スターウォーズシリーズ最新作「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が12月20日に公開され、たくさんのファンを魅了してきたスターウォーズがとうとう終結してしまいます。
そこで今回は「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でアナキン・スカイウォーカーの子供時代を演じ、一躍人気子役の仲間入りを果たしたジェイク・ロイドに注目します。
彼のスターウォーズ出演時の心境やその後の彼の人生はどうなっていたのでしょう。俳優としての現在の状況についても調べてみました。
目次
ジェイク・ロイドの経歴
ジェイク・ロイドの本名はジェイコブ・クリストファー・ジェイク・ロイド、生年月日は1989年3月5日です。
スターウォーズに子役として出演した時の年齢は10歳ということになります。
出演作品
ジェイクの過去の出演作品についてここでは述べていきます。
まず、デビュー作となったのは1996年に公開された「ミルドレッド/輝きの季節」です。
その後、「ジングル・オール・ザ・ウェイ」、「バーチャル・ウォーズ3」という映画に出演して順調に子役としての経験を積んでいきます。
そして、1999年に「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」で主人公のアナキン・スカイウォーカーの子供時代を演じます。
その姿はとても可愛らしく、瞬く間に知名度は上がり、大人気の子役へと成長します。
その後、仕事を得ることが難しくなり、ようやく2001年に「プライド・オブ・マディソン/栄光への挑戦」の出演が決定します。
しかし、その映画が公開されるのは2005年でした。
いじめにあったジェイク・ロイドの子役時代の生活
子役で大成功を収め、華やかな人生を送っていそうに見えるジェイクだがのちのインタビューでは当時は苦しい生活であることを明かしています。
スターウォーズに出演したジェイクを馬鹿にするように周りの子供たちはライトセーバーの音を出してからかうなどのいじめをしていたといいます。
その時の様子をジェイクは
「周りの子供は本当に意地悪だったよ、学校生活は生き地獄だった」
と語るほどです。
また、人気なためインタビューを受けることが多く、1日に60件ものインタビューをこなすというハードなスケジュールでもあったといいます。
ジェイク・ロイドの現在やその後は?
映像作家として活動
いじめや膨大なインタビューによって精神的にも肉体的にも疲れてしまっていたのか「プライド・オブ・マディソン/栄光への挑戦」の出演を最後に俳優業は引退しています。
その後、シカゴのコロンビア大学で映画・ビデオ学部に所属し、そこをすぐに中退してしまいます。
しかし、映像制作をするなどして活動し、ミュージックビデオ制作で監督、脚本、撮影、編集などを手掛けています。また、時々SF映画の競技会に参加しているようです。
車で交通違反を起こしカーチェイスをし逮捕される
ジェイクは2015年の6月に逮捕されてしました。その理由とは追い越し禁止の標識を守らないところを警察官に見つかり、止まるように言われます。
しかし、ジェイクはそれを無視し、警察官とカーチェイスをします。
その速度は時速160kmを超え、25マイルほどの距離を逃げました。結局、フェンスを破って側道を走り続けて木にぶつかり止まったことで逮捕されました。
さらには逮捕時に「ジェイク・ブロードベント」と偽名を使うなどして警察官に抵抗してしまいます。しかし、出身地や年齢に嘘はなく、元有名子役であったこともあり嘘はすぐにばれました。
彼は無謀運転、停止命令の無視、逮捕に抵抗、免許不携帯など複数の罪で逮捕されることとなりました。
統合失調症で精神病施設へ
2015年に逮捕され10カ月間刑務所に拘留されていたジェイクですが翌年に統合失調症と診断され、精神病施設に移動しています。
逮捕された当時は26歳でしたがジェイクが19歳の時には統合失調症と診断されていたようです。
ジェイクの母親は過去に不安定になったジェイクから暴行を受けているが起訴などはせず、息子をかばいました。
そして、逮捕時も
「息子には罰ではなく、助けが必要である」
と言って、息子の状態の深刻さを訴えています。
ジェイクは現在も精神病施設で統合失調症を治療しております。
統合失調症は完治することは難しいようですが、今は彼は落ち着いており、いい方向に向かっているようです。
ジェイクロイドはダークサイドに堕ちてしまったと揶揄する声も
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で大人気子役となっていた、ジェイクロイドは華やかな人生を送っているように見えましたが、実際は辛い日々を送っていたようです。
さらには逮捕されてしまうなどでファンとしては残念なことが起きていました。
そんな様子から映画のアナキンスカイウォーカーのようにダークサイドに堕ちてしまったと表現する人もいます。
しかし、映画制作をするために大学に通うなどをしているようなので映画に携わっていたいように感じます。
そこはファンにとっては嬉しいことではないのでしょうか。今後、ジェイクが手掛ける作品が公開されれば是非みてみたいものですね。
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