9月より始まったディズニー・ハロウィーン。
開催当初よりかなりの賑わいとなり、入場制限まで行われた日もあったほどですが、ハロウィーンがある10月はますますパークを訪れる人が増えると予想されます。
【ゴースト流の東京ディズニーランド!】
9月11日から秋のスペシャルイベント #ディズニーハロウィーン がスタート!
東京ディズニーランドのハロウィーンの主役はゴーストたち。奇妙で魅力的に変身したパークで、ゾクゾク、ワクワクするハロウィーンを楽しもう! https://t.co/Wv8CZxFqOz pic.twitter.com/NQCj0T2efA— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) August 24, 2018
今年のディズニーは、開催初日の9月10日から終了の10月31日まで、毎日仮装をすることができるようになりました。それに伴い、仮装をしてインパする人も増えると予想される一方で、近年のハロウィーンシーズンは「仮装のマナーの悪さ」が指摘されることも増えています。
ディズニーのキャラに扮した仮装はとても楽しいもの。でも、それによって誰かが嫌な思いをすることがあってはいけません。マナーの違反が多ければ、パーク側もルールを強化しなければならなくなってしまいます。
事実、ディズニーの仮装のマナーは年々厳しくなっています。
自分がやろうとしている仮装がマナー違反にならないか?誰かを不快にさせるものではないか?を見直すために、もう一度ディズニー側が決めているマナーを確認しましょう。
また、仮装のルールについては公式サイトできちんと説明が行われています。もし「仮装をしたい」ということなら、きちんと目を通してください。→ディズニーハロウィーン2018 ディズニー仮装
また、ルールが守れていない仮装をしているとパークに入ることができません。「せっかく行ったのに、仮装のルールを守れていなかったためにインパができなかった」ということがないように、ルールを守ることが必要です。
目次
衣装に着替えられる場所はどこ?
開催期間中全日の仮装が可能であることもあり、ディズニーランド・ディズニーシーでは仮装の衣装に着替えるための更衣室を設けています。
それぞれの着替え場所については、公式サイトのページでご確認ください。
★着替えのための更衣室は男性用・女性用に分かれています。
★時期によっては、かなり長く待つ場合があります。ホテルに宿泊する場合は、できる限りホテルで仮装を済ませましょう。
自宅から仮装をしてインパする場合は、仮装の上から何かを羽織るなどして交通機関に配慮しましょう。
★パーク内のレストルーム(トイレ)・コインロッカーでの着替えは避けましょう。仮装をしないゲストへの迷惑行為になってしまいます。
また、近隣の公共機関で着替えるなどの行為もNGです。
このようなマナーに反した行為があると、仮装をする人だけでなくディズニーに対する印象も悪くなってしまいます。また、何よりもパーク側に迷惑がかかることになってしまいますので、絶対に避けてください。
どんなキャラクターの仮装ができるの?
どんな仮装でもできるわけではありません!
ディズニーで開催されるイベントの仮装ですから、どんな仮装でもできるわけではありません。公式サイトで許可されているのは、以下の条件に当てはまる仮装のみです。
★TDL・TDSにいるディズニーのキャラクター
★ディズニーの映画(アニメ・実写)・ゲームに登場するキャラクター
★ディズニーのショー・パレードに登場するキャラクターやダンサー(過去のものも含めて)
この3つのいずれかの条件を満たす対象のコスプレ(仮装)であることが条件です。
パレードに参加するダンサーさんの仮装がOKなのは意外ですね。また、ディズニーのアニメやゲームに出てくるわけではありませんが、パーク内のショーに登場するという龍で「ヴィランズの手下」の仮装もOKということになります。
東京ディズニーシーで #ディズニーヴィランズ の手下であるリクルーターから #手下からリクルートなうにつかっていいよ とこんな写真を渡されました。
https://t.co/J1bGopCV1e #ディズニーハロウィーン pic.twitter.com/R6fl9POY2T— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) October 12, 2017
手下さんのコスプレはパーク内にもたくさんいます。人気なのでしょうね。
※キャラの仮装をする場合は、具体的にどの作品の仮装が許されているかについては、公式サイトが一覧にしてくれています。
必ず目を通して、自分がやりたい仮装が許可されているかどうかを確認しましょう。
やってはいけない仮装の種類
以下の条件の仮装はNGとなっています。
小学生以下を除く、パーク内で働くキャストの仮装
キャストの仮装をしてしまうと、本物のキャストさんと区別がつかなくなってややこしいです。ゆえに禁止されていますので、避けましょう。
このような仮装ですね。
【Disney Cast Stories~キャストが語る、東京ディズニーリゾート~No.9】#東京ディズニーリゾート35周年 を記念して、キャストの目線でパークの魅力をお伝えする“キャストブログ”。
今回は、「おもてなし」についてご紹介!>> https://t.co/hct3WIpr3d pic.twitter.com/aI0ybQYpei— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) September 27, 2018
小学生以下の場合は、従業員ではないと解るのでOKとなっているようです。
マーベル社のキャラクターもダメ
マーベル社は「スパイダーマン」「アイアンマン」などの漫画を発表しているアメリカの出版社のこと。
It’s time to suit up. Watch the official #SpiderManHomecoming trailer now and see the movie in theaters July 7! pic.twitter.com/pdBcldQhrP
— Marvel Entertainment (@Marvel) December 9, 2016
実は、このマーベル社は2009年にウォルト・ディズニーの企業が買収しています。なので、「マーベル社のキャラクターもディズニーのキャラ」という捉え方をする人もいるようです。
しかし、ディズニーランド・ディズニーシー共に「マーベル社の仮装は禁止」とはっきりルールとして明記しています。間違ってマーベル社のキャラクターの仮装をしてしまわないように気を付けてくださいね。
ディズニーキャラクターの世界観や雰囲気を壊さないこと
ディズニーの公式サイトにある「仮装のマナー」のページには、仮装ができるキャラクターのルールを守ると同時に、そのキャラのイメージを損なわないようにと書いてあります。
かなりざっくりとした書き方ですが、つまり「その仮装がディズニーランドやディズニーシーの雰囲気に合っていること」ということではないでしょうか。
ディズニーは、ごーすとでさえもこんなに可愛くデザインして、パーク内のコンセプトをまもっています。
【東京ディズニーランドであなたもゴーストに!?】
今年はテーマを一新し、主役はゴーストたち!
ゴーストたちが披露する、“ゴースト流の東京ディズニーランド”で思いっきり楽しむと…
ゴーストの仲間入りができるみたいですよ!くわしくは>> https://t.co/47l9U3Sjls #ディズニーハロウィーン pic.twitter.com/CE3yXTBYRj— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) September 18, 2018
ディズニーランドやディズニーシーには、小さな子供を連れた家族連れもたくさん訪れます。そのゲストたちが見て気持ちがいいものかどうか、それが「ディズニーでできる仮装の基準」だと考えます。
例えば、ハロウィンだからと言って「血のりがついたドレス」「血を流したようなメイク」を見たとき、それを見た子供はどう思うでしょうか?
露出度の高い衣装を来てパーク内を歩いたら、見る人は目のやり場に困るでしょう。それがディズニーにふさわしいと言えるでしょうか?
口述しますが、露出度の高さや血のりを使ったメイクはディズニーの仮装では禁止されています。しかし「ルールにあるかないか」ということだけではなく、仮装を考えたときに「それがパークの雰囲気に合っているか、キャラクターのイメージに沿っているのか」を考えてみてください。
メイク・アイテム類のルール
どんな顔か解らなくなるようなメイクはNGです
細かい禁止ルールは後述しますが、大まかに言えば「元の顔が解らなくなるようなメイクはNG」ということです。
ハロウィンの仮装だと、特殊メイクを使ったものを思い浮かべますよね。顔を白塗りにして黒いアイラインで目を囲うなどのメイクはハロウィンの定番です。でも、ディズニーの仮装では白塗りのメイクを禁止しています。
理由は多々思いつきますが、中でも大きな理由として考えられるのが以下の3つです。
★犯罪者が入ってくることやテロを防ぐため
★ディズニーキャラのイメージを守るため
★怖いメイクにより子供が怖がらないよう配慮
あくまで想像ですが、特に事件を防ぐために一番上の理由は強いように感じますね。
ディズニー以外のパークでも近年は「顔を隠すメイク・マスク」の仮装を禁じているところが出てきました。誰もが安全に、安心してパークを楽しむためにも、パーク側が作ったルールは必ずかもるようにしてください。
では、メイクやアイテムのルールを見ていきましょう。
顔全体の色を変えるメイク・極端な囲みメイクなどは禁止です
顔全体を白塗りにしてゾンビらしさを強調したり、目の周りを極端に黒く塗るなどのメイクはNG。
あくまで普段のメイクに近い状態にとどめることがルールですので、必ず守りましょう。白塗りで眼のふちを黒く塗る「ゾンビメイク」はすごく格好いいですが、小さなお子さんにはちょっと怖いメイクでもありますよね。
ディズニーキャラクターに白塗り&極端な囲みメイクは似合いません。キャラクターのイメージを守りましょう。
手下さんたちも、元の顔がちゃんとわかるメイクを実践されています。
みなさんも美しくも妖しい #ディズニーヴィランズ の世界へ
https://t.co/N7WpKUJyBY #手下からリクルートなうにつかっていいよ#ディズニーハロウィーン pic.twitter.com/gpRVipo7pJ— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) October 12, 2017
傷跡のメイクやシールもNG!血のりも許可されていません
「傷跡」「血」のメイクも禁止!
血のりを使うこと・メイクで傷跡や血を描くこともルール違反になりますので注意してください。
また、それらの絵柄のシールを使うことも禁じられています。とにかく、傷と血はどんな方法を使ってもダメ!と覚えておきましょう。
このへんは何かと比較されがちなUSJと混同されやすいのかもしれません。USJで可能な以下のようなメイクは、ディズニーでは禁止事項になります。。
【HORROR MAKEUP】
本格特殊メイクでホラー仮装を楽しもう!ハロウィーン気分をさらにアゲるホラーメイク。
プロの手による本格的メイクは圧巻!
ご予約受付中! #USJ
詳しくはこちら⇒ https://t.co/trisVWZujS pic.twitter.com/I0mBkXYvy8— ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公式 (@USJ_Official) August 31, 2018
ディズニーとUSJのハロウィンイベントには、それぞれの個性や楽しみ方があります。また、このふたつのパークはコンセプトも全く異なり、だからこそどちらに行っても楽しいです。
ただ、コンセプトが違えばそこにあるルールも異なりますので、必ず自分が行くパークのルールを確認するようにしてください。
口の全体を覆うような髭を付ける・または描くのもダメ
顔の半分をかくしてしまうような髭をつけてしまうと、元がどんな顔なのかが解らなくなります。
サンタクロースさんのような髭がダメということのようですね。

また、つけるのと同様に「髭を描く」ということも禁止。
お面・つけ鼻・マスクなどもつけないこと
お面・つけ鼻・マスクも、元の顔が解らなくなるという理由のためか、禁止事項とされています。
キャラクターの顔であってもダメですよ!周りのゲストやキャストさんに、自分の顔がちゃんと見えるようにしておきましょう。
また、ヘルメットも禁止です!
ワンポイント的なフェイスペイントはOK!!
手下の一人・ジャックハートさんのような、ワンポイント的なフェイスペイントは大丈夫なようです。
小さな❤さんの恩恵を受けました
#手下 #ジャックハート pic.twitter.com/kwlueuKvDY— kanna (@_babyblue28) September 27, 2018
頬に小さいカボチャを描くなど、ハロウィーンチックなフェイスペイントを楽しんでみて。頬に可愛くワンポイント的なフェイスペイントを付けるだけでも、ハロウィーンな気持ちが高まります。
持ち込みができないアイテムがあります!
キャラのコスプレをするなら、そのキャラが手に持っているアイテムまで再現したいところ。でも、物によっては持ち込みが許可されていないこともあります。
持ち込みが禁止されているアイテムについて、まとめてみました。
なお、ハロウィーン期間中に関わらず持ち込みが禁止されているものについては、ディズニー公式サイトのこちらでご確認ください。→東京ディズニーリゾートからのお願い
棒・杖など長いもの
ディズニーランド・ディズニーシー共に、ハロウィン開催期間中はたくさんのゲストでにぎわいます。その中で、長い棒や杖を持っていると、それに躓く人が出てくるかもしれません。
そうじゃなかったとしても、通行の妨げになる可能性もありますよね。それらの理由からか、ディズニーでは持ち込むことができるアイテムの大きさに制限をかけています。
持ち込むことができるアイテムは、幅60センチ・高さ50センチ・奥行き25センチ以内のもの。
これ以上に大きいアイテムはパーク内に持ち込めません。もちろん折りたたんでもダメ。持っていきたいものがある場合は、既定の大きさ以内のものにしましょう。
マレフィセントさまが好きでも、長すぎる杖を持ち込むのはNGですよ!
【あちこちに魔女の姿!アナタも魔女になりきっちゃう!?】
本日9月30日(日)21:54~放送の「夢の通り道」(日本テレビ・中京テレビ)は、東京ディズニーシー『ディズニー・ハロウィーン』~ドイツ「魔女伝説の街」〜編です! https://t.co/v1uOoM6ZQt pic.twitter.com/izj2ub2RL2— 東京ディズニーリゾートPR【公式】 (@TDR_PR) September 30, 2018
また、バットなどスポーツに使うアイテムも持ち込みをすることはできません。これらも棒とみなされることもあれば、武器とみられることもあります。
危険物はレプリカや手作りであっても持ち込み禁止
銃や剣といった武器類の持ち込みは、たとえそれがレプリカや手作りであっても持ち込むことはできません。
花火も同様です。大人はそれがレプリカと分かっていても、小さな子供はそうではありません。また、本物の武器や銃が誤って持ち込まれる可能性を考えても、持ち込み禁止は納得のルールです。
武器ではなくても、先がとがったものを持ち込むことも、他のゲストにケガをさせる危険性を踏まえて禁止となっています。
もちろん、モデルガンも禁止。

夢の国に、このような武器のアイテムはふさわしくありませんよね。
服に尖ったものを付けない
着用する洋服に、尖ったものを付けないようにというルールもあります。
尖った装飾がついた洋服は、すれ違ったときに他のゲストに傷を負わせることも考えられるので、禁止とされているようです。
ディズニーは子供のゲストが多いパーク。子供とすれ違ったり、ぶつかったりしたときのケガを防ぐための配慮です。衣装を手作りされる方は気を付けてくださいね。
パーク内でローラー系のアイテムを使うことはできません。
キックボードやローラースケート、またお子さん用のローラーが付いた靴などの「ローラー系アイテム」はパーク内で使用が禁止されています。

スケボーもそうですが、これらのアイテムは「危ない!」と思った時にすぐに停まることができません。人の多いパーク内で使用すると、ぶつかったときに相手に思いがけない怪我をさせることも考えられます。
また、使用している本人が転んで怪我をするかもしれません。せっかく楽しい思い出を作りにパークを訪れたのに、誰かに怪我を負わせたり自分がケガをしたり…ということがあっては台無しです。
特に、ケガを負わせた場合は相手への責任問題も出てきますので、ローラーがついたものの持ち込みはしない。と徹底してください。
楽器も持ち込み不可アイテムです
楽器もパークに持ち込めません!
パークの中で音を出すことや、勝手に演奏することはできませんので、それ伴ってのルールでしょう。
仮装をするときの注意点
ルールの中でも、特に気を付けてほしいのが「仮装をするときに気を付けなければいけないルール」です。
というのも、SNSを見るとこのルール違反に不快感を覚えている人が少なくありません。ルールをきちんと把握していないために、思わぬところで人を不快にしていることがあるため、これからインパする人は「仮装をするときにどんなことが禁止されているのか」を良く調べてほしいです。
ディズニー側は、以下のことに気を付けてほしいとルールを提示しています。
露出度が高い仮装は控えること!
ディズニーに限らず、近年に開催されているハロウィーン・イベントでは「女性ゲストによる仮想の露出の高さ」が非常に問題になっています。
ディズニー・ハロウィーンも例外ではありません。衣装から胸の谷間がはっきり見えていたり、水着の様にトップスのブラだけのような格好のゲストがいたり、目のやり場に困るという報告は毎年のように上がっています。
一部、指摘のツイートを紹介しましょう。
Dハロのダン仮装で、露出激しい衣装着てる人割りと多くて、肌色インナーやタイツ履いてても胸見えすぎとかハイレグレオタードみたいなのは同じ女が見てても、うわぁぁってなるΣ(゜Д゜)
ディズニーなら露出規制もっと厳しくした方が健全。あとドレスの脇からブラ見えてる人も多くて残念
— layla (@layla_antique) October 23, 2017
https://twitter.com/Disney_Peter910/status/875265392670720000
これ毎年思うんだけど
ドンキとかで買った服着る人少し考え直してください。
なぜなら、露出多いしディズニーキャラクターに仮装するっていう概念が見えないから。
入れてくれたよ?だからいいでしょ、ではなく
好きならルール守ってください。
大人なんだから。
これはコスプレで仮装ではない。 pic.twitter.com/g3qxm9UVnJ— なち (@DI7A3) June 14, 2017
ファンの方が、このように注意喚起のツイートをされるくらい目についているのが現実です。
そもそもそのような服装ではインパできませんし、パーク内で見つければキャストさんが注意するなどパーク側もかなり気を配っていますが、見えていないところでこっそりやる人もいるのでしょう。
家族連れが多く集まるパークで、露出度が高い仮装をしている姿はとても見苦しいです。仮装は周りの人がどう見るか?を意識して行うことがマナーであり、自分がやりたいからやる!という姿は決して良く思われません。
★露出度が高いキャラの仮装をするときは、肌色のインナーを着用すること
※お腹を見せる衣装や、肩ひもがない衣装を着るときは特に注意してください。
このことについては、公式サイトにルールとして掲載されています。が、SNSを参考に気を付けてほしい点を他にあげるなら、ディズニープリンセスのドレスをミニスカートにするような行為も良く思われないようです。
キャラクターのイメージや「ディズニーランド」「ディズニーシー」という場所の雰囲気を考えれば、ドレスの裾を過度に短くするようなことは思いつかないのではないでしょうか。
露出度が高い衣装については工夫次第で露出範囲を減らすことも可能です。
これは、韓国の歌手・IUさんの「アラジン」のジャスミン。
https://twitter.com/onlyIUcn/status/1040902617168109568
ジャスミンは胸元とお腹が大きく開いた衣装を着用していますが、彼女の衣装は工夫を凝らして露出度を減らしています。
肌色のインナーを必ず身に着けるか、このように衣装の露出度を減らすような工夫をして、お肌が見える範囲を減らしてみてください。
地面を引きずるような裾の長いドレスは着ないこと
プリンセス系の衣装に多い問題ですが、ドレスの裾は地面を引きずらない長さにすること。これがルールです。
裾を引きずっていると誰かが踏んでしまうかもしれませんし、衛生的にも良くありません。ドレスの裾が汚れたまま、レストランに入るのも気が引けますよね。
これは「衣装が汚れないように守る」という意味もありますので、ドレスを着用するときは裾をあげて引きずらない長さに調整してください。
ちゃんとされている方は、プリンセスの雰囲気を損なわず、それでいてルールも守れる裾の長さを意識しています。
https://twitter.com/bibidelisa/status/1041268274573467649
裾が地面についていませんね。ディズニープリンセスの仮装をしている方の仮装をチェックしてみると、どんな点に気を付ければいいかの参考にしやすいです。
全身タイツの仮装は避けましょう
全身をタイツで覆うような仮装や、水着の着用は禁止されています。
これも、ディズニーのパーク内にはそぐわない服装ですものね。水着や下着の一部が出ているだけでもダメなので、衣装に着替える時にアンダーウェアが出ていないかを気を付けてみるようにしてください。
サイトに載っていないルールもある?
手作りの電飾を持ち込んで注意を受けたという方が…
ディズニー側も仮装については試行錯誤が続いているのか、ルールに書いていないことで注意を受けるケースもあるようです。
実際に注意を受けた方のツイートです。この方は、パーク内で手作りの電飾を光らせようとしたところ、キャストに注意を受けたとか。
炎上覚悟で書きます。
上の方にも不愉快な思いをさせてしまい申し訳ありませんと言われ、我々も皆様に楽しんでいただける様に統一させていただきますと言われました。
仮装される方食い違いがあって嫌な思いをされないために読んでいただけると幸いです。 pic.twitter.com/3cjgZIxsJH— アヤ@ (@A2y3nNell08) September 26, 2018
インフォメーションでは「ショーの最中に光らせなければいい」という説明だったようですが、実際にインパをしてみたらショー以外の場面で注意を受けたとのこと。
この方のツイートを参考にすれば、持ち込みの電飾はダメということになります。パーク内で販売されているものを光らせるのはOKなのですね。
公式サイトに書いていないルールですが、もしキャストに注意を受けた場合はその場でやめることを心がけましょう。
フード仮装ではグリーディングで写真を撮らせてもらえない?
ディズニーでとても人気のフード仮装。
フード仮装とは、ディズニーで販売されているフード(食べ物)をモチーフにして仮装をすることです。前から批判はありつつも、完成度が高い方が多く人気のある仮装なのですが…
SNSでは「フード仮装をしていたら、キャラとのグリーディング(ディズニーキャラと会って写真撮影ができる)を断られた」という報告がありました。
グリーディングでキャラに会うこと自体は可能だったようですが、一緒に写真撮影をすることができなかったとか。
ディズニーのルールには「フード仮装をしてはダメ」と書いてありません。しかし、明確に許可されているものでもありませんので、このように一部のイベントに参加できなくなる可能性もあります。そのようなリスクを避けたいのであれば、やはり確実に認められているキャラの仮装をする方が良いでしょう。
女性はブラ紐が見えないように気を付けて
これも公式サイトには書いていないのですが(当たり前ことなので…)、仮装をするときに女性の肩からブラ紐が見えていることがあり、品が良くないとSNSで指摘されることがあります。
ディズニープリンセスの衣装など、肩が大きく出ているドレスを着ると、つい肩紐が見えてしまうことがあります。これは本当に見た目が良くないので気を付けてください。
肩紐がないものやチューブトップタイプのものを使用するか、下に肌色のインナーを着用するか、見えないように対策をしましょう。
肌色インナーは、コスプレ用の衣装を販売するショップで簡単に手に入ります。
「自分は参加者である」という意識をもって仮装をしましょう
ディズニーランドやディズニーシーにとって、お金を払ってインパする人は「お客様」です。
しかし、仮にお金を払っていたとしても「ここで仮装を楽しませてもらっている」「この雰囲気を味合わせていただいている」という意識は本当に大事です。
特にディズニーは、たくさんの工夫を凝らして「夢の国」という世界観を守り続けているパーク。そのディズニーの仮装に参加する以上、企業側のイメージを損なわないように振る舞うことはとても大切なことなのではないでしょうか。
某大型イベントには、「来る人全員が参加者である」というルールがあります。そのルールをみんなが守っているからこそ、何年も続けて開催することができています。
ディズニーの仮装も「自分はお客さんだから」という意識だけでなく、「イベントに参加させてもらっている」という意識を持つこと、一人一人が「ディズニーの世界」を理解し、守ろうという気持ちを持つことが、この仮装を続けていくために必要です。
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