張本勲の「スポーツ選手は楽させちゃダメ」発言に批判!ダルビッシュ有や長友が苦言

甲子園をかけた一戦、夏の岩手大会決勝で、大船渡高校・佐々木投手は登板することなく敗れました。

佐々木投手の将来を気遣ったこの大船渡高校・国保監督の決断には賛否両論、意見が噴出しています。

そんな中注目されたのが、7月28日の「サンデーモーニング」のコーナー「週刊・御意見番」での張本勲さんの意見です。

張本勲さんの佐々木投手温存を否定する意見、そしてダルビッシュ有選手らの反論について、概要と経緯とまとめてみました。

「週刊・御意見番」での張本勲の問題のコメントは?

大船渡高校・国保監督の決断は注目のニュースだけあって、「サンデーモーニング」でも、この話題が取り上げられました。

張本さんの意見は、

「ケガが怖かったら、スポーツはやめた方がいい。将来を考えたら、投げさせた方がいいんですよ。苦しい時の投球を、体で覚えて大成した投手はいくらでもいる。楽させちゃダメ。スポーツ選手は」

と述べ、大船渡高校・国保監督の采配に反対意見を表明しました。

この張本さんの意見に、さらに反対意見を述べたのが現役アスリートのダルビッシュ有投手、長友佑都選手。

張本勲の「週刊・御意見番」での喝に、ダルビッシュ有・長友がTwitterで反論

賛否両論の佐々木投手温存による敗戦というニュース、「サンデーモーニング」で張本勲さんは「投げさせるべき」派として意見を述べます。

  • 最近のスポーツ界で、これが残念だと思っています
  • 一緒に戦っているナインはどうする
  • 壊れるとか、ケガとかを怖がったらスポーツをやめたほうがいい
  • スポーツ選手は楽をさせちゃダメ
  • 国保監督はアメリカ流に考えている。東洋人は投げて力をつける。タイプが違う

世間では、比較的国保監督の温存を「英断」とするほうが多い中、張本勲さんは「絶対に投げさせるべき」だったと断じます。

この意見にTwitterで反応したのが、現役メジャーリーガー・ダルビッシュ有投手。

そこに長友佑都選手も加わり、思わぬ展開となっています。

ダルビッシュ有は張本勲のコーナーを「消してください」、長友も「同意」

張本勲さんの「投げさせるべき」発言は、ニュースやSNSで拡散されました。このニュースにTwitterでコメントを述べたのが、ダルビッシュ有投手。

「シェンロンが一つ願いこと叶えてあげるって言ってきたら、迷いなくこのコーナーを消してくださいと言う」

ドラゴンボールに出てくる、願い事をかなえてくれる龍を引き合いに出し、張本さんの意見に苦言を呈しました。

このツイートを引用し、「同意」とツイートしたのは長友佑都選手。

長友選手は、

「この記事が真実だとしたら非常に残念。苦境に立たせて大怪我をしたらマイナスでしかない」

ともコメントしています。

張本発言には時代錯誤と批判が続出

佐々木投手の温存について、張本勲さん以外にも否定的な意見を述べる野球指導者・専門家は少なくありません。

しかし、「けがが怖かったらスポーツをやめるべき」とまで強い批判をした張本勲さんには、ダルビッシュ投手や長友選手以外からも、かなり批判の声が上がっています。

高須クリニックの高須克弥院長は、

「関節や靭帯や骨は鍛えられません。僕が監督ならためらわずドクターストップをかけます」

とコメントしました。

ホリエモンこと堀江貴文さんも、ダルビッシュ投手の「シェンロン」ツイートを引用、「その通りやん」とツイートしています。

張本さんの「精神論」的な意見を時代錯誤ととらえるような、否定的な意見が多く見られました。「サンデーモーニング」、スポーツコーナーへの批判まで出ています。

ダルビッシュ有や同郷の先輩・菊池雄星は高校野球の日程緩和を提言

張本勲さんにかなり強く苦言を呈したダルビッシュ有投手は、同時に高校野球の日程緩和を提言しています。

春の地方大会やめて、夏の県大会予選5月からやればいいやん」とコメントし、同時に暑い中屋外で行われる開会式の中止も訴えました。

岩手県・花巻東高校を卒業し、現在はメジャーリーガーの菊池雄星投手も日程緩和に賛成です。

菊池投手は岩手大会の決勝をネットで観戦し、母校・花巻東高校の甲子園出場を祝福しました。

同時に出したコメントで、「過密日程にさせてしまっていることを全体的に考える時期にきていると思います」と、ダルビッシュ投手同様、高校野球の日程について意見を述べました。

高校球児の将来を考えた新たな施策は打ち出されるか

張本勲さんの「投げさせるべき」発言に批判が集まることで、さらに佐々木投手の登板回避についての話題が膨らむ結果となりました。

現役野球選手や高校野球指導者も、このタイミングで問題提起をしています。

高校野球で、過密日程緩和や球数・イニング制限など、球児の将来を考えた新しい制度が導入される可能性もありますね。

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