『奪い愛、夏』最終回(8話)ネタバレあらすじと感想!笑いと涙溢れる最終話!?予想だにしないラスト結末が待っていた!

奪い愛、夏

2019年9月26日(木)に放送された『奪い愛、夏』の最終回。

病により余命宣告を受け、脳の手術が必要になった花園桜(水野美紀)。

空野杏(松本まりか)が体を張ったことにより手術は無事行われましたが、桜は眠ったままでした。

しかし、杏の叫び声を聞いた桜は、ついに目を覚ます……!

こちらでは、ドラマ『奪い愛、夏』最終回のネタバレを含むあらすじや感想をご紹介しますので、まだドラマを視聴されていない方はご注意下さい。

『奪い愛、夏』の1話から最終回(8話)のネタバレあらすじ一覧

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ドラマ『奪い愛、夏』最終回(8話)のネタバレあらすじ

目を覚ました花園桜(水野美紀)

手術を終えてもベッドに横たわり、眠ったままの花園桜(水野美紀)

空野杏(松本まりか)は、桜が目を覚ますことを信じて、献身的に世話を続けていました。

そんな2人のいる病室に、医師・大和(大鶴義丹)が現れます。大和は以前、桜の手術が出来ないかもしれないと嘘をつき、杏を脅してホテルへと連れ込んだことがありました。

気を良くした大和は、ふたたび杏に言い寄ってきます。

大和が杏を後ろから抱きしめようとすると、杏は恐怖の表情を浮かべて「助けて!」と叫びます。その声が届いたのか、桜の目が突然パッと開きました。

桜は大和の行為に激怒、床を這い大和を責め立てて病室から追い出してしまいました。

杏は桜が目を覚ましたことをとても喜びましたが、桜に問いただされて身を差し出したことを告白します。桜は「許せない」と怒りに震えます。

桐山椿(小池徹平)に報告する杏

杏は元恋人・桐山椿(小池徹平)の家を訪ね、桜が目を覚ましたことを報告しました。すると、桐山も桜のことよりも、大和のことが許せないと憤っていました。

杏と久しぶりに話をした桐山は、自分が杏を苦しめていたことに気付いたと言って、素直に頭を下げます。まだ杏のことを愛していることを伝えますが、「ごめんね」と断られてしまいます。

怒りが収まらない桐山は、医師に変装して桜の病室へとやってきます。桐山が病室へ入ると、桜が背後に立っていました。

桐山は桜に対しては負けを認めましたが、大和のことは誰よりも恨んでいると怒りを見せます。

桜も持っていた杖をドンドンと打ち鳴らし「私も許せない!!」と叫びます。2人の思いは合致し、復讐のために手を組むこととなりました。

復讐計画

まず、桜の部下・土筆肇(小手伸也)が、食事会と称して大和をレストランへと呼び出します。

土筆の隣には井川瞳(田中みな実)がおり、井川は大和に積極的にアプローチをかけます。

井川は大和をホテルへと誘い、睡眠薬入りのワインを飲ませ、存分にもてなしました。大和がぐっすりと眠ったことを確認すると、井川は桜に連絡をして去って行きました。

しばらくすると、土筆が桜の車椅子を押して現れます。しかし、道具を準備するはずの桐山が現れません。

代わりに土筆が道具を買いに行くことになり、桜は大和の部屋で2人きりになります。その時、眠っていたはずの大和が目を覚ましました。

うまく身動きの取れない桜に襲いかかる大和、必死で逃げようとする桜を追い込んでいきます。するとどこからか「ここにいるよ・・・」という、桐山の囁きが聞こえてきます。

桐山の反撃

クローゼットが突然開き、ヌンチャクを手にした桐山が現れます。見事に大和をコテンパンに倒すと、裸にしてベッドへとくくりつけてしまいました。

桜が「さあ、お仕置きの時間よ」と言うと、2人は大和に真実を問いただします。大きな剪定バサミを手に、チョキチョキと鳴らす桜。恐怖を感じた大和は、杏を利用したことを正直に明かしました。

桜と桐山は協力し、大和の尻に”変態”と刺青を彫りました。2人は肩を組んで、復讐達成の喜びを噛み締めます。大和の職場や家族の元には、その姿を録画したDVDや写真が送りつけられ、大和は解雇を言い渡されます。

桐山と桜の勝負

2人は病室で復讐の達成を労い合っていました。清々しい表情で微笑む桐山は、桜と握手をするフリをしてナイフを首に突きつけます。しかし、桜は桐山の手を掴み、ナイフを突き返します。

そして、「杏を愛する資格があるのはどちらか、神様に決めてもらおう」と提案します。

桜が提案したのは、屋上のへりに立ち、目隠しをしたまま10歩歩くという勝負でした。その提案を、桐山は飲みます。しかしその頃、病室には桜に会うために杏がやってきていました。

震える足で屋上の角に立った2人は、負けた方が姿を消すという約束をしてタオルで目を隠しました。桜の掛け声で、1歩ずつ1歩ずつ進んでいきます。6歩目まで来たとき、杏が屋上に現れました。

9歩目、桜はバランスを崩しますが持ちこたえます。杏は「もうやめて・・・」と崩れ落ちますが、桐山と桜は10歩目を踏み出します。そのとき、桐山は足を踏み外してしまいました。

桐山の決意

片手で屋上のへりにぶら下がる桐山を、杏が必死で掴みます。桜は急いで駆け寄り、もう片方の手を掴もうと手を差し出します。

しかし桐山は助けてもらうことを拒み、2人の手を振り払ってしまいました。

そのまま地上へと落ちていった桐山。偶然トラックの荷台の上に落ち、一命を取り留めました。

病室で目を覚ました桐山は「桜さん、あんたの勝ちだ」と清々しい顔で微笑み、杏の幸せを心から願っていると告げます。

その後退院した桜は婚約をテレビで報告し、杏は身ごもっていた子の出産日を迎えます。めでたく女の子が生まれ、桜と杏は涙します。

新しい生活と再会

桐山は実家の和菓子屋で修行を始め、新しい人生を歩んでいました。そこへ土筆が現れ、「自分の子供を抱きしめてみたくないか」と問いかけます。

桜と杏も、生まれた娘・ももを桐山に会わせたいと願っていました。

桐山はスーツをぴしっと着込み、子供へのプレゼントを持って和菓子屋を出ていきます、桜と杏はももが乗るベビーカーを愛おしそうに押しながら、待ち合わせ場所の公園へと向かいます。

しかし、その姿を物陰から見る怪しい人物がいました。それは大和(大鶴義丹)でした。

大和は待ち合わせ場所に4人が集まったのを確認すると、ナイフを手に走り出します。

大和はももが乗るベビーカーを狙い、その前に立ちはだかった杏が刺されてしまいました。

血を流しぐったりと横たわる杏を、桐山と桜が必死に励まします。杏はかすれた声で「いっぱいいっぱい、愛してくれてありがとう」と言って、ももと桜の頬に触れました。

そして「ももをいっぱい愛してあげて」と言い残し、杏は息を引き取りました。公園には桜が叫ぶ声が響き渡ります。

新たな未来

しばらくして、落ち込む桐山の元に土筆が現れます。桐山には子供の親権を請求する権利があり、桜を海へと呼び出しました。

親権を奪われることを覚悟する桜に、桐山は「・・・ももを一緒に育てさせてもらえませんか」と提案しました。

桜は杏が喜ぶだろうと了承し、杏の血を継いだ子として2人は一緒に育てることにします。

2人が近づいて赤ちゃんを抱き寄せようとしたとき、お互いが同時に懐からナイフを取り出します。

2人は目線を合わせて笑い合い、「油断すると何をするかわからないから」と桜が言うと、桐山もこっちもだと答えます。

ナイフをお互いの顔に突きつけ合ったとき、桜が体外受精で桐山の子を身ごもっていると告白します。桐山は、信じられないという表情を見せます。

桜は「あなたとは縁が切れないわね」と嬉しそうに笑いました。桐山が「嘘だろ?」と尋ねると、桜は「ほ・ん・と」と言って微笑むのでした……。

ドラマ『奪い愛、夏』最終話の見所

最終話の見所は、悪徳医師・大和(大鶴義丹)への復讐シーンでした。

枝切りばさみを持ち、刺青を入れるという暴挙に出た花園桜(水野美紀)と桐山椿(小池徹平)。まさかこの2人が手を組むとは、第1話のストーリーを思い返すと予想もつかない展開でしたね。

桐山がクローゼットから「ここにいるよ~!」と言いながら出てきたのは、前作のオマージュ。なぜかヌンチャクを手に持ち、背中にはタンクを背負っている謎多き姿での登場・・・大和への復讐に燃える2人のコミカルな演技が、恐怖と笑いをもたらしてくれました。

ラストには和解すると思いきや、お互いの喉元にナイフを突きつけ合うという最後を迎えました。

最後まで愛する空野杏(松本まりか)を奪い合うという、タイトルに相応しいストーリーでした。

今度は愛する娘を奪い合うことになるのでしょうか、続編も期待できる終わり方でしたね!

ドラマ『奪い愛、夏』最終話の感想

全8話のあらすじを紹介してきましたが、全話から俳優陣とスタッフの意気込みが伝わってきましたね。

abemaTVという媒体で、ここまで作りこまれたドラマ作品を見られるとは思っておらず、ネット配信ドラマがどんどん盛り上がっていく気配を感じました。

『奪い愛、冬』という人気作品の続編でしたが、期待を超えてくるストーリー展開には驚きましたね。水野美紀さんの奇怪な演技を見るドラマかと思いきや、終盤には性別を超えた恋愛を描きました。

同性愛のトレンドも踏まえ、多くの視聴者を裏切った展開は見事でしたよね。

笑えて、怖くて、感動するという不思議な作品でしたね。またこのスタッフとキャストによる狂気を感じる物語が見てみたくなりました!今後のabemaTVのドラマにも注目したいと思います!

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