もともとは「闇営業」問題から始まった吉本興業内部の問題でしたが、宮迫博之さん・田村亮さんの記者会見から新たな展開を見せています。
今問題になっているのは、吉本興業の企業体質や社長・会長の責任問題といった部分です。宮迫さん・田村さんの会見から2日後の7/22、今度は吉本興業・岡本昭彦社長が記者会見を開く事態となります。
翌7/23では、各マスコミがこの記者会見を大きく取り上げました。そんな中、テレビ朝日「モーニングショー」に出演した大谷由里子さんの意見が物議を醸すことになりました。
そんな大谷由里子さんと吉本興業の関係について、また、「パワハラではない」という発言が出てきた理由についてまとめました。
目次
大谷由里子が岡本昭彦社長の発言を「パワハラではない」と擁護
7/23のテレビ朝日「モーニングショー」で、吉本興業の問題について取り上げた際の出演者はMCの羽鳥慎一さん他、以下の通りです。
- 玉川徹さん(レギュラーコメンテーター)
- 青木理さん(曜日コメンテーター・ジャーナリスト)
- 菅野智子さん(曜日コメンテーター・弁護士)
- 大谷由里子さん(ゲスト・元吉本興業マネージャー)
- 小谷野俊哉さん(日刊スポーツ記者)
特にゲストの大谷由里子さんの発言が物議を醸しています。
コーナーの冒頭、岡本社長が「クビ」発言をしたことに対して、「パワハラじゃないと思います」とコメントしました。
大谷由里子「親子」といった単語を多用
大谷由里子さんは、この他にも
「吉本ってファミリーだったんです」
「親子と思ってやっている」
「やんちゃな頃から彼らと付き合ってきている」
といった内容の発言で、吉本興業の芸人との関係性について「親子」「ファミリー」といった単語を多く用いています。
大谷由里子は元吉本マネージャーのフリープロデューサー、雨上がり宮迫とも縁
大谷由里子さんの、かなり「吉本興業寄り」の発言は、岡本社長の会見を取り上げた報道の中では少数派です。
大谷由里子さんの経歴を見てみると、かなり古い時代から吉本興業を知っていることがわかります。

出典:志緑塾
- 1963年生まれ
- 1985年吉本興業入社、横山やすしさんのマネージャーとして勤務
- 1988年結婚退職
- 1990年からフリープロデューサー
- 1998年プロデューサー契約で吉本復帰
- 2003年吉本退社
「モーニングショー」では、ボードの中で元吉本興業プロデューサーという紹介がなされていました。
大谷さんは吉本に所属していない時代も吉本興業との関係は深く、「吉本印天然素材」立ち上げにも関わっています。吉本印天然素材といえば、現在騒動のさなかにある宮迫さんの「雨上がり決死隊」もメンバーです。
大崎洋会長は元上司であり、宮迫さんらともゆかりのある人物ですから、かなり吉本興業の内情に詳しい人物ということになります。
吉本興業擁護の大谷由里子・菅野朋子vs玉川徹で意見対立した「モーニングショー」
大谷由里子さん出演の「モーニングショー」は、今回の岡本社長の会見を取り上げたニュース番組の中でも、少し変わったトークが繰り広げられました。
大谷由里子さんと、弁護士の菅野朋子さん2名が、どちらかというと吉本興業の擁護側に回るという展開です。
レギュラーコメンテーターの玉川徹さんが、その擁護に対し、異論を示します。社長・会長の「減俸処分」については「笑っちゃいました」という、吉本興業側に厳しい論調でした。
今後も続く「吉本騒動」
大谷由里子さんが話すように、所属芸人「ファミリー」だと思ってやってきたという吉本興業ですが、今はその企業体質が問われる形です。
闇営業から端を発した問題ですが、今はこうした吉本の体質・企業のあり方がメインのテーマになっている状況になりました。
大物芸人も続々と「親」の吉本興業に意見表明をしているので、この騒動は長引く可能性が高いですね。
本当の親子ですら叩いたら犯罪になるって事、大谷百合子って人はわかっているのかしら。頭下げて大変だったなんて言ってるけど、今法律が変わった世の中で下げる場所にも辿りつけなくてそこに行くまでに頭下げる人達は沢山いるのよ。頭悪。下げるのはどんな事でも当たり前。厳しいのは芸能だけじゃないのよ。医療だってもっと大変なんだから。自分がそれをしてきたから大変なんだなんて思うくらいならテレビ出なきゃいいのに。言ってる事とやってる事が違いすぎる。芸人さんにズレてるッて言う前に、あなたのズレから治したらッて感じます。