日本人で初めてNBAのドラフトで指名され、日本のバスケットボール史上最高の逸材と注目が集まる八村塁選手が、NBAでの第一歩を踏み出しました。
今シーズンの開幕戦、マーベリックスとの試合にスタメン出場し、前評判にたがわぬ活躍を見せています。
デビュー戦から大いに活躍し、ファンを沸かせた八村選手は、今後スーパースターへの階段を駆け上がることはできるのでしょうか。
八村選手のデビュー戦の詳細や、獲得が期待される新人王の可能性についてまとめました。
目次
ウィザーズ八村塁がNBAで開幕戦スタメンの快挙
日本時間で10月24日に行われたマーベリックスとの開幕戦で、ウィザーズ所属の八村塁選手がスタメン出場しました。
NBAチームからのドラフト指名に続き、NBAの試合でスタメン出場も、日本人で初めての快挙です。
大学時代からNBAに注目され、9番目にドラフト指名された八村塁選手は、日本だけでなく世界のバスケットボールファンから注目されています。
ウィザーズに加入後も存在感を示し、とうとう開幕スタメンの座を勝ち取ったのは、最高のスタートと言えますね。
八村塁のデビュー戦は24分の出場、ダブルダブルを達成しチームに貢献
八村塁選手はマーベリックスとの試合で24分間の出場、14得点10リバウンドを記録しました。
得点、リバウンドと2つのスタッツで2ケタを記録するダブルダブルを達成し、チームに貢献しています。
ウィザーズは残念ながら100-108でこの試合に敗れていますが、八村選手個人のデビュー戦としては、非常に良い船出となりました。
八村選手はフォワードの選手ですが、腕の長さや高い身体能力を生かし、攻撃はもちろん、守備も自分の持ち味と自負しています。
これからの長いシーズン、得点だけでなく、幅広い活躍が期待される選手です。
八村塁のスリーポイントを課題として指摘する声も
デビュー戦で活躍した八村選手でしたが、課題が全くないというわけではありません。
スリーポイントシュートは、2本試みてどちらも失敗しています。
NBAのバスケットボールはどんどん進化していて、ゴール下で活躍するパワーフォワードも、スリーの精度などが求められる時代になりました。
八村選手はこのスリーポイントが課題とされることが多いです。プレー全体でファールを少なく抑えることや、ポジショニングの修正などを課題に挙げる方もいます。
もちろん、八村選手はまだルーキーで、伸びしろは未知数です。これからどんどん試合出場のチャンスをもらい、弱点とされる部分の克服を期待したいですね。
デビュー戦からスタメン出場の八村塁、新人王への期待もライバルは強力
開幕スタメンを勝ち取り、デビュー戦を飾った八村選手に新人王を期待するファンも少なくありません。
しかし、NBAには八村選手以外にも大物ルーキーがたくさんいて、新人王への道のりは簡単ではありません。
新人王最有力と目されていた、ペリカンズのザイオン・ウィリアムソン選手はケガで長期離脱しています。
しかし、ザイオン選手以外にも強力なライバルは多数いて、特に注目されているのがグリズリーズのジャ・モラント選手です。
大学時代に1試合平均20得点10アシストを記録したのは史上初、人間離れした跳躍力など、高い身体能力を誇ります。
八村選手はすごい選手とはいえ、ドラフトでは9番目に指名された選手です。
単純に言ってしまえば、八村選手以上にドラフトで評価された選手が8名いるということになりますね。
いくら八村選手でも、彼らを制し、新人王を獲得するのは非常に困難なことですが、可能性はゼロではないので、今後の活躍を願いましょう。
日本バスケの歴史に名を刻む八村塁、今後NBAでどこまで飛躍できるか
NBA開幕戦スタメン出場により、また1つ日本のバスケットボール選手として初の快挙を達成した八村塁選手に、今後も注目が集まります。
新人王獲得となれば、バスケの本場アメリカでは、イチロー選手を超えるレベルのスーパースターになる可能性すら秘めています。
まだシーズンが開幕したばかりですので、ケガだけはしないよう願いたいですね。
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