『ギルティ～鳴かぬ蛍が身を焦がす～』最新話25話のネタバレと感想！全てを失った爽から瑠衣への宣戦布告

「ギルティ～鳴かぬ蛍が身を焦がす～」の25話では、瑠衣（るい）が秋山の義妹だという真相に辿り着いた荻野爽（おぎのさやか）と母親の関係が描かれます。

瑠衣のせいで、夫の荻野一真（おぎのかずま）とも離婚になり、職場でも騒動を起こし、居場所がなくなった爽。

最後の希望である母が入院する病院では、瑠衣が勤務していました。瑠衣は、一体どのような手段で爽を陥れようとしてくるのでしょうか？

夫の一真とのマンションに戻った爽が、職場で知った衝撃の事実とは？こちらの記事では、ネタバレを含む25話のあらすじや感想をご紹介します。

『ギルティ～鳴かぬ蛍が身を焦がす～』25話のネタバレ

高校生の頃の爽と秋山は、2人で海辺のガラスを探すデートをしていました。

その帰り、家の前で秋山と2人でいるところを見た母親は、「いつまであんな子と一緒にいるの？」と小言が始まります。

母親の鳴き声が苦痛で、気に食わないなら見限ってくれたらいいのにと、考える高校生の爽。

でも、もう今は呆けて何も言えなくなってしまった母。「でも、さやちゃんと毎日夜中にお話してるんだよ。『別の世界に行こう』って」そう言ってくる母に対して、最近支離滅裂な言葉が増えたなと思う爽。

本当は、瑠衣が夜中に爽の母親に話しかけていたのでした。以前にグレーのストールで首を吊ろうとしていたのも、実は瑠衣の仕業だったのです。

荷物を整理して桜木町に戻った爽は、以前通っていた行きつけのバーに顔を出したり、親友の若菜と初詣したりと、少しずつ自分の生活を取り戻しつつありました。

年末に、離婚届を出していた夫の一真。自分に関する捏造記事が出まわってしまい、会社での居場所を失った一真は、せめてもの償いとして爽にマンションを残していたのでした。

そして、職場にも復帰した爽でしたが、既に異動が決まっていて取り返しの付かない状態に。

それでも、編集長が申し訳ないと謝ってくれ、さらに騒動の件での協力者がいないかを調べてくれていたのでした。

今までの騒動の黒幕が中村結（なかむらゆい）と寺嶋（てらしま）だったことを明かされます。

実は結も寺嶋に利用されていただけで、その後は連絡がとれなかったことも。そして結からの手紙を受け取った爽は、会社を後にしました。

その頃、瑠衣の家を訪れていた秋山。「……もう店には来ないでほしいんだ」と瑠衣に告げます。

爽のことで瑠衣を疑っていた秋山は、瑠衣を問い詰めますが、瑠衣は淡々と話します。「私には、お兄ちゃんしかいないんだよ？もう誰もいないんだよ？」

そう言う瑠衣に、秋山は瑠衣のことを大事に思っているとを伝えます。

それと同時に、爽が瑠衣のせいで離婚したことを責め、これ以上何かしたら本気で怒ると強く言います。すると瑠衣は小さな声で謝り、精いっぱいの笑顔で秋山を見送ります。

秋山が去った後、瑠衣は自暴自棄になり周りの物を投げ飛ばして、部屋をめちゃくちゃにしてしまっていました。その部屋に1人横たわり、「…何が『全部失った』だよ……まだ残ってんだろうが……」とつぶやきます。

そして、爽の母親のもとに向かった瑠衣は、病室に誰もいなくなったことに気づきます。

結からの手紙のおかげで瑠衣の狙いに気づいた爽が、先手を打って別の病院に移動していたのです。母と手を取り合って、編集長のツテをたどって病院に向かう2人。

母のようになりたくないと抗う力が、母を守る強さになっている爽。

しぶとく生きる決意をした爽は、瑠衣に「潰せるもんなら潰してみたら？」とメッセージで宣戦布告するのでした。

ついに爽と瑠衣の正面対決が始まりました。

今までは間接的に爽を追い詰めていた瑠衣でしたが、秋山に突き放されたことで、正面から向き合わざるを得ない展開になってきました。

夫の一真とも完全に離婚して、元の職場にも戻れなくなってしまった爽。

最後に残された母親を執拗に狙っていた瑠衣でしたが、結の機転のおかげで先手を打つことができてホッとしました。

職場のことも離婚のことも、完全に瑠衣の手のひらで踊らされていたので、これで一矢報いることができましたね。

ここからは爽の反撃が続けば、と思うのですが……まだ正体の明かされていない先生や、秋山と瑠衣に過去あったことなど、気になる謎も残されています。

ここからどんな風に女の戦いが始まるのか？次の話を早く読みたいです！

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