『世界が終わるまであと7日』友情・家族・母との絆を描く漫画が話題に!作者にしもとのりあきについても

あと1週間で世界が滅亡するという設定での、少年の日常を描いた漫画がネット上で公開され、話題になっています。

タイトルは「世界が終わるまであと7日」、作者はにしもとのりあきさんという方です。

世界がもうすぐ終わるなら何をして過ごす、という話題は雑談の中で話されることがあるテーマですが、ここまで踏み込み、内容が練られた創作は貴重ですね。

「世界が終わるまであと7日」の世界観や、作者のにしもとのりあきさんについて、また作品を読んだ方の感想について紹介します。

世界滅亡寸前の1週間を描いた漫画「世界が終わるまであと7日」が話題に

にしもとのりあきさんが描いた漫画「世界が終わるまであと7日」は、間もなく世界が滅亡することが確定しており、人々に自殺用の薬も配布されているという設定です。

そんな中、主人公の少年ナツは友人たちや世界滅亡寸前でも授業を続ける教師、そして母親代わりに育ててくれた叔母と時間を過ごします。

親から暴力を振るわれていたこともあり、ナツは「俺は今の方が生きやすい」と漏らすシーンも、リアル感がある部分です。

34ページと非常に短い作品ではありますが、漫画の設定にちなみ、7日間に渡って投稿されたこの漫画は、多くの方の心に刺さり、話題となりました。

「世界が終わるまであと7日」は世界崩壊前の1週間を過ごす少年の友情・家族・母の絆を描く漫画

「世界が終わるまであと7日」が多くの人に支持されている理由は、この7日間で主人公が周囲の人との絆を再確認していくシーンにあります。

毎日ともに過ごした友人や家族との時間が、最後の7日となればどれだけ貴重に感じられるのか、実際に経験しなくても想像をかき立てられるストーリーです。

世界滅亡寸前の7日目、主人公の少年は叔母からの最後のお願いである、母に会ってあげてほしいという願いにこたえ、母の居場所に向かいます。

かつては親から暴力を振るわれていた主人公が、母について考え直し、最後に母に会うために時間を割くストーリーは、多くの方の感動を呼びました。

特に印象的なシーンが、主人公が母の日記を見るところです。

最後に主人公が見た母の文章は「ナツを絶対叩かない」というものでした。

長い間続けられてきた日記を確認した主人公とともに、読者の多くも涙を流し、このシーンに大きな共感を覚えています。

世界が終わる7日間の物語 -1日目-

世界が終わる7日間の物語 -2日目-

世界が終わる7日間の物語 -3日目-

世界が終わる7日間の物語 -4日目-

世界が終わる7日間の物語 -5日目-

世界が終わる7日間の物語 -6日目-

世界が終わる7日間の物語 -7日目-

「世界が終わるまであと7日」作者はにしもとのりあき、世界の終わりをテーマにした合同誌をコミティアで販売

ネット上で話題の「世界が終わるまであと7日」の作者は、にしもとのりあきさんという漫画家です。

これまでに、モーニングゼロ期待賞・ちばてつや賞奨励賞などの受賞歴があります。

公式ページによると、1993年生まれの26歳であり、高校時代に「宇宙兄弟」に惹かれ、創作活動を始めた経歴の持ち主です。

漫画のほかに、デザイン・ポスターなどでの仕事でも実績があります。

創作の主なテーマは「子供・笑い・弱さ」ということで、「世界が終わるまであと7日」も、人の弱さがテーマの1つとなっている作品でした。

今回話題の「世界が終わるまであと7日」は、創作同人誌即売会「コミティア31」(2/9)で、新刊として販売された合同誌内掲載の漫画です。

「世界の終わり」をテーマにしたこの合同誌は、にしもとさんの漫画に加え、橋本カエさん原作・かなやんさん作画の「来月世界が終わるのに」も掲載しています。

「世界が終わるまであと7日」が胸を締め付けられると話題に、日々の大切さを実感する読者多数

にしもとのりあきさんの「世界が終わるまであと7日」が、ネット上でバズに、多くの方に支持されています。

濃密な7日間を写実的にいた作品を読み、日々の大切さや人との絆の温かさを意識された方が多くいらっしゃいました。

最近はネット上で話題となる短編漫画が多く、こうしたところから日本中に知られる大ヒット作が出る日が来るかもしれませんね。

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