会見から一夜明けた1月29日、嵐のメンバー・櫻井翔さんがnewsZEROで思いを語りました。
メンバーの中で、初めて生出演で思いを語った櫻井さん。そのような内容だったのかをまとめてみました。
目次
番組では視聴者からの質問も受け付けていました
衝撃の休止発表・会見から一夜、1月28日23:00~のnewsZEROには、キャスターを務める櫻井翔さんが生出演。
国民的アイドルと言われた「嵐の活動休止」に、多くの視聴者が関心を寄せているためか、番組は櫻井さん中心の構成となりました。
放送に先立ち、公式ツイッターアカウントでは視聴者からの質問を募集。
嵐の活動休止について、たくさんのメッセージをありがとうございます。引き続き、櫻井キャスターに聞きたいことを募集します。メッセージは番組の後半で紹介するほか、OA後のライブストリーミングでも紹介予定です。#newszero #櫻井翔 をつけてご意見をお聞かせ下さい。
— news zero (@ntvnewszero) 2019年1月28日
よりファンや視聴者に寄り添った内容となり、番組に対する関心は放送前から熱を増していました。
そして緊張の中、とうとう放送されたnewsZERO。果たして、櫻井さんは番組で何を語ったのでしょうか。
質問1:27日に行われた記者会見の裏側は?
番組の冒頭で「何でも聞いてください」と、しっかりした表情をみせた櫻井くん。
会見から初の生出演ということもあり、番組でもあらかじめ3つの質問を用意していました。
3つのうち、ひとつめの質問は「27日の会見の裏側について。
回答を簡単にまとめてみます。
27日当日の流れについて
★櫻井さんの回答
・27日(会見当日)の昼に、リーダーの大野さんに連絡。「会見で何かあってもフォローするから」と伝えた。
・大野さんからは「ありがとう」と回答。
・会見の30分前に5人で集まり、「これから2020年末までのキックオフが始まる。全力で走りぬこう」と話した。
・会見直前は、コンサート前にするように一人ひとり目を見て、握手を交わして「よし!」と気合を入れ、記者の前に立った。
(有働アナ)いつものコンサートとの握手とは心境が違ったか?
★櫻井さんの回答
・今までの経緯の説明と、これからのことを語るという意味で「よし!」という気持ちだったことに変わりはない。
(有働アナ)会見の前にファンに動画を公開していたが、5人の言いたいことは全部話せたか
★櫻井さんの回答
・話せた。
・ファンの気持ちのこと・周りのスタッフのことを考えると、「今日と言う日がこなければいい」と思っていた。
同時に、去年2018年の6月に決めたことなので、やっと話せるという思いもあった。複雑な心境だった。
(有働アナ)大野くんは最初に「事務所をやめたい」とメンバーに伝えたのか
★櫻井さんの回答
・「やめたい」ということではなく、彼(大野くん)の言う「嵐から離れて、自由な生活をしてみたい」という願いを叶えるには、事務所をやめなくてはいけないのではないか?と思っていた。
・事務所と話し合いの中で「休む」という選択が出されたとき、大野くんは「そんなことが許されると思っていなかった」と驚いていた
・メンバーは「本人がそれでいいならいいよ、休んだら?」と
(有働アナ)その前は解散と言うことも頭にあったか
★櫻井さんの回答
・2017年6月時点ではちらついた。が、何とか回避したた上で5人での着地点を決めたいと考えていた。
・そして、その着地点に導くことが自分の役割だと思っていた。
質問2:5人で探した着地点とは?
質問は、櫻井さんが語った「5人での着地点を探した」という部分に映ります。
櫻井さんがどのように着地点を模索したのか、経緯が語られました。
(有働アナ)どんなふうに着地点を目指し、どんなふうに話し合いをしたか
★櫻井さんの回答
・5人でやってきたので、大野くん抜きで嵐をやることは考えられなかった。
・それは5人の共通した思いだ。
・全員が納得できる答えを見つけるために、自分がみんなの思いの着地点を見つけなければと思った。
・まず相葉・二宮・松本の話を聞いて「すぐ答えは出せないから、(5人でまた)時間をおいてまた話そう」と言った。
・自分は冷静だと思っていたが、ホテルの床で寝てしまってショックを受けていると気づいた。
・その話ばかりだったわけではなく、楽しい普段通りの話もしていた。
(有働アナ)大野くんと1:1で話をしたか?
★櫻井さんの回答
・した。いろんな形での活動を提案したが、彼(大野くん)の中で意思は固まっていると思った。
・その後、大野くんと他のメンバーも1:1で話をした。他のメンバー同士でも1:1で話した。
(有働アナ)どんな雰囲気で話をした?
★櫻井さんの回答
・ずっと和やかでもないが、ピリついてもいない。
(有働アナ)5人の関係に変化はあったか?
★櫻井さんの回答
・(最初の話合いから)2017年6月のときより、絆が深まった。
(有働アナ)大野くんへの思いは?
★櫻井さんの回答
・すごく才能が豊か。ダンスも上手い、歌も上手い、絵も上手い。字も上手い。
・だから他のところに行く可能性もあったのを、20年一緒に自分たちと歩んでくれた。やすんでくれていいと思っている。
(有働アナ)この着地点を探すことは大変だったか
★櫻井さんの回答
・大変なことではない、自分たちのことだ。
・リーダーである大野くんの思いを、メンバーが受け入れたということではない。
・メンバーである大野くんの思いを、5人全員で考え、ひとつの着地点にたどり着いたが正しい
(有働アナ)全員が納得する答えを導き出せたのはどうして?
★櫻井さんの回答
・信頼し、尊敬し、尊重し合ってきた仲間だからだ。
・「あの四人だったから」ということでしかない。
(有働アナ)メンバー同士の仲は?
★櫻井さんの回答
・嵐はセンターがいないグループだ。誰がセンターになってもいいグループであることを目指してきた。
・センターを決めていないので、メンバー同士での嫉妬がなかったことが今の関係に繋がっている。
・誰かがセンターに選ばれたとき「自分が行きたい」ではなく「いいよ、今いっておきなよ」と言うグループだ。
(有働アナ)これからの活動はどう考えていたか?
※年齢を重ねてからの活動をどう考えていたか?という意味の質問です。
★櫻井くんの回答
・30歳を少し過ぎたあたりにその話をした。
・今の状態がずっと続くとは限らない。いつか国立競技場でライブができなくなるかもしれない。その時のための準備をしたいとメンバーに話した。
・成熟した大人のグループになりたいとみんなで話した。
・(絶頂だと思ったことはないが)山の頂の先には、下る景色しかない。いつかのための備えをしていた。
質問3:嵐の復活とこれからについて
ファンがいちばん聞きたいことも、ちゃんと聞いてくれました!
いちばん聞きたかった答えが聞けた「質問3」の流れをどうぞ。
(有働アナ)2020年までにどんなことを実現したい?
★櫻井さんの回答
・一人でも多くのファンに楽しんでもらえることを考えて、準備している。
(有働アナ)2021年からの櫻井さんの活動は?
★櫻井さんの回答
・今は2020年までの嵐のことで頭がいっぱい
・2020年までの間に、自分たちも一人で活動するための準備もしなければならない。
・仕事を大絶賛受け付けている(笑)
(有働アナ)嵐の復活はありますか?
★櫻井さんの回答
・ありますよ、あります。
・復活のことを頭の隅に置きながら活動をすることになる。
ネットで物議を醸した記者の「無責任」という質問について
※27日の会見にて、嵐の活動休止に対し「無責任ではないか」という質問をした記者がいて、櫻井さんが回答をしていました。
★櫻井さんの回答
・自分たちが伝えたい「誠意」の部分に対しての質問だったので、温度が上がったのは事実。
・あの質問をいただいたおかげで、結果的にきちんと温度を乗せて伝えることができた。
・色んな質問をしてくださって感謝している。あの質問をしてくれたおかげで伝えられたことがあった。
しっかりと誠実に回答してくれた櫻井くんに絶賛の声
newsZEROが用意した櫻井くんへの質問について、簡単にまとめさせていただきました。
文章だけではとても伝えきれませんが、櫻井さんは終始穏やかな表情で、時折笑顔を交えながら回答をされていました。
有働アナが言っていた通り、嵐の活動休止は決してマイナスなものではなく、前向きなものであるということも伝わりました。
質問の最後には「まだ受け止め切れていないファンもいる」と付け加え、さらに「受け入れてくれたことに感謝している」と、ファンへの愛情も示しています。
彼の話の中でいちばん印象的だったのは、大野さんが「嵐の活動を休む」という選択肢を持っていなかったということです。
大野くんは嵐のことをとても大切に思っていて、だからこそ「休むからには退所をしなくちゃいけない」と考えていたのでしょう。
嵐が大事だったからこそ、休むために必要だと思っていた「辞める」という選択をとらず、これまで頑張ってくれたのでしょうね。
大野くんはお休みをしたかっただけで、嵐をやめたかったわけじゃない。
そのことが櫻井くんの口から語られたことは、ファンの方の救いになったのではないでしょうか。
話の筋は会見と一貫して変わらず、その時より深い話をしてくれたnewsZEROでした。
改めて、この番組を作ってくれたnewsZEROと、有働アナに感謝です。
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