解体業者フジムラが無償撤去!千葉台風でゴルフ場鉄柱倒壊で民家損壊に助け舟!ネットでは称賛の声が

9月に発生した台風15号は、特に千葉県で多くの爪痕を残し、停電や家屋の損害で通常の生活がままならない方もいる状況です。

特に大きく取り上げられた事故が、市原市のゴルフ練習場で、強風により鉄柱が倒壊し住宅を直撃したものでした。

かなりの高さ・重量の鉄柱が倒壊したため、住宅に被害が出ただけでなく、その鉄柱が未だ除去できていないことも、大きな問題となっています。

その問題に、民間の解体業者が助け舟を出そうとしています。無償で撤去しようという方針を示していて、この善意に地域住民はもちろん、ネットからも感謝や称賛の声が上がりました。

市原市のゴルフ練習場鉄柱倒壊事故に、無償で名乗りを上げた「フジムラ」という業者についてや、今後の鉄柱撤去の見通しなどについてまとめています。

ゴルフ場鉄柱倒壊、解体業者フジムラが無償撤去の方針

出典:株式会社フジムラ

台風15号で倒壊、住宅に直撃したゴルフ場の鉄柱の除去について、東京都に本社を置く解体業者「株式会社フジムラ」が住民説明会を行いました。

説明会では撤去に2か月ほどかかる見通しであることや、鉄柱の除去は無償で行う方針であることが説明されています。

「フジムラ」は解体業者の中でもかなりの大手で、東京オリンピックに向けた新国立競技場に伴う、旧国立競技場の解体工事なども手がけているところです。

信頼できる大手により解体工事が進められるのなら、地域の方も安心できますね。

倒壊した鉄柱のゴルフ場「市原ゴルフガーデン」は未だ対策打ち出せず

今回の台風による鉄柱倒壊は、鉄柱の所有者であるゴルフ場「市原ゴルフガーデン」が、有効な対策を打ち出し、住民に説明することができていませんでした。

住宅の補償などの金額は莫大な金額となりますし、鉄柱の撤去だけでも相当な費用がかかり、自社だけで片付けられる問題ではありません。

行政も、市の所有物ではない鉄柱を勝手に除去することはできず、手をこまねている状況でした。

そのため、今回第三者である解体業者「フジムラ」が無償で鉄柱除去に名乗りを上げたのは、まさに助け船となります。

無償で倒壊鉄柱撤去に名乗りのフジムラにネットから称賛の声

無償で台風により倒壊した鉄柱を除去しようと申し出た解体業者「フジムラ」に対し、住民からは感謝の声が上がっています。説明会では涙を流す住民の姿もありました。

ネットでも、無償で撤去を行う方針の同社に多くの称賛の声が寄せられています。

しかし、鉄柱倒壊により被害を受けた住宅にお住まいの方の生活再建は、これがほんの始まりにすぎません。

まず、解体業者が無償での鉄柱撤去に名乗りを上げたとはいえ、鉄柱の所有者であるゴルフ練習場に同意を取り付けなければなりません。

また、鉄柱の撤去には2か月ほどかかる見通しであり、これも今後の天候状況などにより遅れが出る可能性があります。

そして、解体業者が手助けできるのは鉄柱の撤去だけであり、壊れてしまった住宅の補償は全くの別問題です。

ゴルフ練習場の設備に不備があったとしても、莫大な補償費用を全額ゴルフ練習場が支払うことはかなり困難となります。

設備に不備がなく、天災による倒壊と認められた場合は、ゴルフ練習場に補償責任を求めることすらできません。

行政の支援がどこまで受けられるのかも含め、被害者の方の生活再建はまだ見通しが立っておらず、被害者の方の不安はまだ拭えない状況です。

一刻も早く住民の生活が元通りになるように

千葉県を暴風が襲った台風15号による被害は、まだ地元住民の方の生活に大きな影を落としています。

停電はほとんどの家庭で解消されていますが、今でも一部の家で電気が供給されておらず、電気のない生活が長期化しているところも。

ゴルフ場の鉄柱直撃を受けたところ以外でも、損壊被害のある住宅は多く、地域住民の方が早く元通りの生活に戻れることを祈りましょう。

鉄柱の撤去作業が始まる

10月28日から鉄柱の撤去作業が開始しました。

初日には両脇の鉄柱から撤去を始め、2日目には13本あった鉄柱が10本になっていました。

鉄柱は切断をしながら1本ずつ撤去しますが、縦の鉄柱をつなぐようにして横に渡る鉄柱が作業を困難にしています。

縦の鉄柱はこれ以上家を破壊しないように下に支えを入れていますが、横の柱でバランスを取っている部分もあるので、クレーン2台を使用しながら慎重に作業が行われています。

撤去作業がはじまったことで、1ヶ月半動かせなかった車を無事に移動させることができた住人もおり、ようやく始まった撤去に顔がほころぶ一面もありました。

作業の完了は12月中旬くらいになるそうです。

補償はどうなる? 進まない住人とゴルフ場の話し合い

フジムラが撤去作業を開始しましたが、まだ住人とゴルフ場での補償の話し合いは平行線をたどっています。

今回の撤去時に発生した損害にたいしては、フジムラが賠償責任保険に加入し、保険料はゴルフ場が不安します。

しかし、被害のあった住宅の補償については、ゴルフ場の担当弁護士から

「天災なので(住民それぞれの)火災保険で対応して欲しい」

「自然災害なので過失責任はない」

という連絡があったそうです。

住人たちは不服を申し立てていますが、話は平行線のまま進んでいません。

現在仮住まいなどで自宅を離れている住人達が、安心して自宅に戻れるのはいつになるのでしょうか。

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5 件のコメント

  • 無償とは、殊勝な事だけど、解体時にでる鉄骨、鉄スクラップはどこの財布に入るのでしょうか?
    ①フジムラ②ゴルフ場?スクラップ代金は、馬鹿にならないはず!!

    • 今はキロ、鉄H15円くらいです、北京オリンピックあたりはキロ70円くらいでした。
      燃料代にもなりません。フジムラさんが鉄代ももらえなかったら、とんでもないですね!
      1日の機械代、アタッチメント、車両、人件費、経費だけでも何百万でしようね!
      ちなみに鉄はたぶん二百万あるかないかくらいだと思いますよ、フジムラさんの狙いはたぶん広告じゃないですかね!

    • 昔と違って今の鉄屑の金額は二束三文。
      無償解体を行なってその分鉄屑を解体業者が取得できるとしても本来の解体業務の重機代や人件費、危険負担費に対して見合う額には…もう判りますよね?

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