4月中旬から、子供向けに新型コロナウイルスの感染防止を分かりやすく伝えた動画が話題になっています。
戦隊ヒーローが悪のウイルスと戦うというストーリーになっており、ヒーローそれぞれの特色も出ていることから子供から大人まで楽しめる内容になっています。
現在配信中の動画のまとめと制作背景について紹介します。
健康戦士コロタイジャーとは?
静岡大学と法政大学、公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)の有志により、子供向けに感染症対策防止動画が制作されました。
それが、健康戦士コロタイジャーです。
コロタイジャーは悪役コロナ(新型コロナウイルス)と戦います。
子供にわかりやすくということをテーマに、クイズ形式で正しい手洗いの方法を伝えたり、感染者や医療関係者への偏見をなくし、思いやりを持つ心の育成に努めています。
現在は英語字幕入りですが、今後世界に向けてスペイン語やフランス語字幕もつける予定だそうです。
健康戦士コロタイジャーの動画紹介
2020年5月5日の時点で、動画は7つ公開されています。
そのうち3つは主題歌、うち2つは次回予告となっており、本編はレッドとピンクの2つで次回イエローが公開予定です。
えいせいレッドのお話は悪の敵コロナーの恐怖を伝え、その対処法をクイズ形式で教えていくストーリーです。
第二弾のおもいやりピンクは、主題歌もピンクバージョンに代わっています。
おもいやりピンクは相手の気持ちを寄り添うことを伝えます。
コロナ禍で失われかけた思いやりの心を取り戻し、感染者と医療従事者への偏見をなくそうと訴えます。
次回予告であるメタにんちイエローは、自粛疲れやコロナ禍の恐怖で不安になった心のコントロール方法を教えてくれます。
公開日は未定ですが、どんな内容になるのか楽しみです。
現在、めんえきホワイトの動画も制作中とのことで、今後の動画から目が離せません。
豊富な主題歌に注目
主題歌は通常のアニメ版の他にカラオケバージョンと一緒に踊ろうバージョンがあります。
妙に耳に残る主題歌は、ちょっと癖になるリズムです。
一緒に踊るバージョンは、えいせいレッド役の加藤幸夫さんが登場し、「かとちゃんと踊ろう」としてダンスの指導をしています。
運動不足解消にぴったりですね。
主題歌の作詞、作曲、歌を担当するのは、舞台音楽家の棚川寛子さんです。
20年以上SPACの舞台音楽を担当しており、2003年に朝日文化芸術賞を受賞するなど華々しい活躍をされている方です。
えいせいレッドを担当する加藤幸夫さんはSPACのメンバーとして数々の作品に出演してきました。
健康戦士コロタイジャーを見た人の反応
テレビや新聞で取り上げられたことにより、コロタイジャーを知ったという人が多くいます。
子供向けにわかりやすく伝えているという点が評価を高くしており、独特な主題歌が癖になるという人も。
ポイントをしぼって伝えているのがとても分かりやすいと好評です。
健康戦士コロタイジャー
思いやりピンクの
YouTubeみたら涙出てきちゃったよ(^_^;)
涙腺が緩みっぱなしだな
しまらんな(T_T)— ぢょろぞう (@jorozo___) May 4, 2020
その52 えいせいレッド#健康戦士コロタイジャー
たまたま夕方のニュースで見た静大などの有志の方々が始めた子供達へ向けたコロナ対策の一環「コロタイジャー」。動画制作の専門外の方々が一生懸命作られたということに深く感銘。未就園児をもつ親としてもこれは広めたいと。自分にも出来る事を! pic.twitter.com/OUK6NZcZ1P— SHIMPei (@TSKkenshin) April 24, 2020
「健康戦士コロタイジャー」~えいせいレッド編~すごい強い動画見つけた。子供への新型コロナ対策の啓蒙用だが、間違いなクセになる。このOP曲すごいぞ。コロコロコロナ~ぶっとばせ~…はいいとして、時折「ウオンチュ!」とかってコロナ啓発と無関係の叫びが入ってくる。https://t.co/OOVXx5NCVJ
— スカイDJ (@sky_dj_) April 21, 2020
今後の動画にも期待
主題歌をみるとコロタイジャーは全部で4人のようです。
現在レッドとピンクの動画が配信中で、今後イエローとホワイトの動画が予定されています。
日々不安をあおるような報道がされ、最前線で戦う医療関係者や感染者の人たちも辛い状態が続いています。
少しでも前向きになり、正しい知識がコロタイジャーによって学べることを願います。
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