今回、三連休に関東に直撃予想の台風19号の勢力は、非常に強くまだ記憶に新しい甚大な被害を与えた昨年の21号に匹敵すると言われています。
そして海外からも注目される地球史上最大級との声もあります。
そんな地球史上最大級と呼ばれる台風19号がどのくらいの規模の台風なのか、またウェザーニュースが発表した日本を直撃した時の停電リスク予測マップについて紹介していきたいと思います。
台風19号はどんな台風なのか?
昨年発生した台風21号に匹敵すると言われています。
昨年は21号によって関西国際空港(KIX)が水没するという大惨事になり、復旧するのに約7ヶ月かかりました。
今回の台風19号でも各種交通機関の心配はされています。
台風の名前は「ハギビス」とはフィリピン語で「すばやい」という意味とのことです。
米国のワシントン・ポスト紙によりますと前日までに最大風速を45 mも増やしており、このスピートは歴代の地球で発生した中では最速であり、米国内ではあまりの脅威レベルに気象学者は台風などにつけるカテゴリーを存在しない6に相当するとコメントしている。
台風、ハリケーン規模を示すカテゴリーとは?
日本では台風の強さを「強い」「非常に強い」「猛烈な」という3つのカテゴリーに分類しています。
このカテゴリー分けでは、64~105ノット以上を3つのカテゴリーに分類されており、中でも105ノット以上は「猛烈な」に分類されてしまうためとても広い範囲が「猛烈な」台風とカテゴリー分けされます。
しかし、海外では64~135ノット以上までをカテゴリー1からカテゴリー5までの5段階に分けています。
カテゴリー5では建物の屋根が破損し、沿岸では洪水が発生する規模といわれており、今回の台風が今までのカテゴリー上限であった5を超えるカテゴリー6であると言われていることからとても強力な台風であることが予想されます。
ウェザーニュースが発表した停電リスク予測

上記のウェザーニュース発表の停電リスク予測マップは、以下の内容で導き出した予測となります。
停電リスク予測は、過去の台風 (去年の大阪に大きな被害をもたらした台風21号、今年の千葉に被害をもたらした台風15号を含む) の際にウェザーニュース会員から得られた停電報告と気象観測機の風速データの相関関係を分析した結果を元に、予測を計算しています。
また、5km単位で停電発生リスクを確認できる会員サービスもあり、GPSを活用した被害状況や停電予測を把握した方はサイトをご確認ください。
「停電リスク予測」では、5km単位で停電発生のリスクを予想しています。
GPSの位置情報を活用し、あなたが今いる場所の停電リスクをマップでひと目で確認することができます。
ピンチ操作でマップのズームも自由自在。現在地だけでなく、職場や実家周辺の停電予測も把握可能です。
また、現地からの被害状況の報告も確認することができます。ウェザーニュースでは、皆さんから停電や道路冠水など被害報告を集め、最新の停電予測や台風への影響予測などに反映しています。
被害を最小限にするために可能な範囲でご協力をお願いします。
地球史上最大級と呼ばれる台風19号に備えるべきことは?
台風の際に備えるべきことは、まずは自宅の周りです。具体的には、雨戸を閉めることや窓ガラスを補強することです。
今回の台風は非常に強力であるため、窓ガラスが割れたときに備えて飛散防止フィルムを張ることも有効と考えられます。
また、植木鉢やごみ箱、庭木などの強風により自宅の敷地外へ飛んでしまう可能性があるものに関しては家の中に入れるなどの対策が必要です。
また、前回台風が千葉県を襲った際にも発生した大規模停電など、インフラが止まってしまうことが考えられます。そのため、災害用備蓄といったインフラが停止しても数日間生活が可能な物資を蓄えておくことが推奨されます。
このように、大型の台風はあなたの生活一瞬で日常から切り離してしまうほどの力を持っています。
しかし、適切な対策を行うことでその被害は最小限に抑えることが可能です。
皆様も台風に備えて対策し、今回の台風19号を被害ゼロで乗り切りましょう。
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