舞台はフランスのパリ。事故で全身麻痺を患ったフィリップは介護をしてくれる人材を探すために面接をすることに。そこに現れたのはスラム出身の黒人、ドリスでした。
彼の自由かつ素直な人柄に何かを感じたフィリップは、ドリスを採用します。
これまでの人生も好みも性格も、何もかもが違う2人が紆余曲折を経て関係を気づいていくヒューマンコメディです。
こちらの記事では、映画『最強のふたり』の動画を無料視聴する方法や配信サービスをはじめ、気になる『最強のふたり』のあらすじネタバレや感想についても紹介します。
目次
映画『最強のふたり』動画を無料視聴する方法とは?
映画『最強のふたり』の動画を無料視聴で視聴する方法をご紹介します。
2020年3月現在、映画『最強のふたり』を配信している動画配信サービスは以下の通りとなります。
『最強のふたり』人気VOD動画配信状況
配信サイト | 配信 状況 |
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---|---|---|---|
FODプレミアム | 〇 | 500円 | 1ヵ月 |
U-NEXT | 〇 | 見放題 | 31日 |
Hulu | 〇 | 見放題 | 2週間 |
music.jp | 〇 | 300円~ | 30日 |
dTV | 〇 | 見放題 | 31日 |
Paravi | 〇 | 400円 | 2週間 |
※上記の情報は2020年3月記事更新時点での情報となります。料金は1作品あたりの金額(税抜)です。
映画『最強のふたり』は、複数の動画配信サービス(VOD)で配信されており、U-NEXT・hulu・dTVであれば無料期間中に追加料金なしで見放題となります。
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PandoraやDailymotionなどの無料動画共有サイトでも、見えないデメリットとリスクがあります。
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映画『最強のふたり』作品詳細
パラグライダーの事故で首から下が麻痺してしまった富豪の男と、介護役として男に雇われた刑務所を出たばかりの黒人青年の交流を、笑いと涙を交えて描く実話がもとのドラマ。
まったく共通点のない2人は衝突しあいながらも、やがて互いを受け入れ、友情を育んでいく。
2011年・第24回東京国際映画祭で東京サクラグランプリ(最優秀作品賞)と最優秀男優賞をダブル受賞した。
映画『最強のふたり』作品データ
- 原題/Intouchables
- 製作年/2011年
- 製作国/フランス
- 配給/ギャガ
- 上映時間/113分
映画『最強のふたりキャスト一覧
- フランソワ・クリュゼ/フィリップ
- オマール・シー/ドリス
- オドレイ・フルーロ/マガリー
- アンヌ・ル・ニ/イヴォンヌ
映画『最強のふたり』スタッフ一覧
- 監督/エリック・トレダノ /オリビエ・ナカシュ
- 製作/ニコラ・デュバル=アダソフスキー /ヤン・ゼヌー /ローラン・ゼトゥンヌ
- 脚本/エリック・トレダノ /オリビエ・ナカシュ
- 音楽/ルドビコ・エイナウディ
映画『最強のふたり』のネタバレ・あらすじ
ここからは映画『最強のふたり』の詳しい内容やネタバレを含みます。 これから映画を楽しみたい!と思っている方はご注意下さい。
始まりのシーンは、2人の掛け合いに注目!
映画の冒頭、フィリップとドリスの2人が乗る車内から始まります。しっとりとした曲をバックに夜の街を疾走する2人の乗った車。スピードを出す2人のところに警察が現れます。
緊迫した雰囲気の中、警察から逃げ切れるか、賭けをすることに。しかし、結果、前後から来た警察にとめられてしまいます。
どうしようもなくなったかと思いきや今度は言い逃れが出来るかを賭ける2人。警察相手に2人は、演技でその場をしのぎます。
ノリが良く楽しそうな2人。 映画の最後のシーンにも繋がるこのシーンには注目です。
介護未経験のドリスのめちゃくちゃな介護が面白い
パラグライダーの事故で脊髄を損傷し、全身麻痺のフィリップ。身の回りの介護をして貰うために介護士の面接を行います。そこに、失業手当目当てにきたドリス。
他の面接希望者が、フィリップを動く事が出来ない可哀想な人として扱う中で ただ一人、下手な同情もせず、無遠慮に接するドリスを気に入り、ドリスを介護人にすることに。
ドリスは介護人として、フィリップ宅で生活することになります。介護なんてやったことが無いドリスがするフィリップのマッサージはスマホを片手に適当なもの。
お風呂に入れれば、シャンプーでフィリップの足を洗い、足のクリームで頭髪を洗う始末。しまいには、首から下の感覚が無いことに気づき、熱湯をかけて「実験!」などと 遊びだします。
しかし、外出時に、車椅子ごと車に乗せることに対して「馬じゃあるまいし!絶対に嫌だ!」 と、隣にあった高級車に乗せて外出することに。
このように同情も、遠慮も無い、障害者として扱わないドリスに 心を動かされたフィリップは笑顔が増え、楽しい気持ちになっているのでした。
ふたりの関係性が動く、ふたつの出来事
ある夜、自室で眠っていたドリスは、無線機から聞こえてくるフィリップの 苦しそうな声に気づき、フィリップの部屋に行きます。
息苦しそうに脂汗をかいているフィリップに、タオルを乗せ 「大丈夫。大丈夫。」「ゆっくり息をして。」とやさしく声をかけ介護を行います。だんだんと落ち着いてくるフィリップですが、再び悪化します。
空気を、というフィリップを車椅子に乗せ、外に連れ出したドリスは フィリップとともに、夜のパリをゆっくりと歩き、フィリップも次第に落ち着きを取り戻します。
2人は、レストランに入りしばし談笑を楽しみます。ふいに、フィリップは亡くなった自分の奥さんのことや、パラグライダーでの事故のことを ドリスに語って聞かせます。
そして、唐突に、今日は何日か、と尋ねるフィリップ。日付を答えたドリスに、フィリップは笑って「勝ったな」と答えるがドリスには意味がわかりません。
それを察したフィリップは賭けだよ、と。 君の試用期間は終了だ、と。面接後、再びフィリップを訪れたドリスにフィリップは「2週間もてばいいほうだな」 と笑うシーンがあります。
つまり、この時点で2週間経過しており、ドリスはまだフィリップの介護をしている。
だから、ドリスの勝ちだ、といったのです。
それがわかり「本採用?」と笑うドリスと 笑顔でうなづくフィリップ。2人の信頼関係と絆が生まれる素敵なシーンです。
ドリスの遠慮の無いおせっかいがフィリップの転機に
封書の整理をしていた、フィリップとドリス。フィリップが私信なので開かなくていい と言った青い封書。
それは半年前から文通をしている女性からの手紙でした。
ある日、その女性に返事をするため、秘書に代筆を頼み、口頭で返事を伝えていたフィリップ。しかし、そばにいたドリスは、それをもどかしく思い、フィリップの静止も聞かず 封書をあさります。
そして、みつけた電話番号に勝手に電話をかけてしまいます。
最初は、絶対に話そうとしないフィリップでしたが、相手が出てしまったために 黙っているわけにもいかず、初めて、文通の相手と通話をすることに。
乗り気じゃないフィリップでしたが、話してみると話があったのか 楽しそうに話すフィリップの姿がありました。
ここに出てくるエレオノールと言う文通相手の女性は のちのち重要な人物になっており、間違いなくこのシーンは、ドリスのおせっかいが 功を奏したフィリップの転機と言えるでしょう。
ドリスとの別れ、そして新しい出会い
物語りも終盤、フィリップの元にエレオノールから封書が届きます。それは、一度フィリップに会ってみたいという、エレオノールからの誘いでした。
最初は会うつもりでいたフィリップでしたが当日になって 障碍者であると言うことを知られる事を不安になり、プライベートジェット機に乗って 帰ってしまいます。そのままフィリップ宅に帰ってきたドリスとフィリップ。
そこにはドリスの弟アマダが訪ねてきていました。もともと素行の悪い連中とつるんでいたアマダは関係がこじれてトラブルとなり 兄のドリスを頼ってきていたのでした。
話を聞き、ドリスの家庭の事情を知ったフィリップは、いつまでも自分の世話をさせているのはよくないと思い、ドリスに話して、ドリスに辞職を勧めました。
ドリスもそれを受け入れ、フィリップの元を去っていったのでした。
ドリスがフィリップの元を去った後、新しい介護士を雇ったフィリップでしたが ドリスのような人材が早々いるわけも無く、さらに、ドリスといたころの充実した生活を 経験してしまったフィリップには、事務的で同情されている元の生活は耐え難いものがあり 介護を断固拒否してしまいます。
しかし、一人ではどうにもならないフィリップは、髭も伸び放題、荒れ放題にもなってしまいます。それをそばで見ていた使用人のイヴォンヌは、フィリップの状態に見かねて ドリスに連絡します。
そして、久しぶりに再開したドリスとフィリップ。ドリスはフィリップの顔を見るや否や 「文豪風か?」と大笑いします。
久しぶりのドリスとの会話に、フィリップの顔にも久しぶりに笑顔が戻ります。
そして、ここで映画は冒頭のシーンに戻ります。
警察と離れ、病院から走り去った2人はひとつのホテルにたどり着きます。そこで伸び放題だった髭をそってもらうフィリップ。
すぐに綺麗にそるわけでもなく、フィリップの髭で遊び愉快に笑うドリスにフィリップも 笑顔になり、楽しい時間を過ごします。
ランチをするために予約していたレストランを訪れる2人。しかし、ドリスはレストランにやってきたにも関わらず「ランチはしない」と言います。
そして「デートの相手がもうすぐ来るから、今度は逃げるなよ。」 と言う言葉を残して立ち去るドリス。
ドリスの言葉の意味も、何が起こっているのかも良くわかっていないフィリップが どうすることも出来ず、戸惑っていると、そこに一人の女性が現れます。なんとそれは、文通相手のエレオノールでした。
ドリスの言うデートの相手は もちろんエレオノールだったのです。エレオノールとの初対面と、ドリスからのサプライズに驚きつつも感動するフィリップ。
そして、エレオノールと談笑する不意リップを離れたところで嬉しそうに見守るドリスの姿がありました。
映画『最強のふたり』の感想・評価
異色の2人の友情と心温まるヒューマンコメディ
気難しい老人の心を、ユーモアのある青年が解かしていく様子に感動し、ドリスの多彩なブラックジョークに時折ヒヤッとする事もありますが その遠慮の無さに心を許し、ドリスに信頼を覚えるフィリップ。
頭の固いフィリップには思いもつかない言動をするドリスと、今まで関わったことの無いタイプの青年と関わり、そのドリスを面白い、と受け入れるフィリップ。
介護人と障がい者という立場を超えて友人となっていく2人に感動を覚えずには要られませんでした。
そしてこの映画のもう一つの見所は、作中で流れる挿入歌です。
どれも素敵な曲ばかりで、暖かく、面白いシーンには盛り上がりを。 悲しく真面目なシーンでは、重みを持たせ、作品の深みを出すのに一役買っているのは言うまでも無いです。
ぜひ、背景の音楽にも耳を傾けて頂きたいです。
この作品を見終わった後、ほっこりとした胸の暖かさや、年齢や契約、経歴などを 超えた友情に感動出来るとてもいい作品です。
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