放送の仕方に問題あり?「とくだね!」ストームチェイサー×天達予報士にSNSで賛否両論の声!青木さんについても

フジテレビ系「とくダネ!」で、ストームチェイサーという、日本でかなり珍しい活動をしている方が紹介されました。

多くの方にとっては、知らなかった知識も多く含んだ内容であり、かなり興味深い内容でしたが、批判的な声も上がっています。

「とくダネ!」で放送されたストームチェイサーという職業や、批判を受けた理由について。

また、番組内で取り上げられた日本で唯一のストームチェイサー、フリーカメラマンの青木豊さんについて紹介します。

「とくダネ!」日本で唯一のストームチェイサーに密着取材

9月23日(月)放送のフジテレビ系「とくダネ!」で、ストームチェイサーという、かなり珍しい職業の方に密着取材する特集が組まれました。

直訳すると「嵐を追いかける」という意味のストームチェイサーは、異常気象がある場所に赴き、その現象を撮影する写真家です。

日本で唯一、このストームチェイサーとして活動しているのが、青木豊さん。

番組では、青木さんに「とくダネ!」で気象予報士を務める天達武史さんが密着し、異常気象を追う様子を取材しました。

2人は竜巻が発生する予兆とも呼ばれる「壁雲」に接近したり、雷を連発する危険な雲「ガストフロント」を追いかけたりし、その様子を写真に収めます。

雷と虹のコラボという、珍しい瞬間を捉えることもでき、貴重な映像がニュースで報道されました。

「とくダネ!」ストームチェイサー×天達予報士のコーナーは賛否両論

ストームチェイサー・青木豊さんを紹介した「とくダネ!」のコーナーですが、賛否両論の声が上がっています。

特に多かったのが、現在千葉県で台風による被害を受けている方が多い中、異常気象を見ると嬉しそうに撮影する様子を放送している点。

ストームチェイサー・青木さんを天達予報士が取材した様子を放送した後、番組では台風17号についての最新気象情報が報道されました。

ストームチェイサーの方や、気象予報士の方にとっては珍しい、撮影したくなるような気象現象も、近くにお住まいの方にとっては、ただの災害になります。

今現在、異常気象で悩まされている方がいる中、異常気象を歓迎するようにも見える取材・放送内容が気になったという声が上がりました。

異常気象をマネして撮影し、SNSでアップしようとする危険な行為をする方が出ないか、という危惧の声も。

もちろん、ストームチェイサーは危険な行為であることは間違いなく、気象知識のない素人は絶対にまねしてはいけないものです。

一方、放送を見て、ストームチェイサーという職業や活動を知り、興味深かった、災害予防に役立ててほしいといった好印象を持った方も少なくありません。

ストームチェイサー青木豊とは?

出典:https://matome.naver.jp/

日本で唯一、ストームチェイサーとして活躍する、青木豊さんは茨城県出身で、現在51歳です。

もともとは写真館で働いていましたが、フリーカメラマンに転身。稲妻を偶然撮影したことをきっかけとし、2007年からストームチェイサーとしての写真撮影を始めています。

当然、異常気象を追いかけなければならず、気象学についても勉強しなければなりません。独学で気象について学習し、ストームチェイサーとして活動する現在も、日々空模様とにらめっこの日々を過ごしています。

TBS系「情熱大陸」でも取り上げられ、個展も開くなど多くの活躍を見せる青木さんは、今後注目すべき人物の1人です。

ストームチェイサー青木豊、日本で注目される存在に

ストームチェイサーは、海外では多くの方が活動していますが、日本ではまだまだマイナーな存在。

日本で唯一、第一人者として活躍する青木豊さんは、異常気象が多くなっている日本で貴重な人材と言えますね。

今後ますますの活躍を期待したいところですし、もしこの活動が災害予防や日本の気象予報に貢献することがあれば、さらにありがたいことです。

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