『リカ』は2019年10月から、土曜23時40分より放送されていたドラマです。
原作は第2回ホラーサスペンス大賞を受賞したベストセラー、五十嵐貴久の「リカ」シリーズ。
リカは愛する人を手に入れるためなら、手段を選ばぬ狂気のストーカー。純愛を貫くがゆえに狂気と化してしまうリカの、愛情への渇望を描くサイコスリラーです。
主人公の雨宮リカを演じるのは高岡早紀さん。リカに追い込まれていく2人の男性を演じるのは、大矢晶史役の小池徹平さんと、本間隆雄役の大谷亮平さんです。2部構成となっており、前半に小池徹平さん、後半に大谷亮平さんが登場します。
第1話ではリカが大矢の病院に勤務し始めるところから始まり、最初から異常な雰囲気が・・・。
こちらでは、ドラマ『リカ』第1話の見逃し配信情報やネタバレを含むあらすじをご紹介します。これからご覧になる方はご注意ください。
目次
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ドラマ『リカ』1話のあらすじ・ネタバレ
面接にきた空気の冷たい女リカ

ハーバリウム(植物標本)がたくさんある怪しげなマンションの一室で、化粧をしているリカ(高岡早紀)。
よくみると花だけでなく、メガネやイヤホンも、花と同じようにハーバリウムにされています。
花山病院で副院長として働く大矢(小池徹平)の元に、差出人のわからない1本バラのハーバリウムが届きました。大矢は患者からだと思い飾ります。
左腕にあるアザをファンデーションで隠したリカは、「やっと会える運命の人」とつぶやきました。
花山病院の看護師採用面接で、最後に現れたリカ。「雨宮リカ28歳です」と自己紹介をし、面接官は年齢に違和感を覚えます。豊富な経験を紹介したのち、日本医師協会前会長の推薦状を提出しました。看護師長の小山内(池谷のぶえ)はリカの左腕にある傷を見つけます。
先生らはリカの採用に前向きですが、小山内だけはアザがあること、彼女の周りだけ空気が冷え冷えしていると反対します。
大矢の叔父であり、脳梗塞を患って以来特別室で患者として過ごす花山病院長(西岡徳馬)に相談したところ、推薦状を持ったリカを断ることはできないと仮採用が決まりました。
優秀さを発揮する一方で異常な言動も
花山病院で働き始めたリカは28歳と自己紹介し、看護師たちの空気が凍ります。
リカがゴミ捨て場へゴミを捨てにいくと、院長の世話を担当している若い看護師の森田(立花恵理)がタバコを吸っていました。院長の世話でストレスが溜まっていると聞いたリカは、時々院長の世話を変わることを申し出ます。
右腕を怪我した急患が来たので小山内が大矢を呼びに行きます。それを見ていたリカは、大矢がすぐに処置できるよう準備していました。処置中も汗をかいた大矢の額をぬぐってあげます。看護師として、とても優秀なサポートに大矢は嬉しそうですが、小山内は不満な顔をしています。
処置が終わったあと、大矢が捨てた使用済みのビニール手袋を、リカはゴミ箱から拾って持ち帰りました。
院長の世話を代わったリカは、花言葉が「憎悪」の花を院長の部屋に飾るなんてふさわしくないと、怒りながら花を捨てます。そして花山病院のことを褒め、大矢が院長を尊敬していることを話し、院長を喜ばせました。
自宅に帰ったリカは、持ち帰った手袋をハーバリウムにしてうっとりしています。
院長に気に入られて、結婚へ前向きに

1ヶ月前。レストランでバラの花束を抱えた大矢が人を待っています。すると隣の客が倒れました。駆け寄った大矢に、リカはAEDを準備します。
大矢は「あなたがいてくれてよかった」とリカに伝えてから、救急車で患者とともに病院に向かいました。その際にバラを2本落としていき、それをリカは拾いました。
昼休み中に院長とリカがオセロをしているところへ、大矢が入ってきました。リカはすっかり院長のお気に入りです。「嫁さんもらうならこういう人がいいと思わないか?」と大矢にリカをすすめます。
「先程は院長の相手をありがとう」と大矢がお礼をすると、「先生の叔父様なら私にとっても家族ですから」とリカはこたえ、大矢の表情が固まります。
その日の大矢は家に帰ってもどうせ一人だからと、患者のために泊まりで勤務する予定でした。リカはじーっと見つめた後に「結婚しましょうよ」と一言。
こんな生活だと当分は無理そうだと笑う大矢。するとリカは困った様子で
「当分って・・・私28歳までに結婚するって決めてるんです。女は28歳までに結婚して、家庭に入って、愛する夫に尽くすのが一番幸せでしょう。」
と言います。
入ってすぐ辞められたら困ると言う大矢に、先生が望むならこどもができるまでは看護師を続けるとこたえます。
リカはおもむろに大矢の後ろに飾ってあるバラのハーバリウムを手にして、バラの花言葉を説明しだします。
1本なら一目惚れ、2本ならこの世界にはあなたと私だけ・・・。そこへ小山内が部屋に入って来たため、リカは出ていきました。
大矢のために犯す殺人
熊沢という患者の前で立つリカ。寝たきりの熊沢が心配で大矢は自宅に帰りませんが、まだしばらく生きそうです。「あなたのせいで大矢先生が倒れちゃう」と呟くリカ。そこへ小山内が病室に入ってきたので、病室を間違えましたと言って出ていきました。
リカが勤務を終えたあと、森田がいつもタバコを吸うゴミ置場で火事が発生します。看護師たちは急いでかけつけ、消化しました。そして帰ったはずのリカは病院の廊下に。
看護師たちが戻ると熊沢のナースコールが鳴っており、駆けつけると呼吸器が外れていました。そして熊沢は亡くなります。呼吸器が外れるなんておかしいと考えた小山内は、その日熊沢の病室にいたリカを思い出します。
翌朝、小山内に呼び出されたリカは、昨晩火事があった際にどこにいたのか尋ねられました。リカは、孤独で愛されていない熊沢がこれ以上生きる意味があるのか、と涙を流しながら話します。屁理屈はやめなさいと怒った小山内は「試用期間が終わり次第あなたには辞めてもらうから」と言って部屋を出て行きました。
死ねばいい
と呟くリカ。
ナースコールで呼ばれた小山内は、階段を使って病室へ向かいます。驚いた顔をする小山内。
その後、小山内が階段の下で、頭から血を流して倒れているのが見つかりました。ネジが緩んでいて、修理する予定だった階段の手すりが外れています。
屋上では「ありがとう私を選んでくれて」とリカが呟きます。
ドラマ『リカ』1話の感想

高岡早紀さんの演技が素晴らしく、リカの冷たい顔と誰かに取り入るときの優しい顔が全く違いました。
そして常に28歳と自己紹介するリカの違和感が怖いです。40代の高岡さんがリカを演じていますが、これはリカも実際は40代ということなんでしょうか。28歳までの結婚にこだわっていたので、ずっと28歳だと思い込んでいるのかもしれません。
大矢との運命を疑わないリカの異常さがわかりやすく描かれていて、見ているこちらの背筋が冷たくなってきます。
初回の放送から邪魔な2人に手をかけたリカ。これからも邪魔者をどんどん消していくのでしょうか。
そしてリカの異常さになんとなく気付き始めた様子の大矢。リカは今後どのように大矢との距離を詰めてくるのでしょうか。怖いのに続きが気になってしまいます。
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