「ストロベリーナイト・サーガ」第1話あらすじ&ネタバレ感想!亀梨和也の好演が光った初回!

とうとう4月12日より放送開始となった「ストロベリーナイト・サーガ」第1話!。内容は、前作「ストロベリーナイト」のSPで放送された内容とほぼ同じでした。リメイクと言っていい内容ですね。

第1話の放送内容、そして前作「ストロベリーサーガ」と比べての評価、そして見逃し配信情報などをまとめました。

「ストロベリーナイト・サーガ」第1話あらすじ&ネタバレ

第1話の内容は、警部補姫川を中心とする「姫川班」が、とある死体発見をきっかけに、「ストロベリーナイト」という猟奇殺人事件グループに切り込む内容です。

初回にして、かなりダークな内容となった第1話。簡単にあらすじを紹介しましょう。

第1話「ストロベリーナイト事件」の始まりをネタバレ!

第1話の肝となる「ストロベリーナイト事件」は、公園の池で見つかった遺体をきっかけに展開していきます。その概要をネタバレします。

公園の池で発見された遺体の不自然な傷

とある公園の池のほとりで、ビニールシートに包まれた遺体が発見されました。

被害者は、都内で働いていた金原太一(34歳)。全身に90カ所以上の傷があり、かなり残虐な殺され方をした遺体でした。しかし、そのうちに腹部にある大きな傷だけが、死後につけられたものだと判明しています。

体に残った傷の多くは、殺害される前につけられたもの。しかし、その腹の傷だけが、死後につけられているのです。説明を聞いた菊田和夫(亀梨和也)は、首をひねるばかり。

そこに、菊田の上司・姫川玲子が遅れてやってきました。

遺体の腹部の傷について推理する姫川玲子

姫川はすでに事件の概要を把握しており、自分なりの推理をしていました。

姫川は、金原の遺体に後からつけられた傷を「池に沈めるためにつけた」と推理。人間が亡くなると、体には腐敗ガスが充満します。だから傷をつけてガスを抜き、確実に池に沈められるようにしたと考えたのです。

しかし、遺体は池の中ではなくほとりで発見されました。「お前の推理は成り立たない」と憤る橋爪俊介管理官(岡田浩暉)に、姫川は「何らかのトラブルで、沈めたくても沈められなかったのではないか」と答えます。

姫川の推理はこうです。

  • 犯人は「遺体を運ぶ係」「遺体を捨てる係」の2人いる。
  • 運ぶ係が金田の遺体を池に運んだが、捨てる係の人間がなぜかこなかった。このため、遺体は池のほとりに放置されていた。

沈めるためにお腹に傷をつけてガスを抜いたのに、捨てる係の人間がこなかったために池のほとりに残ってしまった。そして遺体が発見されてしまったという推理ですね。

そして姫川は、遺体遺棄の「捨てる係」らしき人物にも、あたりをつけていました。

1か月前に不審死した深沢康之の存在

姫川は、遺体遺棄は今回の金田だけでなく、過去に何度も行われていたのでは?と推理していました。

その根拠となるのが、1ヶ月前に不審死していたという深沢康之(21歳)の存在です。

深沢康之は、今回遺体が発見された池にしか存在しない寄生アメーバに感染し、命を落としています。公園の池は、この寄生アメーバのために立ち入り禁止でした。

寄生アメーバがいて危険な池に、深沢康之はどうして足を踏み入れたのでしょう?事実、命を落とすほど危険な場所なのに、です。

つまり、「深沢には命を落としてでも、池に入らなければならない理由があった」と姫川は判断したのです。すなわち、遺体を池に捨てるためですね。

半信半疑のまま、警察は第2機動隊に依頼して池の捜索を開始。すると池の中から、金田と同じくビニールに包まれた遺体が現れたのでした…。

アングラサイト「ストロベリーナイト」の存在が浮上

池の中から見つかった遺体は、クリエイターの滑川幸男(38歳)。

金田と同じく、全身に傷がある状態で発見されました。この痕跡から、金田と滑川を殺害した男は同一人物だと推理されます。

事件を追っていた姫川の部下・大塚真二(重岡大毅)は、滑川の大学時代の友人・田代から、妙なネタを掴んでいました。

捜査線上に浮かんだ「ストロベリーナイト」というアングラサイト

大塚によると、「ストロベリーナイト」は、ネットで殺人ショーを公開しているダークサイト。公には知られていないものの、ネットではかなり有名なサイトのようです。

「大塚が掴んだ「ストロベリーナイト」の詳細
  • 「ストロベリーナイト」では、本物そっくりな殺人シーンの動画配信が行われている。
  • 動画配信が終わると、最後に「これを生で見たいですか」という質問が出てくる。
  • そこで「はい」を選ぶと、忘れたころに招待メールが届く。
  • 招待メールが届いた人物は、目の前で殺人ショーを観ることができる。

死んだ深澤は、手帳にSNというイニシャルを書き残していました。これは「ストロベリーナイトのことでは?」と大塚は推理していました。

事件に一歩近づいたと、姫川は大塚を褒めます。が、このことが大塚を暴走させ、取り返しのつかない悲劇を生むことになります…。

「ストロベリーナイト」を追って殺害された大塚真二

大塚は、後輩でありながらキャリア組の北見昇とペアを組み、「ストロベリーナイト」の捜査をしていました。

が、彼は事件に熱が入るあまり暴走してしまい、北見と別行動で捜査をするようになってしまいます…。警察では、1人での捜査を禁じています。

大塚は、確実に事件の核心に踏み込んでいました。しかしそれがあまりに危険なために、情報提供者さえ「この件に深入りするな」と深澤に釘を刺してます。

それでも「姫川のようになりたい」という健気な思いで、捜査を続ける大塚。

大塚の行動は犯人の知るところとなり、何者かによって殺害されてしまいました。

大塚の死に、ショックを受ける姫川班…。姫川の手には、大塚のノートが遺りました。

姫川たちは「大塚の仇をとるためにも、必ず犯人を捕まえる」と決意するのでした。

「ストロベリーナイト事件」驚愕の真犯人が明らかに!

大塚の死に、いつも冷静で寡黙な菊田が怒りを燃やします。

そして彼の行動こそが、大塚さえ知りえなかった「ストロベリーナイト事件」の真相を暴く手がかりとなりました。

激怒した菊池が掴んだ「ストロベリーナイト」の真実

菊田が向かったのは、大塚が情報提供を依頼していた人物のもと。そこで菊田は、大塚が「ストロベリーナイトの掲示板に書き込んでいた人物を、特定してほしい」と依頼していたことを知ります。

情報提供者が菊田に渡したリストには、大塚に「ストロベリーナイト」の存在を教えた田代の名前が…。

そのリストを手に、菊田は田代に接触。菊田の勢いに押された田代は、大塚に話していなかった「ストロベリーナイト」の真実を語り始めます…。

田代の告白
  • 田代は、興味本位で「ストロベリーナイト」のサイトを使用した。そこで見た映像がリアルだったため、「これを生でみたいですか?」の問いに「はい」と答えていた。
  • 半月後、田代の自宅に黒い封筒が届いた。中には大塚の詳細な個人情報と、家族の写真までが同封されていた。
  • 田代は、この通知を「こっちはこれだけ知っている、もう逃げられないんだ」という通告だと受け止めた。
  • 3日後に正式な招待状が来た。現場についた田代は、費用10万円と招待状をわたして中に入った。その場にいたのは20人くらい。
  • 殺人ショーが行われるのは、1か月に一度。殺害されるメンバーは参加者から選ばれるため、田代は「自分は今回も生き残った、あと1ヶ月は生きられる」という感覚に陶酔していった。
  • 「死と隣り合わせだと思うと、毎日必死に生きようと思えた」と、田代はショーに参加した理由を述べました。
  • 舞台の近くに座ったとき、「そろそろFを呼んで来い」という言葉を聞いた。

「F」というイニシャルを聞いて、菊田が向かった場所は…?

「F」の正体は殺害された深沢康之の妹

菊田と殺人犯捜査第五課のガンテツ(江口洋介)は、Fの正体が殺害された深沢康之の妹・深沢ゆかりであることを突き止めました。

深沢ゆかりは過去に受けた虐待により精神を病み、病院に入院中。菊田とガンテツが病院を訪れると、深沢ゆかりは看護師を突き飛ばして逃走したと言います。

深沢ゆかりの逃走は、今回が初めてではないと説明する病院関係者。

病院関係者は、深沢ゆかりは「おそらく性的虐待も受けている」と証言。その証拠に、彼女は自分が女性であることの象徴を消すために、体を傷つけていました。

深澤ゆかりは、病院に運ばれてきたときによくこう言っていたそうです。

「僕はどうしようもなく汚れている。汚い、臭い、人間じゃない。汚物だ」と…。

「ストロベリーナイト事件」の黒幕は警察官の北見昇!

そしてガンテツのもとに、一本の電話が。それは、かつて大塚が頼った情報提供者からの電話でした。

ガンテツからも依頼を受けた情報提供者は、「ストロベリーナイトの黒幕が解った」と連絡してきたのです。

ガンテツ「北見…?」

そう、「ストロベリーナイト事件」の真犯人は、大塚と共に事件を捜査していた警察官、北見昇でした。

姫川VS北見!卑劣な北見に姫川の怒りが爆発する!

その北見は、姫川と共に行動をして事件の捜査中。姫川もまた「真犯人は北見昇である」と気づいており、北見を問い詰めていました。

姫川に犯人だと言うことがバレると、北見は態度を豹変させます。

大塚を殺したのは自分であることを告げ、「大塚は無能だった」「女のあんたを尊敬して、情けない奴だ」などと罵倒し、姫川を激怒させます。

揉み合う姫川と北見。しかし男の力にはかなわず、北見は卑劣にも姫川に性的暴行を加えようとしました。

北見「俺さ、学生時代にほとんど悪いことやりつくしちゃったわけよ。覚せい剤、強姦、監禁。けどさ、もう飽きがきちゃったっつーかさ」

北見「ちょうどそんなころだよ、俺がFと出会ったのは」

そこには、Fこと深沢ゆかりが立っていました…。

北見昇と深沢ゆかりの関係は?そして殺人事件の真相は?

「ストロベリーナイト事件」の黒幕は、警察のキャリア組でありエリートの北見昇でした。

誰もが羨むエリート警察官の北見と、虐待を受けて心に傷を負った深沢ゆかりは、どうして出会ったのでしょうか。物語の後半では、歪んだ心を持った2人が出会い、共に殺人に手を染めた理由が語られます。

みどころは、深沢ゆかりが気づいた「北見と自分の違い」。北見は、深沢ゆかりと自分は同じだと言います。でも、彼女は北見のセリフから、自分と北見の決定的な違いに気づくのです。

同じ殺人犯でありながら、北見と深沢ゆかりにはどんな違いがあるのか?

事件解決後の姫川班の絆、一見意地悪なガンテツの姫川に対する優しさなど、物語のクライマックスはぜひ「FODプレミアム」の配信で確認してください。


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ラストの方で描かれる、姫川と深沢ゆかりのやりとりにも注目です。

姫川が深沢ゆかりに言った、「私も同じ」の意味…。そして深沢ゆかりの、悲鳴のような慟哭のような涙を、あなたに観てほしいです。

「ストロベリーナイト・サーガ」主人公、姫川玲子の過去が明らかに

28歳という異例の若さ、そして女性と言うハンデ(ドラマ内ではそう語られています)がありながら、警部補にまでなった姫川玲子。

その有能さに嫉妬する男は少なくなく、特に管理室の橋爪俊介(岡田浩暉)は姫川を「お嬢ちゃん」と呼んだり、「女だから甘やかされている」とセクハラまがいのことを言ったり、何かと厳しく当たられます。

第1話では、そんな姫川がどうして警察官を目指したのか、警部補にまで出世したのか…という過去が語られました。

婦女暴行の被害、恩人の死…辛い過去と戦う姫川玲子

事件の黒幕・北見昇が逮捕されたあと、姫川は大塚の殺害現場を訪れました。

そこで、彼女は自分が犯罪被害者であること、それが刑事を目指す理由であったことを語りました。

学生時代に性的暴行を受けた姫川玲子

17歳の夏の暑い日、姫川玲子は性的暴行の被害に遭いました。

見知らぬ男性に性的暴行をされ、心に大きな傷を負った姫川は、とある一人の女性警察官に出会います。その女性警察官は、姫川の事件を担当した警察官でした。

女性警察官が親身になって寄り添ってくれたこと、懸命に励ましてくれたことで、姫川は「それでも強く生きよう」と思えるようになったのです。女性警察官は、姫川にとって恩人でした。

恩人だった女性警察官の死…

しかしその女性警察官はは、姫川を暴行した犯人を逮捕するときに刺され、命を落とすことに…。姫川は、性的暴行と言う被害で心に傷を負っただけでなく、自分のために犯人を逮捕しようとした恩人までも失ってしまいました。

「許せない」という気持ちを胸に、姫川は女性警察官殺害の裁判で証言台に立ちます。そして、犯人が少しでも重い罪になるように、最後は証言台から飛び出して裁判官に訴えました。

すると、その様子を見ていた女性警察官の同僚たちが、立ち上がります。そして、全員が姫川に対して敬礼をしたのでした。きっと、姫川だけでなく女性警察官に対しても、なのでしょうね。

殉職した女性警察官を目指し「警部補」を目指した姫川

殉職した女性警察官は、亡くなった後に二階級特進で警部補となりました。

だから姫川は、「彼女と同じ年齢になるまでに警部補になる」と決め、死に物狂いで出世をしたのです。

だからこそ真摯で、だからこそ危うさもある姫川

暴行された日が熱い夜だったため、今でも姫川は暑い夜が苦手です。現在も、第三者からそれを言われると、倒れてしまうほどの傷を負っています。

しかしおそらく、彼女の傷はそれだけではありません。「自分のために犯人を逮捕しようとしてくれた、女性警察官の殉職」も、同じくらいの傷になっていると思われます。

どこかで「自分のせいで死んだ」という思いがあるのかもしれません。

このような経緯から、姫川は人一倍の覚悟と熱意で捜査に取り組みます。が、第1話では「その熱意が時に危うさをはらむ」ということも、感じさせました。

天敵と言われるガンテツは、彼女に悪態をつきながらも、一番彼女のことを良く見ているという印象でした。

第1話は菊田和夫役・亀梨和也が好演!

二階堂ふみさん演じる姫川玲子の部下、菊田和男は亀梨和也さんが演じています。

おなじみ「KAT-TUN」の亀ちゃん。ドラマのエンディングテーマも彼が担当しています。

寡黙で冷静な菊田は、これまで亀梨くんが演じた役どころとはちょっと違いがある印象。髪も伸ばしっぱなしをイメージし、長めの前髪を降ろしてモサッとした雰囲気を作ったそうです。

そういう役なので、彼は出番のわりにセリフは少なめ。でもそこはアイドルだからか、画面に出てくると彼に目がいく華がありました。口数が少なくても、大事なところでちゃんと菊田が光ります。

大塚が殺された後の演技も良いです。寡黙な彼が、うちに秘めた怒りとやるせなさをどんどん爆発させていく姿は必見。おそらく、「ストロベリーナイトサーガ」では彼の成長を描くと思うので、今後どう演技が変化していくのかに注目です。

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