ビビットで国分太一が涙を流しながらジャニーさんへの想いや病室でのエピソードを語る

ジャニーズ事務所創設者であるジャニー喜多川社長が、2019年7月9日午後4時47分に都内の病院で亡くなりました。

87歳の生涯の中で、数多くのタレントを育成し、男性アイドルという分野を確立しました。

2011年と2012年に3つのギネス記録に認定され、芸能界に多くの功績を残した人物です。

そんなジャニー社長との思い出や、病室での様子など、国分太一さんがビビットで語ったことについてまとめました。

涙で語りだした国分「ジャニーさんに怒られる」

TBS系朝の情報番組『ビビット』(月~金 あさ8:00~9:45)にて、7月10日の冒頭からジャニー社長の追悼ニュースが放送されました。

ジャニー社長のこれまでの功績や、緊急入院してから亡くなるまでの様子のVTRが流れたあと、ジャニー社長の2枚の写真パネルの前で、MCの国分太一さんが語り始めました。

「心の準備ができないまま番組の時間になってしまいました」と国分さんの目には既に涙が浮かんだ状態です。

「この顔を見たらジャニーさんは絶対嫌がると思うんですよ」「すいません、ジャニーさん」と言いながらも涙の止まらない国分さん。

国分さんは、ジャニー社長から怒られることが多く、テレビで泣いたりすると「YOU、最悪だよ」と言われたんだそう。

「演者が泣いちゃダメだよ、それは絶対我慢しなちゃダメなんだよ」と度々注意を受けていたことを明かしました。

病室でジャニー社長の顔を見た時は全然涙が出なかったという国分さん。

しかし、VTRでその姿を見ると涙が溢れてしまったそうです。

亡くなった連絡を受け病室に集まったタレントたち

国分さんがジャニー社長の死を知ったのは9日の20時過ぎのことでした。

急いで向かった病室には、ジャニーズ事務所所属のタレントたち、集まれる人間は全員集まっていました。

自然とみんな、近藤真彦さんのいる場所に集まったそうです。

なんとなくみんな、そこにいたいという空気の中、「あの人すごい人だったよね」「ジャニーさんの持つ魅力ってなんだったんだろうね」など、ジャニー社長の思い出話をしたそうです。

ジャニー社長の闘病中、ずっと流れていたという音楽について、全く覚えていないと語った国分さん。

ジャニー社長に触ったりしたことは覚えてるとのことで、本当にじっくりとお別れの時を過ごしたという事がと伝わってきました。

ジャニー社長が入院してからの三週間

ジャニー社長が緊急搬送されてから亡くなるまでの3週間、国分さんは時間の許す限り、病室に通っていたそうです。

毎日、「ビビット」が終わってから、次の仕事に行くまでの隙間時間に立ち寄っていたそうで、ジャニー社長に最後に会ったのも、昨日の「ビビット」終了後に立ち寄った時だったそうです。

病室では、初めて事務所からデビューしたジャニーズから、若手のKing&Princeまで合計11時間の曲のプレイリストが流され、その横ではコンサートの映像などが映し出されていたそうです。

また、誰が言い出したかは不明だそうですが、五感に訴えると回復するということで、ジャニー社長好物の焼肉弁当を病室で食べたりして、匂いが刺激になれば……としたそうです。

病室には深夜や早朝関わらず、行くと誰かタレントがいた状態だったそうです。

ジャニー社長は多くのタレント達からの刺激を受け、手を動かしたり、回復の兆しを見せ、医師を驚かせていたそうです。

お別れの時間までもプロデュースしてくれていた

国分さんは13歳で事務所に入り、31年間ジャニー社長にお世話になってきたそうです。

緊急入院してからの3週間は、病室に多くのタレントが集合したのですが、そこで、普段あまり話さない先輩とじっくり語る時間がとれたこと、後輩からの相談を受けたことを語りました。

これまで接点のなかった事務所のタレント同士が、会い、語り、交流するチャンスがあった3週間だったそうです。

その中では、国分さんの知らないジャニー社長の一面についてや、タレント達の入所のキッカケなどもあったそうです。

最後の最後に、お別れまでに時間をかけてくれたこと、これもジャニーさんの気遣いなのかもしれないと語っていました。

野球に例えると二軍の監督

国分さんは、ジャニー社長のことを野球に例えると二軍の監督だと言いました。

二軍にいる若手に基礎や精神論などを伝え、一軍でデビューさせていると表現しました。

一軍になった時にはプロフェッショナルになっているので、あとは自分たちの考えでやりなさいと指導してくれたそうです。

二軍の若い子たちを、どうやって世に出すかを命をかけていた人だと語りました。

最近になって、ジャニー社長のプロデュースをもう一度見てみようと思い、舞台などに出かけていたという国分さん。

そこでじっくりジャニー社長と話すことができていたそうです。

毎回顔をだすと社長から「しゃべりのプロが来た」と言われていた国分さんですが、正直、デビューの時には自分も社長も今の自分の姿は思い描いていなかったそうです。

「YOU、やっちゃいなよ」という言葉が常に胸にあり、多くのチャレンジをしてきたという国分さん含めジャニーズのメンバーたち。

今後もジャニーズの精神には「YOU、やっちゃいなよ」というジャニーさんの意思が引き継がれていくと思います。

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