ドラマ『シロクロ』最終回の見逃し動画を無料視聴する方法!あらすじネタバレ・感想|最後は直輝も記憶抹消?

シロクロ

『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(シロクロ)の最終回(第10話)が3月15日(日)に放送されました。

直輝が追っていたコアラ男誘拐事件と父・哲也の死の真相。

実は、あずさが佐島源造を驚かそうと計画した小さなイタズラが始まりだったのです。

そして、すべての責任を源造が背負い、罪を償おうとしていたのが本当の真実だったのです。

すべてが明かされた今、直輝は自分に決着をつけます……。

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第9話あらすじはこちら⇒ドラマ『シロクロ』9話のあらすじネタバレ!真犯人はあの2人!?直輝(横浜流星)がついに復讐へ

ドラマ『シロクロ』最終回あらすじ・ネタバレ

直輝の思い

直輝(横浜流星)のために自分が盾になり刺されたレン(清野菜名)は、病室で眠っています。

直輝が思い出すのは、一緒にいたいのはリコだとはっきり言ったあの夜のこと。直輝は病室で眠るリコの手を握ります。

あれからレンは1ヶ月も眠ったまま。体の状態は回復しているのに、目を覚まさないレンに加賀夫妻は焦りを覚えます。

そんな時、囲碁喫茶GOBANに来たのは、直輝です。生気を失った様子の直輝は暗い顔で声を絞り出すよう謝罪します。

レンの純粋な気持ちを利用したことを許せない加賀(升毅)。直輝は何度も何度も頭を下げ、謝ります。

その頃、源造(佐藤二朗)が思い出すのは、直輝がコアラ男誘拐事件の発端があずさ(白石聖)によるものだと暴いた日のこと。

あの後、あずさは入院している源造のもとを訪れ、いきなり「直輝を私の前から消して」と懇願します。

そしてあずさの口から話された一郎の死。源造は狂気じみた考えへと歪んでしまったあずさを叩き、しかしすぐに抱きしめます。そして、一緒に自首しようと諭します。

源造の前に現れた直輝は自分のことを恨んでいるかと聞きます。そして、自分に決着を着けると言います。

直輝はすでに抜け殻のような姿となっていました。

直輝の心を食い荒らす罪の意識

直輝は源造のもとを去った後、神代(要潤)のもとへと出向きます。それから、またリコのもとに行き、話しかけます。

「自分がシロクロつけようとしなければ、みんな不幸になることはなかったんだ」と言い、自分の信じてきたものが音を立てて崩れ、絶望に陥る直輝。

「……もう……終わりにするよ」

生きる気力もなくし、罪悪感に押しつぶされそうな直輝は、生きていることに耐えられず、レンの病院の屋上から飛び降りようと走り出します。

しかし、走り出した直輝のポケットから鳴り出す聞き慣れた呼び出し音。なんと、パンダチャンネルの配信が始まったのです。そこに映っていたのは、何もない廃墟同然のビルの中にいるミスパンダ。

グレーな事件がなくならない世の中に不満を持ったミスパンダは、好きなことをするといって、神代に暴行を加えます。

そして、これからミスパンダの仲間とともにグレーな人をボコボコにしに行くと宣言するのです。世の中は誰が標的になるのか釘付けで、ミスパンダを探しに行く始末。

マスコミも動くほど騒然としていることに焦る直輝は、ミスパンダを探しに行きます。

ミスパンダがシロクロつけるべき相手

加賀もレンが気になり、病院に向かおうとしますが、囲碁喫茶に突然ミスパンダがやってきます。

「シロクロつけに来た」と加賀に言うと、リコはミスパンダの姿で囲碁を指します。囲碁を指しながらポツリポツリと今まで言えなかったことを加賀は話します。

リコはというと、加賀囲碁の強さに舌を巻きながら、レンの様子を聞きます。

「楽しかった」と、自分のやるべきことを一つ終えたリコ。

2人だけでシロクロつけよう

直輝は病室に来ましたが、やはりレンはいません。ですが、「2人だけでシロクロつけよう」と書かれた紙を見つけます。

その頃、ミスパンダは神代の待つ車に乗り込みます。

実は、神代はリコに会いに行っていたのです。ミスパンダの正体を暴くために行ったはずだったのですが、自分の苦悩を告白します。自分がやってきたことが正しいのか迷う神代にリコは、直輝を見張っていてほしいとお願いしたのです。

神代の協力のもと配信できた今回のパンダチャンネル。直輝との決着のためにミスパンダの背中を押します。

「世の中にはグレーのままの方がいいってこともある」と、神代はミスパンダの正体は公表しないことを心に決めます。

直輝は、ミスパンダのもとへと向かいます。リコは持ち前の運動神経で直輝に必死になって殴りかかりますが、直輝にダメージを与えることはできません。

距離を詰めリコが直輝に攻撃した時、直輝はミスパンダの攻撃をかわし、抱き寄せ「下手な芝居やめろ」と言います。

自分の演技がバレたリコは、死のうとする直輝に、飼育員とミスパンダが世の中に必要とされていることを分からせるためにパンダチャンネルの配信をしたと言います。

「リコ……俺は君を」と言いかけた直輝に「私はレンに戻るよ」とリコは話します。

リコは母・麻衣子(山口紗弥加)のもとに面会に訪れた時に、感謝の気持ちを伝えることができ、夢が叶ったと言います。麻衣子は届かないリコに手を伸ばし、何度も何度もありがとうと繰り返したのです。

だから、これからは自分の代わりに死んだレンに幸せになってほしいと話します。

リコは必死になって直輝の前から去ろうとします。直輝を説得するためにも一生懸命伝えるリコ。

覚悟を決めた直輝は、「ミスパンダ、君に会えてよかった」と伝え、優しくミスパンダの髪を撫で、
「さよなら、ミスパンダ」と言い、キスをします。そしていつものように抱き寄せ、催眠を解きました。

リコは催眠が解かれる最後の最後まで笑顔でした。

レンのために……

目を覚ましたレン。真っ暗闇の空間の中、目の前にリコがいます。暗闇にリコが消えていったところで、レンは目を覚まします。

レンの病室には、佳恵(椿鬼奴)がレンの黒塗り部分を消したリコ・麻衣子・レンの3人が写っている写真が置いてあります。

目を覚ましたレンには過去の記憶はなく、直輝のこともミスパンダのことも忘れてしまっています。レンの幸せを願っているリコのためにも直輝は、全ての記憶を消したのです。

その時、直輝は鏡に写っている自分を見ながら別れの言葉を口にしています。

そして直輝は、レンに催眠をかける時と同じようにシロップをこぼし、鏡ごしの自分に催眠をかけます。直輝も自分の中にあるレンやリコ、ミスパンダの記憶を消したのです。

記憶がなくとも…

その後、レンはやっと囲碁でタイトルを取り、幸せな人生を送ります。

そんなレンがある日、たまたま見かけたパンケーキ屋に立ち寄ります。その隣には、直輝が座っています。

2人のもとに同時に運ばれてくるフルーツパンケーキ。シロップをかけながら、2人は何かに引っぱられるようにお互いの顔を見合わせるのでした。

ドラマ『シロクロ』最終回の感想

今期話題だった『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』が無事最終回を迎えました。最後までいろんな意味で期待を裏切ってきた今作、どうだったでしょうか?

自分の心の支えとしてミスパンダを作り出してしまった直輝と、世の中から必要とされない自分を消し、必要とされるレンとして生きることを決めたリコの決着でもあった最終回でした。

シロクロつけ続けた直輝だからこそ重くのしかかる罪の意識や、グレーのままにすることの重要さなど、考えさせられる場面も多くありましたね!

主題歌をビリーアイリッシュの「bad guy」を起用し、今までにないアメコミのようなダークヒーロー&ヒロインで注目を集めた『シロクロ』。

今回で最終回を迎え、ストーリーは終わりを迎えましたが、この5年後を描いた物語「シロでもクロでもない世界で、それでもパンダは笑わない。」が放送後すぐにHuluで配信されています。

気になる方はそちらもぜひチェックして下さいね。

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