11月4日(月)に放送された『シャーロック－アントールド ストーリーズー』第5話。
第4話では、誉獅子雄（ディーン・フジオカ）が若宮潤一（岩田剛典）とともにボクシングの試合を観戦中、チャンピオンが失踪するという事件に遭遇。
事件を解明していく中で、チャンピオンの切ない恋の物語や、実は息子がいたことなどが判明していきますが、事件が起きた原因はチャンピオンを長年育ててきた、ジムの会長による嫉妬だったのでした。
今回は、会社での人間トラブルから起きた事件を調査します。
月9ドラマ『シャーロック』4話のネタバレあらすじ！ボクシングチャンピオンが失踪！？オレンジ色の傘に隠されたヒントとは？
目次
ドラマ『シャーロック』第5話ゲスト出演者
- 葉山奨之（乾貴之役）
- 永井大（町田卓夫役）
- 小澤亮太（清水弘人役）
🎬 #シャーロック
5話ゲストの
乾貴之役 #葉山奨之 さん
町田卓夫役 #永井大 さん
清水弘人役 #小澤亮太 さん
パワハラがテーマなので、劇中はピリついているシーンが続きますが
現場では劇中とはうってかわって
仲良く３ショット頂きました📸✨#5話放送まであと3日 ‼️#月曜よる9時#5話は何色 pic.twitter.com/eT1YjSK0hv— 【公式】月9『シャーロック』（フジテレビ）10月スタート！ (@SHERLOCKcx) November 1, 2019
ドラマ『シャーロック』第5話のあらすじ
死体が歩いた？
獅子雄に対して性格診断をする若宮。そこへ江藤礼二（佐々木蔵之介）がやってきます。江藤が持ちかけたのは、大量の血液や凶器と思われる包丁や電動ノコギリが残されていたにも関わらず、被害者が見当たらないという不可解な事件。
現場となった部屋の持ち主・町田卓夫（永井大）に対し、小暮クミコ（山田真歩）が取り調べを始めたものの、有力な情報は得られず。さらに町田が政治家の息子だったため、上層部から解放するようにという指示が入ります。
あまり乗り気じゃない獅子雄でしたが、捜査協力費用を得たい若宮が江藤とともに獅子雄の興味を引こうと事件の不可解な点を語り出します。その中で、致死量の血液があるのに被害者がいないということは「死体が歩いたのかな」という若宮の一言に反応。
獅子雄は「死体は誇り高い。歩いたりしない。」と言い、事件の調査に乗り出します。
被害者と思われる乾の周辺を調査
3人はまた遺体安置室へ。部屋にばら撒かれていたのは3リットルという致死量の血液。また現場には、町田と同じ会社で働いており、行方不明になっている乾貴之（葉山奨之）のイニシャルが入ったシャツが残されていました。
DNA鑑定で、3リットルの血液は乾のものと判明。被害者は乾とみて捜査が進みます。獅子雄と若宮はまず町田のもとへ。獅子雄は、乾の話をすると異様にスマホを気にする町田の様子が気にかかり、スマホを見せるように言います。
すると血痕が発見された日に、乾からパワハラで訴えるという内容のメールが届いていました。次に江藤と3人で乾の実家へ。江藤が乾の母・千沙子（若村麻由美）に、血液が息子のものであったと告げても、「遺体が発見されたわけじゃないですよね」と信じていない様子。
町田のことを聞くと、乾が「悪魔だ。人間じゃない。」と言っていたと話します。そして町田の会社へ。町田と乾の話を聞くと、社員は皆口を揃えて関係は良好だったとパワハラを否定。その中で若宮と獅子雄に話しかけてきた設計部の清水だけが、パワハラがあった様子を語り出します。
しかし、まるで自分が受けたかのように鮮明に話す清水に、獅子雄は疑問を抱きます。
パワハラが明るみに
ある夜、町田は何者かにバットで滅多打ちにされ、全治6週間の大怪我をします。町田は「犯人は乾だ」と言って、メールでパワハラの様子を録音したものが送られてきたことを話し出します。「あいつは俺を恨んでた」「俺に復讐してるんだ」という町田。
その後「復讐の亡霊殺人」などとメディアでも取り上げられるようになり、乾に対する町田のパワハラがクローズアップ。乾の母もテレビに出て、悲痛な胸の内を語り始めます。
そんな中、獅子雄と若宮は乾の実家へ。そこではクラシック音楽のレクイエムが流れていました。獅子雄のお願いで乾の部屋を見せてもらうと、そこにあった手帳には「町田、殺す」の文字が。帰り際、獅子雄がリビングのクリスマスツリーについて尋ねると、千沙子は息子が1日でも早く帰ってくるように出したと言います。
若宮は、千沙子の手首の包帯を見て、「看護師だったんじゃないかな」「医療関係者の巻き方だった」と言うと、獅子雄はどこの病院の看護師だったか調べるよう指示。そして乾が生きているかもと言う若宮に対し、「ちなみに俺は、乾はもう死んでると思う」と言います。
明らかになる事件の全容 獅子雄と江藤は清水のもとへ。獅子雄は、もともと清水がパワハラを受けており、矛先を乾に向けたことで逃れたのではないか、そして町田を襲ったのは清水だと言い出します。
そして乾から自分もパワハラをしていたことが分かる音源が送られてきて、脅されたことを明かします。
その頃、レオ（ゆうたろう）は乾の父の後をつけ、父が毎晩どこに行っているのか突き止めます。そして若宮の調べで千沙子が優秀なオペナースだったことが判明。獅子雄は父親のもとへ。
家の中では父親が一人でごはんを食べていました。そして乾から来ていたメールを獅子雄に見せます。バイオリンを弾きながらすべての事象をつなげる獅子雄。
その後事件の真相を知り、信じられないでいる若宮に対し、「死体は歩かないんだよ」と言います。獅子雄は江藤と千沙子のもとへ。そして若宮は町田の病室へ向かいます。女性とイチャイチャしていた町田に対し、「あんたが乾を殺した」と言い出す若宮。
その頃獅子雄は事件の全容を語り出します。乾がいるのは、クリスマスツリーの横の扉の中。以前聞いていたモーツァルトのレクイエムは乾を悼むためだということ、そしてグッピーに使っていたポンプを使って乾の血を抜いたということ。
乾の死因は自殺。ドアノブに紐をくくりつけて首を吊っていたのでした。千沙子は自殺した乾に懸命に心臓マッサージをしましたが、その死を確認すると乾の復讐を誓ったのでした。
血液を抜き、ドライアイスを使って乾の死体を保存した千沙子は、抜いた血液を町田の部屋にぶちまけます。その証拠に、現場の状況が血液だけを持ち運んだことを表していたと獅子雄が指摘します。
すると「誰の相手にしてくれない、警察も相手にしてくれない、だったら母親の私が裁くしかないでしょ」と千沙子。息子への愛を語り出します。それに対し「すべては見えていない」と獅子雄。父親は浮気ではなく、千沙子の息子への愛情から目を背けるために一人で部屋を借りていたことを明かします。
そして父親に届いた乾からのメールを見せます。そこには「ごめん。僕もう無理。お母さんと仲良くして」というメッセージが。「『お母さん、解放してくれ』って、俺にはそう見える」と獅子雄。事件は母親の息子への強すぎる愛から生み出されたものだったのでした。
ドラマ『シャーロック』第5話の感想
🎬#シャーロック
#今夜9時から放送の5話 は
歩く死体の謎🔎#ディーンフジオカ さん #葉山奨之 さんの兄弟の様な２ショット📸 #モンテクリスト伯 以来の共演で、#ディーンフジオカ さんが大きくなったな〜と葉山君の肩を抱いてました😁
今夜9時皆さんお楽しみに😊 ✨🕵🏻♂️👨⚕️#今夜9時#月9#フジテレビ pic.twitter.com/zwZ793Gkwa— 【公式】月9『シャーロック』（フジテレビ）10月スタート！ (@SHERLOCKcx) November 4, 2019
第5話は、会社でのパワハラ問題だけでなく、親子間の問題も浮き彫りにした事件でした。乾の死因は自殺であり、法律的に裁かれるのは清水と千沙子だけ。この一連の事件を引き起こした根本的な原因と言える町田だけ、何も裁かれないため歯がゆい気もします。
事件が解明されることで、千沙子の恐ろしいほどの息子への愛が明らかになりました。息子の血を抜いて、バラまくなんて普通は考えられないことです。乾は自殺してしまったので、パワハラだけのせいだったのか、母親の重すぎる愛情も原因だったのか、分かることはありません。
このドラマでは、毎回日常に溢れている人間模様や人間の醜い部分が浮き彫りにされる気がします。次回は、一体どんな事件が待っているのでしょうか？
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