でも、、思いの外、、
笑ってくれなかった。笑 pic.twitter.com/xkLUXExwEw
— 大和田美帆 (@miho_ohwada) April 11, 2020
12日にはせやろがいおじさんのYouTubeを引用し、久しぶりの外出で見た人の多さに驚いたことを明かしました。
人々の危機感の薄さを実感されています。
昨日、どうしても出なきゃいけない用事があり誰にも会わず車で外出。頻繁にアルコール消毒も。公園の駐車場やカフェが混んでる事や街に人が多いことに驚愕。用事があったのかもしれないけれど。まだ危機感は薄いんだろうなぁ。
せやろがいおじさんの言葉
伝われー!!https://t.co/dDaA48uYAq— 大和田美帆 (@miho_ohwada) April 12, 2020
2015年のブログを引用し命について振り返る
4月14日に更新されたTwitterには、2015年に大和田美帆さんが綴ったブログが引用されています。
ここ数日、亡くなった祖父に会いたくて仕方がない。おじいちゃーん!!
大和田美帆 「晴れ渡る日も雨の日も」
⇒ https://t.co/06SlxapcGx #アメブロ @ameba_officialさんから— 大和田美帆 (@miho_ohwada) April 14, 2020
両親共働きということで祖父母に預けられていたことが多かった美帆さんは、おじいちゃんっことして育ちました。
2001年に残念ながらおじいちゃんは他界しており、急なお別れになってしまったようです。
そのことに対し美帆さんは以下のように語っています。
私は知らなかったのだ。
大好きな人がいつか突然いなくなることがあるということを。
その人が愛してくれた分その人を愛する前に、その人がいなくなってしまうことがあるということを。
私は祖父の死を境に、以前よりも生きることに興味を持つようになった。
祖父は「死」をもって、「生」を教えてくれたのだ。
今回、母である岡江さんの癌闘病とコロナ感染からの重症化を受けて命についてまた考えたのでしょう。
生きてまた、美帆さんの前に戻って欲しかったと願ってやみません。
大和田獏も6日以降岡江さんと連絡取れず
美帆さんは、岡江さんが亡くなった23日にすぐ父親の大和田獏さんと連名でコメントを発表しました。
「悔しくて悔しくて他は何も考えられない」
と記されたコメントには、最期を看取ることのできなかった辛さや、思いがけない急な別れとなった悲しさがにじみ出ています。
特に、獏さんは重症化した6日に入院中の岡江さんとLINEをしたきり、亡くなるまで何も連絡がとれなかったということです。
担当医から病状の説明を聞くことしかできず、顔を見ることも別れの言葉を交わすこともできなかったそうです。
今は、荼毘に付された美帆さんを待つ状態ということで、コロナウイルスの残酷さが身に染みます。
「必ず治るから」と言っていた岡江さん
美帆さんは、Twitterで何度も「家にいよう」と訴えかけています。
それが一番の防御であり、感染拡大防止にもなります。
コロナでの死亡は、志村けんさんに続き芸能人では2人目になってしまいました。
岡江さんがコロナに罹ったことを公表しなかったのは、必ず治ると信じていたからです。
本人の希望により公表をせず闘病生活を送った岡江さん。
多くの人から愛され、元気をたくさんくれた人が亡くなるのはとても辛いです。
ぜひ、自粛を続けステイホーム週間になるように行動しましょう。
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