『奪い愛、夏』第5話ネタバレあらすじと感想!花園桜の過去と杏との関係、全ての真相が明かされる!!

奪い愛、夏

2019年9月5日(木)に放送された『奪い愛、夏』の第5話。

晴れて花園桜(水野美紀)との結婚契約を解消した桐山椿(小池徹平)。

空野杏(松本まりか)の部屋に初めて入ることに。しかし、そこで目にしたのは、花園桜(水野美紀)の姿だった・・・

こちらでは、ドラマ『奪い愛、夏』第5話のネタバレを含むあらすじや感想をご紹介しますので、まだドラマを視聴されていない方はご注意下さい。

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ドラマ『奪い愛、夏』第5話のネタバレあらすじ

杏と桜の関係

桐山椿(小池徹平)は、空野杏(松本まりか)の部屋で花園桜(水野美紀)の姿を目にします。不審に思った桐山は、杏の部屋を探し回ります。

そんな桐山がふと後ろを振り返ると、杏が立っていました。「何を探してるの?」と聞かれた桐山は、薬を探していると嘘をつきました。

桐山は桜の下の階に住んでいる理由を尋ねると、言いにくかったと杏は語ります。桜の部屋を訪れた桐山は、杏の部屋と桜の部屋が繋がっている理由を問いただします。

桜が見せたのは、白い布に覆われた大きなキャンバスでした。白い布を取ると、杏と桜が並んで写っている写真でした。

信じられないと驚く桐山。桜は「ここの海で全てを話すわ」と告げ、杏の顔にロウソクにつけた火をかざすのでした。

2人の出会い

翌日、浜辺を訪れた桜は、杏と何度も訪れていたことを明かします。杏と桜は愛し合っていた、恋人同士でした。桜が愛していたのは、桐山ではなく空野杏(松本まりか)だったのです。

桜は、自分から杏を奪った桐山のことを恨んでいました。そこへ現れた杏は、「椿さんのせいじゃない!!」と叫びます。

桜と杏の出会いは杏が入社した1年目のころでした。階段から落ちた桜を身を呈して守ってくれたのが杏でした。

桜は助けてくれたお礼に杏を食事に呼び出しました。杏の体には数多くの傷があり、桜は彼氏からのDVを疑います。

本当に彼氏からDVを受けていた杏は、「何かを変えるなら、勇気が必要よ」という桜の言葉を思い出し、彼氏に別れを告げることにします。

しかし、彼氏は激昂し、包丁を手に杏を責め立てました。そんな命の危機を助けに来てくれたのが、桜でした。

桜は男の包丁を手で掴んで投げ飛ばし、警察に突き出しました。そして、桜は「あたしがあなたを守るから」と杏を抱き寄せました。

芽生えた恋愛感情

桜は杏と一緒の時間を共有するうち、恋愛感情を抱くようになっていました。

ある夜、寝ている杏に口づけした桜は、女性しか好きになれないことを明かします。杏も桜のことを愛おしく感じていると告げ、2人は恋人同士となりました。

その時、外の目を気にせず自由に行き来できるよう、部屋を繋げたのでした。しかし、桜は愛情のあまり杏のことを疑うようになり、変わっていきました。杏は、桜の異様なまでの束縛に息が詰まるようになっていました。

桜は杏の離れていく気持ちを止めようと、他人との体外受精で子供を作ることを考えます。しかし、杏は断り、別れを告げました。

その頃から、桜の頭の中で鈴が鳴るようになります。桜は杏を奪ったと、桐山を恨んでいました。杏に好きな人を奪われる気持ちを知ってほしいと、桐山を狙ったのでした。

桐山の胸元を掴み、責める桜。そこで杏は「諦めて欲しかったから、こっそり見せつけてたの!!」と告白します。

杏を追いかけようとする桜を、桐山は海へと投げつけます。3人は海辺でもみくちゃになり、もみ合いました。桐山は杏とともに、会社を辞めて遠く逃げると宣言します。

桜は怒り、2人を止めようとします。しかし、目の前で桐山と杏が口づけを交わすと、桜は砂浜に崩れ落ちてしまいました。

2人の逃避行

桐山は離婚届と退職届を姜倫求(テジュ)に託しました。姜は隠れ家を紹介してくれ、2人はそこでしばらく身を隠すことにします。

桐山が父に連絡すると、「それは逃げることじゃない、未来を切り開くことだ」と励ましてくれました。

姜が緊張した面持ちで桜に離婚届を差し出すと、2人の居所を明かすように言われます。しかし、姜は頑なに桐山を守ろうとしました。

隠れ家になる別荘についた桐山は「さあ、お城へようこそ」と杏の手を取り、王子様と王女の真似事をして喜びあいました。しかしその頃、桜の指示で井川瞳(田中みな実)が桐山の実家を訪れていました。

井川は自分のバッグに入っていたどらやきを、売り場にこっそりと置いて出て行きました。常連の主婦がどらやきを購入し、割ってみると、その中にはセミの死骸が入っていました。

そこへちょうどよく桜が現れ、桐山の居場所を吐くよう脅迫しますが父は屈せず、店の評判はすごい速さで拡散されていきました。

桐山の変化

その知らせは桐山のもとにも届いており、杏が外に出ようとすると、桐山は人が変わったように強い口調で拒否するようになります。

杏は桐山から何もしないように言われ、「お姫様なんだから」と微笑みを向けられますが、不穏な空気を感じ取ります。

一方桜は、姜のことを独特の方法で脅迫し、意のままにしていました。居場所を聞き出した桜は、別荘がある街に土筆肇(小手伸也)とその手下を送り込みます。

杏は耐え切れずにこっそりと街の売店へとやってきていました。心配した桐山が杏の手を引いて帰っていくところを、土筆に目撃されてしまいました。

別荘の庭には一面に食物が植えられていました。桐山は杏を家に入れると、外に出られないように扉に板を打ち付けました

「これがお姫様を守る最大の手段だからね」と桐山は言います。真っ暗な部屋で恐怖を感じる杏は、本当にこれでいいのかと悩み始めてしまいます。

その日の夕食、杏は落ち込みながらも、桐山に赤ちゃんができたことを告白しました。

すると桐山は喜び、怪しげに笑いながら杏のお腹に「パパだよ~」と語りかけます。

そんな2人の別荘の前には桜が立っていました。外は雨が降り、雷鳴が響いています。桜は「見―つけた」とつぶやき、口角を上げてにこっと笑うのでした・・・

ドラマ『奪い愛、夏』第5話の見所

これまでの真相が明かされ、これまでのストーリーが全部引っくりかえるという見事な展開でした。

今までのストーリーを思い返すと、納得する部分がたくさんあります。予想していなかった完璧な伏線回収に驚いてしまいました。

第5話は姜倫求(テジュ)がどうして居場所を吐いてしまったかが見所です。本当にひどい独特の方法で、放送当時もSNSで話題になっていました。

内容は詳しく言えないので見てのお楽しみですが、テジュさんの俳優魂を感じました。

桜と杏のキスシーンに加え、浜辺でのもみくちゃになるシーンといい、映像ならではの出演者の熱演が印象に残る回でした。

ドラマ『奪い愛、夏』第5話の感想

花園桜(水野美紀)の目的は桐山ではなく、空野杏(松本まりか)だったんですね!これまでの謎が一気に解け、ここまで見続けて良かったと思いました。

桜は女性でも男性でも束縛してしまうタイプなんですね、杏と出会う前の姿は優しく綺麗な女性の雰囲気で、美しかったのに残念でなりません。

しかし、杏が桜の意図を知っていて見せつけていたという事実も衝撃でしたね。杏が桐山の石鹸の匂いを気にしていたのは、桜のことを理解していたからでした。

意外と頭がキレる杏が、狂い始めた桐山と桜の間でどう戦うのか楽しみですね。

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