Mカで韓国ONCEの応援に感動広がる?TWICEサナのインスタが炎上!

韓国の人気アイドルグループ「TWICE」のサナが、インスタの投稿から炎上し、韓国でバッシングを受けるという事態に陥っています。

韓国では、連日のようにメディアサイトでサナのニュースが上位に上がるなど、かなりの関心が集まっている様子。そのせいか、音楽番組に出演するサナの硬い表情も話題となっています。

このページでは、サナのインスタが炎上した理由、バッシングの内容、そしてサナを守ろうとするTWICEメンバーとONCEの行動を詳しくまとめました。

サナのインスタが大炎上!毎日続くバッシングの理由は?

炎上のきっかけは、サナがインスタで「平成」「令和」に触れてしまったこと。

サナのツイート内容は、以下のようなものです。

「平成生まれとして、平成が終わるのはどことなく寂しいけれど、平成お疲れさまでした!!!令和という新しいスタートに向けて、平成最後の今日はスッキリした一日にしましょう!」

平成生まれのサナは、自分が生まれた平成が終わることを惜しみつつも、新しい令和の時代に思いを寄せている…インスタはそんな内容です。

しかし、韓国ネチズンの一部は「平成や令和は天皇を指す言葉」と受け止め、サナに怒りの矛先を向けました。つまり、サナの投稿が歴史問題に触れてしまったということですね。

韓国では、日本の元号が変わるにあたり、かつての日本植民地時代を報じており、そのことも炎上につながったと思われます。サナは連日バッシングを受け、インスタにはサナを追い込むような書き込みが並んでいました。

TWICEは、新曲「FANCY」を引っ提げてのカムバ活動中。そのため、連日のように落ち込むサナの様子が報じられ、それもまた議論を呼びました。

涙するサナに「それも戦略」と辛らつな韓国ネチズン

5月3日に公開された「ミュージックバンク」の出勤風景にて、サナは集まったファンの前で涙をこぼしました。

韓国では、連日ネットニュースのトップに来るほどの議論となってそうですから、サナのメンタルの負担は大変なものだったのでしょう(※自分を応援するファンを見て、涙を流したと紹介する記事もありました)。

しかし、サナが涙をこぼしたのを見た韓国ネチズンは、「涙も計算のうち」「賢いようだ、いつ涙を流さなければならないのかを知っている」「大人なのに、感情の調節もできないのか」と辛らつなコメントを寄せました。

ただし、韓国ネチズンは同じ韓国人であっても、比較的厳しい声をあげる傾向にあります。また、これらの中傷に対し「あなたたちは本当に恐ろしい。芸能人を自分のストレス解消にしている」と諫めるコメントも見られました。

参照:http://www.wikitree.co.kr/main/news_view.php?id=425271

それでもサナの投稿を消さないTWICE公式インスタ

サナが叩かれるなら文大統領はいいの?

歴史問題で天皇に微妙な感情を持つ韓国。その韓国で活動するサナが、「平成」「令和」という言葉を出したことでバッシングを受けたわけですが…。

でも韓国の文大統領も、わざわざ天皇陛下(上皇陛下)に書簡を送り、謝意を示しています。しかも、大統領だけでなく首相までフェイスブックで謝意を示していると報道されています。

時事通信社の記事を、一部引用させていただきます。

>【ソウル時事】韓国外務省報道官は30日、文在寅大統領が天皇陛下に送った書簡で「在位期間中、平和の大切さを守っていくことの重要性を強調し、韓日関係発展に大きく寄与したことに謝意を表明した」と明らかにした。

>また、李洛淵首相もフェイスブックなどに投稿し、「韓日関係を重視された明仁天皇に感謝いたします」と述べた。「即位される徳仁天皇は昨年3月、ブラジリアで行われた(国際会議)世界水フォーラムでお会いし、かなり深い言葉を交わしてくださり、感謝いたします」とも語った。

>その上で、「令和時代、韓日両国が未来を共に準備する新たな友好協力関係を構築することを望みます」と表明した。

サナは「平成」「令和」に触れただけですが、大統領と首相はハッキリ謝意を示しています。でも、特に叩かれているという話も聞かないです。

日本人が言うのと韓国人が言うのとでは違うのかもしれませんが、ちょっと矛盾を感じますよね。

サナを攻撃するネチズンに韓国ONCEがとった行動とは?

韓国ネチズンから大バッシングをされたサナ。サナを守るために、なんと韓国ONCEが立ち上がりました。

5月2日に放送された「M CONTDOWN」にサナが出演したときのこと。TWICEは見事に1位を獲得しますが、やはりサナは元気がありませんでした。

しかし、リーダーのジヒョの挨拶が終わったあとに続いた、ファンのコールを聞いてみてください。以下の動画の2分くらいから。

韓国のONCEが、懸命に「がんばれ!がんばれ!」と日本語で叫んでいる様子がお分かりになりますでしょうか。

ファンの方が挙げてくださった動画から。

ONCE全員で「がんばれ!がんばれ!」と言っているのが、確かに聞こえますよね。サナの炎上を知ったファンたちは、サナに会うことができるこの収録の場で、懸命に彼女を支えようとしたのです。

ファンの声援を受け、サナは90度に近いお辞儀をを見せ、愛情に答えました。

この動画は日本のONCEのもとにも届き、韓国ONCEの深い愛情に感謝を示すツイートが相次いでいます。

日本のメディアは、韓国でサナのインスタが炎上したことは取り上げても、このような韓国ONCEの行動はなかなか取り上げてくれません。サナをバッシングしている韓国人がいる反面、守ろうとしている韓国人もいるということが、きちんと伝わってほしいですね。

サナインスタに応援コメントを寄せる世界のONCEたち

サナのインスタには、一部の韓国人から心無い言葉が寄せられていました。

悪質なコメントを彼女に見せないよう、世界のONCEたちが立ち上がり、彼女のインスタを応援の言葉で埋めるという行動に出ています。

インスタのコメントをサナへの愛で埋め尽くし、悪質なコメントを下に下げているわけです。サナのために、多くのONCEが行動を起こしています。

サナを守るTWICEメンバーにも感動の嵐?

中傷を受けるサナのために、TWICEのメンバーも行動を開始。

メンバーたちが、あちこちでサナを守る様子を見せ、世界のONCEが拍手を送っています。

サナの隣にさりげなく移動するリーダーのジヒョ

5月1日、「SHOWCHAMPION」で1位を獲得したTWICE。せっかくのFIRSTWINですが、サナは明らかに元気がありません。いちばんバッシングがひどい時期ですからね…。

最後にもう一度ONCEの前でアンコールを披露するとき、よく見るとジヒョが移動してサナの隣に行くのが解ります。

サナは向かっていちばん左端。ジヒョは途中で列から抜け、サナの隣に移動していますね。サナを守ろうという気持ちからではないでしょうか。

サナに寄り添うように集まるTWICEメンバー

こちらも「SHOWCHAMPION」にて。サナのパートに入ると、メンバー全員がサナの周りに集い、サナを守るように寄り添います。

少しでもサナを守りたい、そういう気持ちが見えますね。

俯くサナを両脇で支えるモモとナヨン

TWICEがミュージックバンクへ出演する際、恒例の出勤風景撮影が行われました。

自分を応援するONCEを見て、涙するサナ。そのサナの両隣を、メンバーのモモとナヨンががっちりと守っている姿が…。

韓国ONCEが撮影した動画では、ONCEが「サナ!」と呼んで声援を送る声も聞こえます。

実は、この動画で韓国人のナヨンも中傷を受けたのだとか。「サナの味方をするなんて、裏切り者!」という意味でしょうか。しかし、多くのONCEはモモとナヨンの行動を好意的に見ているようです。

サナの手を握るミナの姿も話題に

こちらも歌番組出演の風景だと思うのですが、TWICEの日本人メンバー・ミナがサナの手を握っている姿が確認されています。

明らかに元気がないサナを、ミナが支えてあげている様子が解りますね。

韓国ネチズンからもサナ擁護の声?

炎上からしばらくたつと、韓国ネチズンからもサナを擁護する声が上がりはじめました。

サナは平成生まれなので、自分が生まれた時代が終わることのもの悲しさを伝えただけ。それを歴史問題と結びつけるのは、いくらなんでもやりすぎでは?という声が出てきたのです。

日本人から見ても、サナの投稿から天皇は連想しがたいのですが、韓国の方が見てもそうなのでしょうね。一部が過剰に反応しただけで。

以下、韓国記事の内容を簡単に紹介します。

  • ほとんどのネチズンとファンは、「行き過ぎ」という反応。サナが「日王(天皇)」という言葉を使わず、ただ自分が生まれた時代の物足りなさを語っただけ。
  • 「サナは日本人としての感想をいっただけなのに、こんなことも議論しなければならないのか。」「個人の表現の自由もないのか?」「このような議論はやめるべきだ」という声が上がっている。

引用:https://m.news.nate.com/view/20190502n11653

多くの韓国人は、中傷まがいのことをするネチズンの方を諫めています。大人ですね。

サナに限らず、本人にそのつもりがない発言が思わぬ批判を呼び、バッシングへとつながることに疲れているのかもしれません。「表現の自由もないのか」という言葉に、そんな気がしました。

サナ炎上騒動で韓国の矛盾を訴える女性の動画も話題に

日本でも、韓国がらみの話題というのは炎上しやすいです。本人の意図とは違った方向に流れ、思わぬ批判につながることもあります。

しかし、その炎上は本当に正しいものなのか?本人の気持ちを聞くことなく、一方的に叩くことが良いことなのかどうか、もう一度考える時期に来ているように感じます。

それは韓国でも同じなようで、一人の韓国人女性がアップした動画が話題になりました。サナ炎上騒動を受け、韓国ネチズンの矛盾を指摘した動画です。

動画より、和訳をお借りします。

TWICEサナが自身のインスタに載せた記事について、すごく大きな騒ぎになっていますが、とりあえずその文章を呼んでみます。

『平成に生まれた人として、平成が終わるのは寂しいけれど、平成お疲れさまでした。

令和という新しい出発に向かって、平成最後の今日は、すっきりとした一日にしましょう』

つまりサナは、明仁さま(上皇陛下)が天皇だった平成が過ぎてしまうのにたいし、名残惜しいという文章を書いたんですよ。

ネイバーのリアタイ検索ワードに「サナ」があがるくらい、この文が大変議論されています。

コメントをみたら「日本に帰れ」とか「韓国で稼ぐつもりなら空気読めよ、日本人がよ」「第二次世界大戦後、敗北後人間宣言した天皇廃位の知らせを、なぜ韓国で活動しているアイドルが伝えるのか」「とりあえず日本に帰れ」

こういうコメントが多いんですが、私が言いたいのは、普段から韓国人は、寿司のような日本食とか、日本のアニメ・ユニクロ、そういう日本文化が好きな人が多いじゃないですか。

私が理解できない部分は、こういう風に誰かが少しでも日本に友好的な発言をしただとか、もしくは政治の問題が入ったら、昨日の夕方にユニクロを着て、寿司を食べながら千と千尋(の神隠し)を観てたとしても、

今日の朝こんな記事を観た途端、急に反日感情が沸いてきて、無条件に日本を侮辱するところです。

韓国が日本の植民地だったとき、日本人が韓国人をいじめて、独立運動家の方を侮辱したことを、忘れないといけいと言っているわけではありません。

でもサナは日本人じゃないですか。日本人だと知らなかった人がいますか?

そして今、日本では「令和」という新しい時代が開かれている。とても歴史的な瞬間のため、サナにはとても意味のあることであるため、十分インスタでこのように、載せる場合もあろうと思います。

反日なのか違うのかは本人の自由で、私も韓国人だからどんな気持ちで反日をするのか、十分に知っています。

しかし日本のアニメだとか、日本の文化を消費しながら、こういうときだけ反日行動をすることは、あまりにも矛盾した行為であるということです。

韓国は反日のイメージが強いですが、実は日本文化が非常に愛されています。

2017年に韓国でいちばん検索されたのは「君の名は。」という言葉ですし、作家の東野圭吾は「過去10年で、韓国で最も愛された作家」と紹介されました。村上春樹も韓国で大人気ですね。

嵐が活動休止を発表したときは、日本だけでなく中国と韓国でもトレンド入りを果たしました。

道を歩けば日本のコンビニがありますし、ユニクロも人気ですし、日本のコスメも人気です。

なのに、こういうことがあったとたんに反日行動に出るのはおかしい!と彼女は訴えているわけです。

日本でもこの動画が共感を集め、かなり多くのRTといいねが集中しています。日本人の中には「これは日本にも言えることだ」とツイートする人も。

日本も韓国も、若い世代と中高年の世代では、日韓関係への思いに大きな隔たりがあるような気がしてなりません。

サナ批判コメントの93パーセントが女性と報道

また、興味深い指摘も出てきました。

WoW!KOREAでは、サナを批判するコメントのうち、93パーセントが女性であると報じています。

↑画像からして、おそらく韓国の大手サイト「NAVER」の記事の統計と思われます。NAVERは、YAHOOのように登録しないと利用できないサイト。その登録内容をもとに、コメントを書いた人の性別の割合を出しているため、結果の信ぴょう性は非常に高いです。

韓国人の中でも、男性はほぼ批判の声を寄せていないことが解り、フェミニストたちが便乗しての美人に対する中傷では?という指摘もあるようです。

女性の方が圧倒的に多くバッシングしているあたり、それはあながち間違った指摘でもないかも…。

5月5日になりサナに笑顔が戻り始めています

「平成」「令和」をインスタに投稿したことで、天皇を連想させる発言と受け止められてしまったサナ。

一見すると「日本人だからここまで叩かれている」と思いがちですが、韓国では韓国芸能人も厳しい批判に晒されることがあります。サナだけが叩かれているわけではありません。

天皇に敏感な韓国なので、反響も大きかったサナ炎上問題ですが、上記で紹介した通りネチズンからも「行き過ぎ」の声が上がり始めました。まだ炎上しているという声もあるものの、少しずつ収束の方向に向かっている雰囲気を感じます。

また、ONCEとのサイン会でサナはやさしい笑顔を見せ、少し気持ちが上向いた様子。会場にいるのがONCEだけというのもあるかもしれませんが、この笑顔が見られてよかったですよね。

それにしても、韓国の音楽番組にも関わらずONCEが「がんばれ!がんばれ!」と日本語で叫ぶ様子は、胸を打つものがあります。ONCEはサナを「日本人のサナ」ではなく「TWICEのサナ」として応援しているのでしょう。

歴史問題で議論になりがちな日本と韓国ですが、若い世代は「日本人」「韓国人」でくくらず、個人を見る目を育てているように感じます。

サナには、世界のONCEに答える笑顔をみせてくれることを祈ります。ONCEがこれだけ応援する姿勢を見せてくれていれば、サナは大丈夫でしょう!サナの悲しい表情に胸が痛むと同時に、ONCEの愛を感じさせる出来事でした。

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