安倍首相の「桜を見る会」が税金の無駄遣いだと批判が殺到!

参議院予算委員会にて、田村智子議員が指摘した「桜を見る会」が税金の無駄使いだと話題になっています。

招待客の詳細が公開されることなく、年々人数と予算が上がっており、それがすべて税金で賄われています。

招待客の一部は議員の地元後援者が多く、公費を使った公職選挙法違反だと言われている問題について、まとめました。

首相主催の「桜を見る会」に批判が集まる

「桜を見る会」とは、内閣総理大臣主催の公的行事です。

その目的として、安倍首相は2019年10月に以下のように答弁書を公開しています。

内閣総理大臣が各界において功績、功労のあった方々を招き、日頃の御苦労を慰労するとともに、親しく懇談する内閣の公的行事として開催しているものであり、意義あるものと考えている

2000年代は出席者が8000~11000人程度でした。

しかし、2013年の安倍首相の時代からは年々出席者が増加しており、2019年の出席者は18200人と大幅な増加をしています。

予算額は毎年ほぼ変わらない1766万円とされていますが、実際の支出は倍以上になっており、2018年からは5000万円を超え、予算額の3倍の支出になりました。

これを受け、参議院予算委員会で田村智子議員が追及をしました。

今回問題になっているのは、これらが税金で賄われているということです。

「桜を見る会」に招待されたのは?

開催要項によると、招待客は、皇族や各国大公使、最高裁判所長官、都道府県の知事および議会の議長等の一部で2000人ほど。

残りは、後援関係者だと言われています。

議員のブログなどを見てみると、役職ごとに案内状が割り当てられており、それを使って自身の後援関係者を招待しています。

今年招待された山口県の「安倍晋三後援会」は約850人、別の議員は過去に選挙のうぐいす嬢までも招待していました。

各界の代表者と言われている中で、後援会がここまで大勢招待される理由とは一体何なのでしょうか?

質問をした田村議員は「総理が後援会や支援者、山口県の関係者のご苦労を慰労し、親睦を深める。そういう行事になっているんじゃないですか」と指摘しています。

税金の私物化と批判される

今回指摘されたのは、招待された後援会の人たちは、無料で飲食ができ、お土産までついているということに税金が使われているということです。

最近では、有権者にカニやメロン等を送ったということで菅原大臣が辞任しています。

しかし、これを「桜を見る会」で行う分には問題がないとされています。

公的資金で行う公職選挙法違反になるのではないかと、田村議員は批判しています。

「桜を見る会」出席者のSNSが続々と削除

この質疑を受け、実際に「桜を見る会」に参加した人たちはSNSを続々と削除しています。

なぜならその中には、「10メートル歩いたら山口県の人に出会う」「常任幹事会の皆様をご夫婦でお招きしました」などが書かれています。

また、中には前夜祭の様子や、首相からの慰労の様子、開門前に1時間早く入場し、個別に首相夫妻と記念撮影した様子が書かれています。

招待客の選考基準公開を求む

「桜を見る会」の招待者名簿は既に廃棄されており、選考方法は非公開だそうです。

しかし、中にはオークションで招待状が転売されていたり、お土産が転売されていたりと、無法地帯のようになっているのが現実のようです。

本当に功労者や功績者が招待されているのであれば、そのようなことは起きないと思います。

ぜひ、出席者の選別と、税金の有意義な使い方を考えて欲しいと思います。

3 件のコメント

  • 1回国会開くのに約3億。桜を見る会が5000万。まともな社会生活を送っていたらこれを代替的に取り上げている、これに乗せられている時点で野党側が相当異常な事がわかりますね。野党側に筋道立てた説明を求めると詭弁で逃げる、それに対して同じように返してる与党側も大人げないと思いますが。皆さん気が付いてるかどうか知りませんが与野党の連中全員税金で給与貰ってるんですよ。
    中東問題十数億から数百億、中国問題に関してもさらに上等やる事いくらでもあるし国民が知るべき事は山のようにある。
    桜を見る会以外の議題を何も知らずこれに踊らされるのはどちら側の人間としても有りえないです。

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