フリーアナウンサーで、最近は女優としても活動をしている八木亜希子さんが、線維筋痛症という病気で休養に入ることがわかりました。
線維筋痛症は体の広範囲で痛みを生じる病気で、発症するとかなり辛い病気とされます。
決して珍しい病気ではなく、八木さん以外にも、有名人で線維筋痛症を発症している方は少なくありません。
八木亜希子さんが休養する原因となった線維筋痛症について、症状や治療法、かかっている有名人を調査しました。
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八木亜希子が線維筋痛症を発症し休養、明石家サンタの出演もキャンセル
フリーアナウンサーの八木亜希子さんが、12月24日、線維筋痛症という病気で休養することを発表しています。
八木さんといえば、毎年この時期は「明石家サンタ」に出演していましたが、残念ながらこちらの仕事もキャンセルとなってしまいました。
来年1月から始まるテレビ朝日のドラマ、「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」にも出演が決まっていましたが、こちらも降板という形です。
八木さんは「めざましテレビ」初代の女性キャスターとしても知られ、所属していたフジテレビを退社後も、フリーアナウンサーや女優として活躍を続けています。
数日間の入院をし、その後は通院で治療を行うということですが、復帰時期については言及されていません。
まずはしっかりと治療し、また元気な姿を見せてもらいたいですね。
八木亜希子が発症した線維筋痛症は女性に多い病気、レディーガガや自殺した大杉君枝アナウンサーも
八木亜希子さんが休養する原因となった線維筋痛症という病気は、30代以降の女性に多く見られる病気です。
全身の広い範囲に痛みが生じ、それに伴い不眠やうつなどを発症することもあるため、発症するとかなり辛い病気と言えます。
病院にかかっていない軽症の患者を含めると、国内での推定患者数は200慢人程度と推定されているため、決して珍しい病気ではありません。
有名人では、レディーガガさんが2017年、この線維筋痛症にかかっていることを発表しました。
日本の有名人では、日本テレビの大杉君枝アナウンサーが、この病気を発症した後、残念ながら自殺という形で亡くなっています。
自殺の直接の原因が線維筋痛症であるとは断定できませんが、大杉アナはこの病気のため、体のことでかなり悩んでいたことが報じられました。
線維筋痛症は原因不明、病院の治療や漢方薬など対症療法が中心
線維筋痛症のやっかいなところは、血液検査などでも病気が特定できず、原因が不明であるということです。
そのため、治療は痛みやうつ、不眠など、それぞれの症状に合わせた対症療法が中心となってしまいます。
病院で運動療法などを行い、痛みや疲労感を軽減する場合もあります。
もちろん、痛みを軽減したり、うつの症状に対抗したりするために、漢方薬などを含めた薬物療法が実施されることも多いです。
線維筋痛症は、がんのように、直接人の死につながる病気ではありませんが、痛みや疲労感などで、生活の質(QOL)を大きく落としてしまうおそれがある病気です。
病気が原因で、仕事を長期間休職せざるを得ないという方も少なくありません。
症状もすぐに回復するわけではなく、慢性的に続くことが多いことも、線維筋痛症という病気を軽く見ることができない理由です。
重症化してしまうと、激しい痛みなどにより、長時間同じ姿勢をとっていられないなど、日常生活を送ることも難しくなる可能性もあります。
毎年出演の明石家サンタ直前の線維筋痛症で休養発表、八木亜希子を心配する声
八木亜希子さんが線維筋痛症により休養を発表、明石家サンタへの出演も、残念ながらキャンセルしなくてはいけなくなりました。
長年一緒にめざましテレビを担当してきた軽部真一アナウンサーらから、八木さんを心配するコメントが出ています。
線維筋痛症の症状が軽いものであり、また元気に復帰してくれることを祈るほかありません。
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