トーチトワリングの練習で中学2年が大やけどした画像がヤバイ!罰が当たったと生徒に言った学校はどこ?

愛知県の小中学校の野外学習で取り入れられているトーチトワリング。

その練習中に中学2年の男子生徒の服に火が燃え移り、大やけどをしました。

それに対し、学校側は「罰が当たった」などと生徒に言ったことで多くの波紋を呼んでいます。

【閲覧注意】中学2年生が練習中に大やけど

2019年7月26日午後4時ごろ、中学2年生の男女10数人が参加して、野外学習で披露するトーチトワリングの練習をしていました。

火のついたトーチを回して練習をしていたところ、男子生徒が持つ左右のトーチが前方でぶつかり、その拍子に火が服に燃え移りました。

その様子を撮影していた教師は「ついた!ついた!手についた!あー危ない危ない」と声を上げています。

男子生徒は右腕の手首から肘にかけて広範囲にやけどを負いました。

学校側は生徒に対し「ちょっと練習した日数が少なくて罰が当たっちゃったかもしれんね。次からはミスなくやれる時はがんばっていこうね」と言ったそうです。

「罰が当たった」と言う学校はどこ?

事故があったのは、名古屋市にある市立守山東中学校です。

名古屋市の中学校では、2年生の時に野外学習を行い、そこで火のついたトーチを回して演舞を行う「ファイヤートーチ」が伝統行事になっています。

守山東中学校では、8月3日~5日が野外学習の日になっており、既に終わっています。

やけどを負った生徒は現在も通院中で、野外学習の時にはトーチに参加せず、見学をしていたそうです。

また、今回のやけどについて学校側は教育委員会に報告をしておらず、教育委員会は保護者からの連絡で初めて事態を知りました。

学校側はやけどの程度を甘く見ていたため、連絡をしいていなかったと言っています。

保護者は「学校の対応に誠意が感じられない」と憤りをあらわにしています。

トーチトワリングとは?

トーチトワリングとは別名ファイヤートーチとも呼ばれる、火を使った演舞です。

棒の先に固定したタオルに燃料をしみこませ、それを振り回すことで闇夜に不思議な模様を描き出します。

愛知県では一部の小学校で、中学校では殆ど全校で行われている伝統的な行事になっています。

この時着用する服は、長そでが絶対必須となっており、その素材も延焼しにくい綿100%と指定されています。

また、一部ではフード付きの服の着用を指定しているところもあり、練習では火をつける前に徹底的にタオルのついた棒だけを持って練習を行います。

ちなみに、今回やけどを負った男子生徒が着用していた衣服は綿100%ではなく、学校側は練習前の素材確認を怠っていたそうです。

学校側の危険意識の低下が原因か

今回の事故については、学校側がトーチトワリングに対する危険認知度の低さが原因だと考えられます。

男子生徒の前にはバケツが置いてありましたが、男子生徒はそれを使うことなく横にそれるようにして別の場所に向かっていきました。

もし、学校側が「何かあったらこれを使って!」と念入りに指導をしていたとしたら、もっと軽いやけどで済んだのかもしれません。

火の子は飛んでくるもの、少しのやけどは当たり前という認識でいたのだとしたら、相当危険だと思います。

もしかしたら、伝統行事ということで、指導する側にはある種の「慣れ」が生じていたのではないでしょうか。

やけどの程度が軽いと思ったので教育委員会に報告しなかったこと。

「罰が当たっちゃったね」などと軽口を叩くような気持ちでいたこと。

着用している衣服の素材確認をしなかったこと。

保護者からすると、火を使った演舞なので危険と隣り合わせであり、もっと注意を払って貰いたかったのだと思います。

全国的にも珍しく、またとても美しい演舞なのでトーチトワリングが無くなって欲しいとは思いません。

ぜひ、安全に配慮をしたし指導と対応をお願いしたいと思います。

8 件のコメント

  • 「火遊びはやってはいけない」「火のついたものを振り回してはいけない」。

    こういう教えを受けて育ったほとんどの日本人。
    何故愛知県は、ミクロネシアでプロがやるファイヤーダンスを小学校や中学校でやらせるのか?
    友達どおしでやって、火事や死傷事故が起こったらどうするのか?

    愛知県の教育委員会は、即時禁止して、LEDランプに切り換えること!

  • 危険なことを学校でやっていることに驚きました。写真を見ると重度の火傷です。自分があの火傷をおったらどう思いますか?なぜ灯油を使ったトーチを使うのか?私の子どもだったら学校に抗議してやめてもらか本人もいやなら欠席させます。学校は生徒の安全や気持ちを考えないことを教育という名のもとに行われていることがたくさんあります。何と窮屈な‼️息子は組体操で骨折しました。両手を骨折した子もいました。中学校を卒業したときはほっとしたほどでした。こどもが安全で楽しく、しっかり勉強できる学校にして欲しいです。

  • 本物の火を使わなくてもLEDライトで代用できるはず、色も多岐にわたるから演出も色々できるし、何といっても安全です。教師たちは考えないのか?だから、、、、といわれるんだ。

  • はっきりいって、自分の代、自分の学年で、伝統的に続いている行事をやめることはできないという生真面目さが、教育現場にはある。組み立て体操でも、四重の塔を完成させなければ、根性無しと思われるという悲壮感が、教員と、一部の選ばれた生徒にあり、今も続けている学校があると思う。生徒の怪我を、防ぐためにも運動会の種目の細目を、教育委員会は、調べる必要がある。しかし、キャンプファイアのトーチ(この頃は、キャンドルサービスが、多い)でも危ないのに、それを振り回す行事が続いているとは、びっくりした。危ないと、教員も思っているが、前述のように、自分の代でやめるわけにはいかない事情があるのだろう。しかし、誰かが、怪我をするまでやめれないのでは情けない。生徒に言っているはず、正義感をもって、行き過ぎを止めなさいと、教員もおかしなことはおかしいとはっきり勇気をもって指摘しよう。ファイアートーチの指導者になりたくて教員になった人はあまりいないだろう!

  • 全国的にめずらしいから残すのですか。それだけの理由で危険なことを。プロのダンサーさんではないのです。危ないからやめさせるのはどうかという意見なら、火の恐ろしさを周りの大人がほんとうにわかっているのでしょうか。
    全国的に珍しいから。ではこれを書いているあなたは、大人のあなたは同じ練習時間で、やれますか?やりますか?
    私はできません。
    大人に無理なことを、子どもに強要することは、断じてあってはならないのです。
    安全な学校になってほしい、ではなく、安全な学校にするためには、社会の大人の自覚が必要です。
    周りはどうであれ、自分はどう思うのか。相手の身になって感じることができるように。
    伝統は時代とともに移り変わるから伝統なのです。
    ライトの光が美しい、では感動しませんか?
    そんなに、すごい、が大切ですか?

  • 皆さんやめろって言いますけど、
    俺らにとっては米食うのと同じような感覚なんですよ…
    あと、火遊びではないですし。やると言って立候補した子達はほとんど毎日練習していて、怪我をするのは滅多にないんです…
    トーチは、火でやるのとREDでやるのは熱量とか、練習の多さとかが違ってくると俺は思ってるんです…

    中3が失礼しました。

  • 名古屋市に引っ越して10年弱。数年前に近くの小学校で夏祭りにやってるの見たが、ちょっと意味がわからなかった。やらせてる人間は頭おかしい。危険予知できないのか?

  • なんかみんなやめろやめろ言うけど、私らにはこれが普通だったんです……。そして決して『火遊び』をしてる訳では無いんです。トーチはやりたい人が立候補してやることになった人は毎日毎日しっかり練習をしているので滅多に怪我はないんです。トーチは、火でやるのとLDHでやるのはぶつかってもなんも起こらないそうなると練習量も減ります。余計トーチ棒が当たって危ないですよ。しかも火では無いので思いっきり回しても大丈夫=手から滑って誰かに当たる。など危ないことも沢山あるんだとは思います。個人個人の意見ですが私はあった方が盛り上がるのであった方がいいですよ………。

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