ラグビーワールドカップ2019で日本代表が4連勝しベスト8進出、素晴らしい成績を残しており日本全体でも押し上げのムードが漂っています。
そんな中、ラグビー最強王国「オールブラックス」も着々と勝ち星をあげ、2019年10月19日(土)にアイルランドとベスト4をかけて戦います。
もし、オールブラックスが今大会も優勝すれば3大会連続の優勝となります。今年のオールブラックスは、世代交代をしたものの、その強さは健在です。
予選を勝ち上がった国すべての壁となって立ちはだかるオールブラックスという最大の壁。
今回は、ラグビーワールドカップ3連覇がかかるオールブラックスのハカの種類や強さの秘密について紹介します。
目次
オールブラックスのこれまでの成績は?
ラグビーワールドカップは、1987年から開催されており、この年にオールブラックスは優勝しており、2011年・2015年と2連覇を達成、今年優勝すれば3連覇という偉業を達成します。
ニュージーランドでは、これまでにない熱気を帯びているでしょう。
優勝ができなかったワールドカップでも、毎回のようにベスト8やベスト4まで残るので、どの世代でも強かったのは確かです。
もちろん今年も優勝候補の1つとされています。
今の世代のオールブラックスは、歴代でも上位の強さと言われており、現在ラグビーW杯では15連勝中と圧巻の成績です。
10月6日に行われたナミビア戦では、11トライ71得点と王者の強さを見せつけました。
テストマッチや国際線でも全チームに勝ち越し
オールブラックスは、テストマッチや国際線でも全チームに勝ち越しており、この記録はラグビーワールドカップ出場している国の中では唯一の記録です。
この記録がオールブラックスの強さたる所以であり、同じ相手には連続して負けないところが王者です。
勝率も4分の3の勝率であり、この勝率はサッカー王国のブラジル代表の勝率記録を上回る記録です。
特に強かったのは1905年〜1906年の時で、この時期に初の北半球遠征を行いました。
この遠征時の成績は35戦34勝1敗とおそるべき数字を残しました。この衝撃を受けて以降オールブラックスと呼ばれるようになりました。
オールブラックスはなぜそこまで強いのか?
ニュージーランドはスポーツを行う前の儀式としてハカを行います。
これはラグビーだけに限った話ではなくバレーボールやバスケットボールでも行われています。
オールブラックスが行うハカには「カ・マテ」「カパオパンゴ」の2種類が存在します。
最も知られているのが「カ・マテ」です。
ラグビーワールドカップ2019ニュージーランド代表「カ・マテ」の動画
この「カ・マテ」は、オールブラックスの他にも、スーパーラグビーのキーウィズもしていることから有名です。
対戦相手への敬意も示すと同時に多少の威嚇もあるので見ている側も迫力満点です。
自軍の士気も上がり戦闘態勢に入る儀式です。
もう1つが「カパオパンゴ」です。
ラグビーワールドカップ2019ニュージーランド代表「カパオパンゴ」の動画
このハカはカ・マテよりかはあまり知られておらず、披露するのも国際戦の大一番勝負で披露されます。
カパオパンゴは、2005年から披露されており、より意味合いもオールブラックスのために作られた内容になっています。
国の英雄になるために
ニュージーランドではオールブラックスに入ること=国の英雄とされています。
それほどラグビーに対して国全体が総力をあげています。
幼少期からラグビーに触れ合うため、1つ1つのプレーの選択が正しいです。
またラグビーにおいて重要な要素の1つ味方を生かすプレーが、オールブラックスの選手は全員できています。
リカバリーやフォローも早く、全員が走れて守れるのが当たり前にできているのが素晴らしいです。
攻撃のオプションも豊富でいろんなバリエーションから得点を取ることができます。
相手からしてもどう守っていいのかがわからなくなります。かといってミスをすることもないので付け入る隙がないです。
今後もオールブラックスから目が離せない
オールブラックスは、間違いなく決勝トーナメントを勝ち上がってくるでしょう。
日本代表も決勝トーナメントを勝ち進めば決勝の相手は、おそらくオールブラックスと当たります。
日本対オールブラックスの対戦になったら非常に楽しみです。
ジャイアントキリングをする日本代表に対し、オールブラックスはどのような対策を立ててくるのかが注目ポイントです。
日本代表と同時並行でオールブラックスの戦いも1度は見てみてはいかかでしょうか。
1度見ればオールブラックスの強さに惚れ惚れします。
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