10月3日(木)の日テレ系朝の情報番組ZIPにて、椎名林檎2世として紹介された現役女子高生シンガーソングライターみゆなさん。
番組の中での“椎名林檎2世”という紹介のされ方に、両方のファンからSNSで異議を唱える声が多数上がり、Twitterで“椎名林檎2世”のワードがトレンドに上がるほどの反響となりました。
女子高生シンガーソングライターみゆなさんとはどんなアーティストなのか、プロフィールやその歌声についてなど調べてみたいと思います。
目次
女子高生シンガーソングライターみゆなさんはどんなアーティスト?

みゆなさんは中学生の時に受けたボーカルコンテストで、全国大会に出場したことがきっかけで、2018年の夏から、地元宮崎県のストリートや、福岡そして下北沢へライブ遠征など音楽活動をスタートさせて、その年の夏に急遽a-nation 長崎公演に出演を果たします。
そしてインディーズ系の音楽配信サイトEggsで、デモ音源の無料配信が開始されると、音楽ファンの間では瞬く間に話題になりました。
初投稿であった『ふわふわ』が、2018年10月にウィークリーチャート1位を獲得、10月には、同サイトのマンスリープッシュアーティストにも選出される程の注目されるアーティストとなりました。
その後も楽曲ランキング、アーティストランキングでも何週にも渡って1位となり記録を伸ばしました。
現在も新曲が投稿されると1位を獲得しています。
デビュー前にも関わらず、配信1stシングル「ガムシャラ」と配信2ndシングル「天上天下」はではTVアニメ『ブラッククローバー』の 第5クールオープニングとエンディングテーマに選ばれ、異例の抜擢にこちらも話題となりました。
2019年2月にリリースされた1stミニアルバム「眼」では、 タワーレコードがプッシュするタワレコメン2月度に決定し、 2月18日付オリコン週間インディーズアルバムランキング10位を獲得しています。
YouTubeによる、2019年にブレイクが期待されるアーティストを紹介する「Artists to Watch 2019 ~注目の新人~」にも選出されています。
配信3rdシングル「僕と君のララバイ」は、2019年4月のTVアニメ『FAIRY TAIL』ファイナルシリーズの第3クールエンディングテーマとなっており、最新曲である「ユラレル」は、9月20日公開の吉岡里帆主演の映画『見えない目撃者』の主題歌に決定しています。
今年の「FUJI ROCK FESTIVAL’19」にも出演し、2019年9月18日セカンドミニアルバムを『ユラレル』リリースし、11月には初のワンマンツアーも予定されています。
女子高生シンガーソングライターみゆなさんのプロフィール
10/3 18:00
YouTubeに先日行った9/18のリリース記念生配信から「ユラレル」のスタジオライブ映像を公開します。
pianoバージョンです。
是非聴いてください。
夜の生ライブ配信もお待ちしております。https://t.co/9042wgyNTQ pic.twitter.com/Vkb0Yyf6nH— みゆな (@miyunasinger) 2019年10月3日
「ZIP」の番組の中ではどのようなところが椎名林檎2世と紹介されていたの?
番組の中ではキレのある歌声が、椎名林檎さんを彷彿させるとして紹介されていました。
音楽を始めたのは2年前とのことで、インタビューでは
「昔から歌うことが大好きで、中学校3年の11月にフリーマーケットで買って来たギターで、誰にも言えない気持ちを歌に出来ないかなって思って、作曲をし出しました。」
と、語っていました。
その楽曲が音楽関係者の目に止まり2019年2月にCDデビュー、椎名林檎2世として話題になったとのこと。
ご本人曰く、
「もう今日死んでも良いって思うように歌っています。苦しくなったりすると人ってたぶん叫ぶんですね、泣いたりとか。
体の底から出て来るものを声で表現したいなって、そうしたらきっと聴いてくれてる人がスッキリしてくれるのではないかなって、そういった面でも意識して歌っています。」
椎名林檎さんに例えられるのはご本人としてはいかがですか?の問いに、
「すごく光栄です・・・けど、椎名林檎さん的に申し訳なく思っちゃう・・・。一度椎名林檎さんにお会いして聞いてみたい部分ではあります。
(逆に)嬉しいですか?と。(笑)」
と答えていました。
みゆなさんがもう一つ評価されている点、1st ミニアルバムに収録されてる「ふわふわ」での歌詞でも
♪悲しいことがあった日はさぁ 強めのお酒で酔いつぶれて
辛いことがあった日はさぁ 「あれ、誰の胸で泣いてたっけ」♪
と、「強めのお酒で酔いつぶれて」と大人の感情が描かれている、10代とは思えない歌詞のことについても紹介されていました。
(歌詞を書く時に)何を参考にしているんですか?の問いに、
「実は何も参考にしていなくて、妄想がすごく好きなんです、趣味で。ちょっと大人の妄想をするのが(笑)、お酒は飲んでないんですけど。
恋愛のもどかしい苦しみっていうか胸がキュッてなるようなのが、すごく気持ち良くて、もう見て欲しいくらい、いろんな妄想が繰り広げられているので。」
と語っていました。
コーナーの最後では、みゆなさんは、現在は地元宮崎と東京を往復する毎日でタピオカを飲むのが楽しみだそうです。と高校生らしい一面を紹介され締め括られていました。
女子高生シンガーソングライターみゆなさんの動画
こちらでみゆなさん動画がまとめて視聴可能です。
みゆなさんが椎名林檎2世と紹介されたことに対してSNSでの反応は?
椎名林檎さんのファンもみゆなさんもファンも、“椎名林檎2世”という表現の仕方には異議を唱えている方がほとんどですよね。
みゆなって子が椎名林檎2世って言うのトレンド入りしてるから椎名林檎好きとして聞いてみた。どこが椎名林檎??????唯一無二のアーティストとして紹介すべきめっちゃ素敵な曲たちなのに聞く前に変な先入観持たせんの超失礼って思った。どっちも好きだわ。
— ▷エリナ▷ (@xExRxNx) 2019年10月2日
椎名林檎2世
その唯一無二の尊い名を継げられる存在
それは黒猫屋の若女将だけです pic.twitter.com/9sEWrR5aqw
— MAKI・🍎 (@maki_spec) 2019年10月3日
椎名林檎2世の件に関して
少し調べてみたが結局は
あいみょんもみゆなさんも
林檎ちゃんではないんだよな
曲とかMVの雰囲気とかが
似てるだけで〇〇2世とか
云うのはどうなんだろうね。
本人達も内心誰かに形容されるの
嫌だと思うんだけどなぁ〜— モル姉(姐) (@Ringo11251978) 2019年10月3日
椎名林檎は唯一無二の天才なので、ちょっと才能有りげな女性シンガーを「椎名林檎2世」なんていう安易なキャッチフレーズ付けて売り出すのはよした方がいい。林檎にとっても当人にとっても迷惑な話じゃないの?#椎名林檎2世 pic.twitter.com/0SEDpo35q3
— 令和の土星人@10/13鈴木愛理個別握手会大阪 (@4568Ts) 2019年10月3日
椎名林檎2世とかいるわけねーだろ
14.15歳で丸の内だのギブスや歌舞伎町の女王だの罪と罰だの作れねーよ
椎名林檎に失礼すぎ— なーゆっけ (@239TPnlZ2pEyjUx) 2019年10月2日
果たしてみゆなさんは“椎名林檎2世”なのか?
新しいアーティストを売り出す時に、“第2の○○”や“○○2世”という表現は、かなり昔から使われて来た言葉でした。
普段の会話で「最近良いアーティストがいるんだよねー」「それってどんな感じ?」って聞かれた時に「○○ってアーティスト」みたいな感じって答えるのに近いと思います。
一緒くたに答える時はそれは簡単なのですが、宣伝として使われる時は実際の曲を聞く前から、色眼鏡で聞いてしまいますし、反って逆効果になる場合がほとんどかと思います。
誰かのフォロワーのとしてデビューしたアーティストは、淘汰されてしまうことが多いですよね。
今回のみゆなさんも実際に曲を聴いてみると、そこまで椎名林檎さんとは声質も似ていない気がします。
椎名林檎さんは元々唯一無二の個性と才能を持っていますし、みゆなさんは椎名林檎さんとは全く違う才能や魅力を持っているアーティストに思えました。
みゆなさんはまだ17歳と若いですし、これからの可能性も無限大ですから、いずれは“椎名林檎2世”という冠言葉も必要無くなるのではないでしょうか。
若くそして才気溢れる、みゆなさんの今後の活躍に期待したいですね。
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