ベトナム人留学生が恐怖を告白!工事現場で行われた犬の真似動画とは?会社は罰ゲームと説明

都内のある工事現場にて、首をひも状のもので繋がれた人物が四つん這いになって歩く動画がひどいと話題になっています。

当初、犬の真似をしているのはベトナム人留学生かと思われていましたが、動画に写っているのはどちらも日本人だそうです。

犬の真似動画と、ブラックな工事現場についてまとめました。

犬の散歩の真似動画がひどい!

問題になっているのは、都内にある工事現場で撮影された映像です。

まわりからのヤジや当事者たちの声もほとんど聞こえない中、首を繋がれた男性が別の男性に引かれて歩きます。

四つん這いで歩く姿はまるで犬の散歩のようです。

映像の中には人の姿が写りこみますが、誰も無関心のように通り過ぎるだけです。

繋がれているのはベトナム人で人種差別と話題に

当初、この画像の投稿タイトルに

【人種差別】ベトナム人実習生が日本人に犬の真似をさせられる

と書いてあったので、犬の真似をしているのはベトナム人だと思われていました。

しかし調査の結果、ベトナム人留学生はこの映像を撮影した人物であり、映像に写っているのはどちらも日本人だということがわかりました。

依然として動画のタイトルはそのままになっているので、日本人がベトナム人を虐待している動画として認識をしている人が多くいます。

どちらにせよ、同じ日本人同士であってもこのような行為は許されるものではありません。

撮影をしたベトナム人留学生が訴えたかったこととは?

なぜ、ベトナム人留学生はこの動画を撮影し、ネットに上げることにしたのでしょうか?

そこには、厳しい現場環境があったからです。

この現場では、日常的に日本人の同僚が暴力を受けており、職場を変わる手段として、行為の様子を撮影して欲しいと頼まれたのだそうです。

ベトナム人留学生は、仲間である日本人の同僚が日常的に暴力を受けていることにショックを受けていました。

また、犬のように扱われることについても理解ができず、怖かったと語っています。

いつか自分もされるのではないかと恐怖に怯えていたベトナム人留学生。

そこで、職場を移るのは簡単ではないという同僚に頼まれ、辛い状況をアピールするために撮影の手助けをしたということです。

会社側は休憩時間の罰ゲームだと説明

動画からこの現場を特定した、フジテレビ系朝の情報番組『とくダネ!』のスタッフは、動画について会社に質問をしました。

すると、動画に移っていた人物たちは三次下請業者だということが判明しました。

動画の行為について、会社は「休憩時間の罰ゲームだった」と説明をし、動画の2人は高校からの同級生であるという回答でした。

それにしても行き過ぎですし、動画を見ていると対等な同級生の立場には見えません。

やはり、いじめがあったのではないかと容易に想像ができてしまいます。

ネットでは見るのも辛いという声が

この動画が投稿され、観た人はショックを受けています。

今回『とくダネ!』が調査をするまで、動画の人物がどちらもベトナム人であると言われたり、日本人の上司が紐をひいていると言われたりと、噂がたくさんありました。

しかし、国籍関係なくこの動画はとてもショッキングなことですし、人間同士がやるべきことでもありません。

職場のブラック環境が浮き彫りに

今回の動画はもちろん、教師いじめや運送会社での暴力動画など、最近職場のブラック環境動画が多く出ている気がします。

職場内でどのような事情があったとしても、いじめは絶対に許されることではありませんし、目撃した人は止める勇気をもって欲しいと思います。

人間の尊厳を揺るがすような、ブラックな職場はあってはならないと思います。

この三次下請業者も、職場内が改善されるように願います。

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