2021年6月3日(木)4日(金)に放送されたSKY-HIのオーディション「THE FIRST」では、三山凌輝がいるBチームについてでした。
以前の放送時にもSKY-HIがうまくいっていないと語っていましたが、その様子は初日だけでなく徐々にチーム内に波乱をもたらせました。
そして、オーディションでは触れられていませんが、チームの三山凌輝はモデルでタレントの山之内すずさんとの熱愛も発覚!
Bチームの様子は異例の2日に分けての放送となりました。
目次
「THE FIRST」は日テレ系情報番組『スッキリ』とHuluで放送!
オーディションの様子は、日テレ系情報番組『スッキリ』にて放送されています。
Huluでは『スッキリ』では放送されなかったオーディションの完全版も視聴できます。
『スッキリ』の見逃しは放送日当日の15時~TVerにて、完全版は放送当日の20時~Huluにて配信されるので、ぜひご覧ください。
Bチームのメンバー紹介

- 1位 リュウヘイ(黒田竜平)14歳
- 7位 ラン(古家蘭)18歳
- 10位 リョウキ(三山凌輝)21歳
- 11位 ジュノン(池亀樹音)22歳
- 12位 シュンスケ(織戸俊輔)20歳
Bチームには3次審査で1位を獲得したリュウヘイさんと2次審査で1位だったランさんがいるチームです。
また、リョウキさんは2.5次元俳優として活躍をしている人なので、とてもレベルの高い人が集まったチームということがわかります。
SKY-HIはダンス、作詞作曲、ラップ、未経験者をバランスよくチームに振り分けたということですが、このチームの場合、差ダンスはランさん、作詞作曲はシュンスケさん、未経験者はジュノンさんにあたります。
レベルが高く、バランスのいいメンバー構成のはずが、バラバラでまとまりがなくなってしまったのはなぜでしょうか?
エゴと個性がぶつかり合いプレッシャーも
問題は審査用トラックのお披露目から発生しました。
審査用トラックを聞いた後のメンバーのイメージは「青空」「海沿いをオープンカーで」「ライブステージ」と様々な意見が。
それを誰かがまとめようとする様子はありません。
SKY-HIがノリで歌うことで具体的なイメージがつかめるかもと提案しますが、立ち上がったのは俳優で、作詞作曲未経験のリョウキさんだけ。
その後リョウキさんがみんなの意見をまとめようとしますが、バラバラのままでした。
翌日。
夜中に歌詞とメロディが浮かび、朝イチで合わせたという歌を披露しましたが、未経験のジュノンさんのパートが少なく、うまく歌の配分ができていません。
SKY-HIはリーダーを自分たちで決めて欲しいと望んでいましたが、見かねてシュンスケさんをリーダーに指名しました。
個人面談をしてチームをバックアップしようとするSKY-HI
SKY-HIが望むボーイズグループとは、お互いを尊重し合えるというものです。
しかし、現在のBチームには課題が山積みになっています。
そこでSKY-HIが個人面談をして、チームの意識を上げ、それぞれの役割やモチベーションを上げて行こうとしました。
まず呼び出したのはリーダーに選出したシュンスケさん。
彼に伝えたのは、最年少のリュウヘイさんがチームの輪に入れていないことでした。
メンバー5人中3人が20代の中14歳のリュウヘイさんは発言しづらいところにいます。
それは、審査トラックを初めて聞いた時の様子にも表れていました。
SKY-HIはシュンスケさんにリュウヘイさんが発言しづらいことを前提に考えて欲しいと頼みました。
当のリュウヘイさんも、自分の中で言いたいことがあり、提案をするけれどうまく反映できないところにモヤモヤしている様子があります。
そしてリョウキさんは、自分が頑張らないとというプレッシャーを抱え、引っ張っていかないといけない責任感を持っていました。
でも、作詞作曲が未経験なのだから、経験者であるシュンスケさんに甘えていいんだよ、というSKY-HIからの言葉に、肩の力が抜けた様子でした。
プレッシャーに潰れそうになるラン
チーム内でダンス担当として振り付けを考えることになったのは数々のダンスコンテストで優勝経験があるランさんです。
しかし、考えれば考えるほど自信が持てなくなり、振り付けもいつもの自分らしさが出ないと悩みます。
審査開始3日目にして、メンタルが崩壊して大泣きしたとカメラの前で語りました。
表現したい気持ちが彷徨っていて、どんどんネガティブな思考に入ってしまったそうです。
続きとして4日に放送された内容で、ランさんの助けに入ってくれたのが、ダンス歴9年のチーム最年少リュウヘイさんです。
個々のダンスの課題をリスト化し、メンバーに共有しました。
その視点に関してシュンスケさんは絶賛し、ランさんは「構成力や見せ方がうまい」と褒めました。
そしてランさんとリュウヘイさんの二人で振り付けを担当していくのですが、本番2日前になっても振り付けは完成しませんでした。
チーム内で不満が爆発
審査8日目、発表の2日前になってリョウキさんが体調を崩してしまいました。
作詞作曲が未経験なのに、当初からチームを引っ張ろうと奮闘してきたリョウキさん。
SKY-HIとの個人面談の時に、もっと周囲に甘えていいと言われていましたが、無理をしすぎたのかもしれません。
リョウキさん以外のメンバーで練習を開始しましたが、まだ振りは未完成のままです。
そこで、リョウヘイさんが「このグループでは一人一人が目立ってない」と指摘をし、シュンスケさんが歌割りも振りも全部変えてみることを提案しました。
その日のレッスン動画を見たリョウキさんは「何も言わないことに決めた」とだけスタッフに言いました。
しかし、翌日レッスンに参加したリョウキさんはメンバーの前で爆発。
「何も言わないように構成も我慢した。曲作り、フォーメーション、振り、一切タッチしてない。でも俺が作ったフォーメーションが当たり前のように変えられた」
と声を荒げました。
その変更がすべて事後報告だったことに不満だったようです。
シュンスケさんは「言いたいことは全部俺に言って」と事前に話していたようですが、うまくメンバー間でコミュニケーションが取れていない様子です。
1日休んでしまった罪悪感やこれまでの不満がリョウキさんの中からあふれてしまいました。
ダンスの先生に助けを求める
審査発表前日になってもまとまらないので、メンバーはダンスの先生に助けを求めることにしました。
現時点でできている振りを確認してもらうと「練習方法が雑」と言われてしまいます。
ダンサーで振り付け師のKekke先生はチームに
時間がないから献身的に
作品作りに意欲的に
スイッチを入れて切り替えを
と指導しました。
アドバイスをもらったメンバーたちの空気感も良くなり、作品作りがスムーズに動き始めました。
プレッシャーと苦しみの壁を乗り越えた先にあるもの
『Good Days』と名付けられたBチームの曲は、今の彼らだから歌える曲になっていました。
「終わりなき道に迷い込んでも1人じゃない、諦めない、共に進もう、信じあって」と歌詞にもあり、彼らの思い、苦悩、そこから抜け出した先が詰まったパフォーマンスでした。
SKY-HIはこの曲のサビは誰にでも当てはまるものではなく、今の自分だからこそ歌えるものだとし、歌を作る上で一番大切なことだと評価しました。
たくさんぶつかって、悩みぬいた彼らのことを一番心配していたのはSKY-HIです。
1人になった時「抱きしめたい」とつぶやきました。
自由だからこそ衝突もプレッシャーもある
Bチームを見ていて感じたのは、自由の怖さです。
審査用トラックが与えられただけで、作詞作曲、ラップ、パフォーマンスを自分たちで考えないといけないということは、多くの可能性があるとともに、個々に与えられたプレッシャーもあります。
また、これはオーディションなので自分が目立たなくてはいけないという問題もあります。
チームを良くするために、自己主張しないことも必要だし、エゴも出さなくてはいけない。
よりよい楽曲を作るためにはプロのミュージシャンだってメンバーと衝突することもあります。
それを9日で完成させようとするので、この展開はある意味仕方ないのかもしれません。
でも、この経験があったからこその気づきや成長もあるはずなので、頑張って欲しいと思います。
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