11月7日(木)に行われたバンタム級WBSS(World Boxing Super Series)トーナメント決勝で、井上尚弥選手がノニト・ドネア選手を下し、見事優勝しました。
激しい打ち合いとなる中、井上選手は11Rにダウンを奪い、判定3-0での勝利となりましたが、この11Rのダウンが物議を醸しています。
映像を確認した多くの方が、あのダウンはKOではないかと感じています。
このドネア選手のダウンがKOではないかと話題になっている理由や、おかしいと指摘する方が多いレフェリーの動きについてまとめました。
目次
井上尚弥WBSS決勝、11Rのダウンで10カウントでKOでは?という疑問の声
井上尚弥選手がWBSS決勝で、ドネア選手からダウンを奪ったのは11Rの左ボディです。
ドネア疑惑のカウント
レフェリー数えるの遅いのと10カウントと同時に立ってたのはギリアウトでは、試合は最高だった試合は井上勝ったからまだいいけど。そしてヒカキンとセイキンの存在感#井上尚弥 pic.twitter.com/ShlgXZtTgH— トーラス、 (@_6NNTN) 2019年11月7日
コーナーで片膝をついてしまったドネア選手に、レフェリーがダウンを宣告し、カウントを取ります。
ドネア選手はぎりぎりで立ち上がり、試合続行となりますが、この映像をよく見ると、審判が両方の手のひらで「10」を示した後に立ち上がっていることがわかります。
10カウントの間に立ち上がれていないので、この時点で井上選手のKOになるのではないかと疑問の声が上がりました。
この時点で、なぜレフェリーはKO宣言をせず、試合を続行させたのかと批判する声もあります。
試合はこのまま一気に井上選手が決めてしまうかと思われましたが、ドネア選手はその後倒されることなく、逆に鋭い反撃も繰り出してきます。
結局12Rを終えてもKO決着はなく、判定で井上選手の勝利をとなりました。
井上尚弥11Rの左ボディ後の追撃はレフェリーが割って入り、その後にダウン宣告、妨害ではとの意見
ドネア選手の11Rのダウンシーンでは、レフェリーにもう1つおかしいという声が上がっています。
井上選手が立っている状態のドネア選手に追撃しようとしたところに割って入り、妨害しようとしているという意見です。
11Rの問題のシーン、井上選手は左ボディをドネア選手に効かせます。
ドネア選手は井上選手に背中を見せ、距離を取って離れていきました。この時点では、ドネア選手は膝をついておらず、歩いて動いています。
コーナーに逃げるドネア選手を追撃しようとする井上選手の前に、レフェリーが割って入り、井上選手を止めました。
この間にドネア選手は膝をつき、ここからレフェリーがダウンカウントを数え始めます。
- ダウンしていない相手への追撃をなぜ妨害しようとしたのか
- 攻撃をやめさせるのなら、あの時点でスタンディングダウンを取るべきではないか
- ダウンカウントも10カウント過ぎており、井上選手を妨害していた時間も加えると完全にKOでは
など、レフェリーの動きやジャッジを疑問視する方が非常に多いシーンでした。
井上尚弥vsドネアの11Rのダウン、レフェリーの試合続行に怪しいと感じる人多数
井上尚弥選手vsノニト・ドネア選手の試合を裁いたレフェリーには厳しい意見が続出しています。
一方で、まだ見たくなるほど素晴らしい試合であり、試合を止めなかったことを責める気になれないという方もいらっしゃいました。
実際、この試合は井上選手が圧倒的に有利とされていましたが、36歳の大ベテラン、ドネア選手が下馬評以上の激しいファイトを見せます。
井上選手が効かされる場面もあり、早いラウンドで井上選手がKOしてしまうのではという予想を覆す大熱戦となりました。
そんな試合だっただけに、試合終盤11Rのダウンで試合終了させず、試合続行させてしまったことは理解できるという意見が出ています。
一方、選手の健康を気遣うこともレフェリーの義務であり、本来KO負けの状態で試合を続けさせ、ドネア選手に何かあったらどうなるのかという厳しい声も多数ありました。
井上尚弥は前評判通りの実力でWBSS王者に、今後は本格的な海外進出か
ノニト・ドネア選手を判定で下し、見事にWBSS王者に輝いた井上尚弥選手は、試合後にアメリカのプロモーターと契約したことが発表されました。
米国でも大手のトップランク社と契約を結び、今後はアメリカで試合を行っていくことになる可能性が高いです。
これからは、井上選手にとってさらに厳しい戦いが待ち受けていますが、これからも勝利を積み重ねてほしいですね。
WBSS決勝試合の見逃し動画を無料視聴する方法や再放送は?
井上尚弥選手とノニト・ドネア選手のWBSS決勝試合は、地上波では2019年11月7日(木)にフジテレビ系列とNHK-BS8Kで19時57分から放送されました。
この世紀の一戦を放送後に再放送がないか調査したところ、WOWOWライブにて11月9日(土)と11日(月)の21時からネット放送として観ることができます。
・11月7日(木):フジテレビ系列とNHK-BS8Kで生中継放送
・11月9日(土)、11日(月):WOWOWライブにて録画放送
リアルタイムで見逃してしまったという方は、WOWOWライブの再放送で観ることができます!
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