新立文子被告の判決延期はなぜ?テレビ取材で明かす「納得してない」と身勝手な言い分

2019年5月、交差点で右折車と直進車が衝突し、車が演じの列に突っ込み2人の子どもが亡くなった事故で、右折車を運転していた新立文子被告の裁判が開かれています。

しかし、1月16日に大津地裁で一審判決が出る予定でしたが、判決言い渡しが延期されるという異例の事態が起きました。

刑事裁判はスムーズに進行するよう、事前に被告と弁護士で事前に話し合いが行われるのが当たり前で、判決言い渡しの日になってさらに審理が必要と判断されるのはまれです。

今回、新立被告の判決言い渡しが延期された理由についてや、多くの方の批判を浴び、炎上している新立被告の言い分についてまとめました。

大津園児死亡交通事故の新立文子被告が異例の判決延期、「納得いかない」一転争う姿勢

大津で園児2名が死亡した交通事故で、過失運転致死傷などに問われている新立文子被告の判決言い渡しが延期されたのは、新立被告が大きく主張を変えたためです。

当初は「一生償っていく」など、反省の言葉を述べ、起訴内容を認めていましたが、判決直前になって争う姿勢を見せました。

大津地裁では16日、新立被告の裁判の後も別の審議があったこと、弁護側が新立被告の体調が良くなく、被告人質問を今日は受けられないと主張していたことも一因です。

裁判官も、主張を変えるならこれまでも時間があったという思いを吐露していますが、さらなる審理や被告人質問が必要と判断され、判決は延期となりました。

判決引き伸ばしの法廷戦略との見方も

新立被告が当初の主張を一転させ、一部で争う姿勢を見せたことについて、その理由が判決引き伸ばしを狙った法廷戦略ではないかと見る方もいます。

新立被告自身は、100%自分が悪いとされることが納得いかないという主張をしています。

しかし、公判前の弁護士との打ち合わせでは、罪を認めるということをした上で新立被告は裁判に臨みました。

弁護士との打ち合わせの時点から、認否を争いたいという姿勢を弁護士に訴えることが可能だっただけに、多くの方が土壇場での主張転換に違和感を覚えています。

新立文子被告は保釈中にテレビ取材に対応、法廷での主張と異なり直進車の過失問う

新立被告の主張転換が明らかになり、さらに審理が必要と判断された材料の1つが、新立被告が12月にテレビの取材を受けた際に話した内容です。

「直進車が減速・ブレーキがあったら」「不運が不運を呼んで」など、インタビューで新立被告は、事故について自分が100%悪いと感じていない印象の言葉を述べました。

法廷で当初示していた主張と大きく異なることから、16日の大津地裁では裁判官もこのインタビューについて質問をしています。

被害者の弁護団も、インタビューがあった後、判決前に何も言わず放っておく状況ではなくなったとし、改めて双方の主張が述べられた上で判決が下されることとなりました。

新立文子被告の身勝手な言い分や態度に怒りの声、保釈中の出会い系サイトも悪印象

主張を覆して自分が100%悪いとは納得できないと述べ、異例の判決延期となった新立被告については、ニュースが出るたびにネットで批判が殺到し炎上しています。

炎上理由の1つはもちろん、直進車も悪いのではという主張が身勝手で、反省している態度が感じられないというものです。

さらに、保釈中に出会い系サイトを利用していたことが明らかになり、とても反省している様子が見られないという印象を与えてしまいました。

出会い系サイトで出会った男性に関して、新立被告はストーカー行為でも罪に問われています。

被害者感情を逆なでする主張転換や言い分、保釈中の行動などで、新立被告に対する世間の悪印象はかなり積み重なってしまいました。

判決延期の大津園児死亡事故新立文子被告、求刑は禁固5年6カ月

16日に言い渡される予定だった新立文子被告の判決でしたが、新立被告が主張を覆し、争う姿勢を見せたことにより、再審理が必要と判断され延期されました。

求刑は禁固5年6カ月となっています。

判決前に再度設けられる主張の機会で、新立被告の言い分が被害者感情を逆なでするようなものにならないことを願いたいものです。

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