1984年に公開されて大ヒットとなった映画『ターミネーター』が1991年に続編として公開されました。
監督はジェームズ・キャメロン、そしてキャストはアーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリックです。
ターミネーターシリーズはそれ以降も続いている中、特に『ターミネーター2』は最高傑作であると高い評価を受けています。一体なぜなのでしょうか?高評価の秘密を探っていきます!
『ターミネーター2』のあらすじ
ターミネーターの舞台は人間と機械との戦争が勃発している未来です。前作では未来から現在に送られてきたターミネーター・T-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)にサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は命を狙われます。
スカイネットに対抗し人類の救世主と呼ばれているサラは、人類側から送られてきたカイル・リース(マイケル・ビーン)と結ばれるところで前作は終わります。
『ターミネーター2』ではその2人の間の子供であるジョン(エドワード・ファーロング)が登場します。
ターミネーターを製造しているサイバーダイン社をサラが襲撃し、精神病患者として収容されるところから始まります。サラが収容されている状況の中、非行に走っていたジョンに未来からターミネーターが2体送り込まれます。
送られてきたのは前作で夫のカイルを殺したT-800と液体金属によって変形自在となった新型のT-1000(ロバート・パトリック)でした。
T-800は未来のジョンが過去の自分を守るために送られてきたものです。味方であるT-800と共にサラとジョンは敵であるT-1000に立ち向かうというストーリーです。
人々を釘付けにさせるT-1000型
『ターミネーター2』で人々を釘付けにさせるのが、今回からの出演となったT-1000てす。
T-1000型は他のターミネーターと比べてみても、とても迫力のあるものでした。液体金属でできたターミネーターで、変形自由なのが特徴です。
一度死んだと思ってもぬるぬると液体になって戻ってくるところが、前作とターミネーターとは違った強さを表しています。死んでも蘇り無表情で戻ってくる姿は見ている人に恐怖を与えます。
CGを使用していないものの、今作では当時最先端であったVFX(視覚効果)を利用しています。変形する際には3DCGと特殊メイクで撮影されました。映像表現のすごさから公開後はメイクアップ賞や視覚効果賞をもらうほどでした。
ターミネーターと母息子との家族愛
母と離れて暮らしていたジョンは非行に走っていましたが、命の危機にあっていたところをT-800に救われます。そして母であるサラの話を聞き、T-800と共に収容所から母を助けます。
そのため、ジョンはT-800のことを父親のように慕います。ターミネーターは一見アクション映画のように思えますが、T-800と母息子との家族愛も感じることのできる作品です。
3人の絆を深め、最強の敵でもあるT-1000に立ち向かっていきます。
最高のクライマックス
クライマックスでは敵であるT-1000を殺すことに成功します。ところが未来から送られてきたT-800は、現在に存在することはできません。ジョンとサラを助けたT-800は2人に別れを告げて死を選びます。
機械であるターミネーターには心がないと思っていながらも、最後のクライマックスには見ているものの涙を誘います。この最高のクライマックスこそが、ターミネーター2ならではの魅力でもあります。
まとめ
『ターミネーター2』は前作に比べてアクションもレベルアップし、さらにドラマチックな展開を生み出したところから、最高傑作と言われていることがわかりました。
T-800が放つ「Stay here. I’ll be back.」というセリフは、今でも有名なものです。ジョンとサラのために戦いに行く際にT-800が残したセリフです。
機械との家族愛を実感し、最後に感動のクライマックスを迎えます。是非6作目の新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』視聴する前に見てみてはいかがでしょうか?
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