1991年に大ヒットし、社会現象にまでなったドラマ「東京ラブストーリー」が、東京で五輪が開かれる2020年の今、リメイクされることとなりました。
カンチ・リカといった主要キャストの役名は変わらずで、原作や1991年のドラマ同様、若い男女の思いが交錯するラブストーリーの展開が予想されますね。
リメイク版「東京ラブストーリー」は、メインキャストもすでに発表されました。
ドラマのキャストや注目ポイントなどを、まとめて紹介します。
目次
1991年の大ヒットドラマ「東京ラブストーリー」リメイク、Amazonプライム・FODで今春配信
1991年に大ヒットしたドラマ「東京ラブストーリー」のリメイクが決定しました。
春からAmazonプライムビデオ、ならびにFODで配信開始となります。
「東京ラブストーリー」、原作は柴門ふみさんの漫画で、カンチやリカ、健一やさとみらの恋愛模様を描く恋愛ドラマです。
誠実ながら優柔不断なカンチと、帰国子女で恋愛にも奔放な、明るい性格のリカという男女の組み合わせで、人気を博しました。
特に当時の若い女性層に人気が高かったドラマで、今になって見直してみると、バブル期の東京という街の雰囲気が感じられます。
主演の鈴木保奈美さん・織田裕二さんはこの作品のヒットでさらに人気が上がり、90年代に大活躍する俳優となりました。
主題歌に起用された小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」も、大ヒットを記録しています。
このドラマは月曜21:00から放送された、いわゆる「月9」を代表する恋愛ドラマです。
このドラマの成功から、この枠が幅広く月9と呼ばれ、90年代は「ロングバケーション」など、恋愛もののヒット作が数々作られることにもなりました。
平均視聴率20%超え、最終回の視聴率は30%オーバーという人気ドラマのリメイクだけに、ニュースが早くも話題となっています。
「東京ラブストーリー」リメイクドラマのキャストはカンチ役が伊藤健太郎・リカ役が石橋静河

「東京ラブストーリー」がリメイクされるに際し、4名の主要キャストも発表されました。
カンチ役を伊藤健太郎さん、リカ役を石橋静河さん、健一役を清原翔さん、さとみ役を石井杏奈さんが演じることになりました。
4名とも20代の俳優であり、全員「東京ラブストーリー」が放送されていた1991年には生まれていません。
プロデュースは「のだめカンタービレ」などを担当してきた清水一幸さん、脚本は「女くどき飯」、映画『真白の恋』などの北川亜矢子さんです。
1991年当時、バブルという世相の中で人気になったドラマを、どのようにアレンジするのか、各人のキャラクター設定や脚本も気になるところですね。
「東京ラブストーリー」が29年の時を経てリメイク、舞台は2020年の東京に
1991年の放送から29年の時を経てリメイクされる「東京ラブストーリー」、舞台は1991年ではなく2020年、現代の東京となります。
当然、1991年版では存在すらなかったスマホなども、作中に登場する可能性がありますね。
逆に、普段から携帯電話を持っていないということが考えられない時代設定です。
相手と連絡がつかない中、ただ相手が現れるのを待つといった、昔のドラマならではのじれったさ・切なさがどのように表現されるのかも、見どころになります。
「東京も随分様変わりしました。カンチも三上も煙草を吸っていました。若い役者さんたちがカンチやリカをどのように演じてくれるのかとても楽しみです。」
漫画原作者の柴門ふみさんも、このように2020年版として生まれ変わる「東京ラブストーリー」に期待のコメントを寄せています。
リメイクされる「東京ラブストーリー」、若い人には新鮮な驚きも
平成初期を代表する恋愛ドラマ「東京ラブストーリー」が、舞台を2020年に移してリメイクされます。
昔の作品を知っている世代にはどこか懐かしく、初めて見る若い世代には新鮮な驚きが感じられるドラマになるのではと期待を集める作品です。
平成の20代が熱中した「東京ラブストーリー」、令和の20代にとって「平成」の恋愛ドラマはどのように受け入れられるでしょうか。
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