ドラマ『リッチマンプアウーマン』動画フルを最終回まで全話無料で視聴する方法!小栗旬と石原さとみの王道ラブストーリー

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、2012年7月から9月までフジテレビ系にて月9枠として放送されました。全11話。

俳優の小栗旬さんが主演をつとめ、石原さとみさんや相武紗季さん、井浦新さんなど豪華俳優が出演しています。まだブレイク前の菅田将暉さんも第6話に出てきます。

若くしてIT企業を立ち上げ億万長者となった小栗旬さん演じる日向徹と、東京大学理学部にいながら就職先が決まらない石原さとみさん演じる澤木千尋、立場が違う2人が出会い衝突しながらもお互いに惹かれ合い成長していくシンデレラストーリーです。

こちらの記事では、ドラマ『リッチマン、プアウーマン』のあらすじや出演者情報、見逃し動画を視聴する方法などを、お伝えしていきます。

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目次

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ドラマ『リッチマン、プアウーマン』のあらすじ

若くしてベンチャーIT企業「NEXT INNOVATION」を立ち上げた社長・日向徹(小栗旬)は、プログラマーとしても聴衆を惹きつけるプレゼンテーション能力も天才的だと評されています。

しかし過去に母親に捨てられたことで心に傷を負い、人間不信で人付き合いが苦手な一面があります。

ある日、日向徹は「NEXT INNOVATION」の会社説明会で、東京大学理学部の4年生でありながら内定が一つももらえていない女子大生と出会います。

澤木千尋(石原さとみ)と名乗ったその大学生ですが、それは彼の探している母親と同じ名前でした。

そして、徹は自分が力を入れる戸籍情報管理システム「パーソナルファイル」の計画にインターンシップとして参加させますが、彼女が偽名を使っていることを知ります。

彼女は徹の母親の知り合いで、彼を母親に会わせてあげられなかったことを悔いていました。

偽名を使っていた彼女を徹は一旦解雇にしてしまいますが、新しい視点を持つ彼女がプロジェクトに必要だと考え、夏井真琴(石原さとみ)という本名を知ったうえで再び雇います。

徹は真琴と出会ったことで少しずつ変わっていき、真琴は徹の性格やその才能にいつしか惹かれていきますが、徹が変わっていったことで副社長である朝比奈恒介(井浦新)との関係性が悪くなってしまい「NEXT INNOVATION」は危機に晒されてしまいます。

「リッチマン、プアウーマン」は、徹と真琴が数々の困難に立ち向かい、衝突しながらもお互いに惹かれあっていくシンデレラストーリーです。

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の原作は?

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』には原作はなく、完全にオリジナル脚本です。

脚本は、ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」で一躍注目を集めた安達奈緒子さんがつとめています。

『リッチマン、プアウーマン』の後も、ドラマ「失恋ショコラティエ」や「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」の3rd Seasonなど数多くの人気ドラマを手がけています。

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の相関図・キャスト一覧

ドラマ「リッチマン、プアウーマン」の気になる豪華キャストをご紹介します。

日向徹(ひゅうが とおる)/小栗旬

29歳にして時価総額3000億円のITベンチャー企業「NEXT INNOVATION」代表取締役社長をつとめる主人公です。

天才的なプログラマーで、聴衆を惹きつけるプレゼンテーションができるカリスマ性の持ち主として賞賛を浴びています。

心因性認識不全症候群を患っており、人の名前や顔を一度に覚えることができません。

人間不信で悪気なく相手を馬鹿にする言動を発し、気づかないうちに相手を傷つけてしまうことがよくあり、変人扱いする人もいます。

幼い頃に母親に捨てられたことから自分の殻に閉じこもりがちでしたが、夏井真琴(石原さとみ)との出会いで少しずつ変わっていきます。

澤木千尋(さわき ちひろ)・夏井真琴(なつい まこと)/石原さとみ

東京大学理学部の4年生でドラマのヒロインです。

分厚い資料を一晩で暗記してしまうほどの記憶力の持ち主で、堅実かつ努力家ですが、要領が悪くあがり症な部分があり、東京大学理学部にいながら就職先は全く決まりません。

「NEXT INNOVATION」の会社説明会で日向徹(小栗旬)に出会い、とっさに澤木千尋という偽名を使ってしまいます。

狂人的な記憶力と真面目さが買われ「NEXT INNOVATION」にインターンシップとして働くことになり、徹の才能や性格に少しずつ惹かれていきます。

朝比奈恒介(あさひな こうすけ)/井浦新

「NEXT INNOVATION」の取締役執行役員・副社長です。東京大学経営学部を卒業後、大手通信企事業会で働いていましたが、徹に会いその才能に可能性を感じ仕事を辞め、徹とともに会社を立ち上げました。

徹とは反対に、穏やかで社員からの人望も厚く徹とも深い信頼関係にありますが、あることをきっかけに徹に憎しみを抱くようになり、対立していってしまいます。

朝比奈燿子(あさひな ようこ)/相武紗季

朝比奈恒介(井浦新)の妹で、「NEXT INNOVATION」が入るビルの1階にあるレストランのチーフシェフです。

カリフォルニアの調理学校で料理の腕を磨き、世界から認められるほどの実力を身につけ帰国しましたが、厨房の男社会の中で女性という立場に悩まされています。

徹に思いを寄せていましたが、徹が真琴に惹かれていることに気づき身を引きます。

安岡倫哉(やすおか みちや)/浅利陽介

「NEXT INNOVATION」の社員で日向徹のスケジュール管理などを行う専属秘書のような存在ですが、日向には一向に名前を覚えてもらえません。

日向が「NEXT INNOVATION」を去り、新たに興した会社「WONDER WALL」でも一員として働くことになりました。

山上芳行(やまがみ よしゆき)/佐野史郎

「NEXT INNOVATION」の取締執行役員・投資育成事業本部長として経理を担当しています。

元々は堅実で収入の安定した大手企業に勤めていましたが、株式上場の際のやりとりが縁で朝比奈恒介からヘッドハンティングされたことで「NEXT INNOVATION」に転職しました。

小川智史(おがわ さとし)/中村靖日

「NEXT INNOVATION」の社員でプログラミングの際に発生するバグ取りが得意なチーフプログラマーです。

小柄で気弱に見えて、仕事に対する情熱は人一倍あり、安岡倫哉(浅利陽介)たちとともに新会社「WONDER WALL」の一員として働きます。

細木理一(ほそき りいち)/植木紀世彦

プログラム作成においてカラーセンスが秀でていることから徹から評価されているチーフプログラマーです。

細木も「WONDER WALL」に誘われますが一度断ってしまいますが、のちに安岡たちとともに会社を支える一員となります。

宮前朋華(みやまえ ともか)/八木のぞみ

朝比奈たちの秘書的な役割を担っている「NEXT INNOVATION」の社員です。

英語が得意で、英語での取引や海外出張にも同行する優秀な人材です。

立石リサ(たていし りさ)/舞川あいく

「NEXT INNOVATION」で秘書的な役割を果たす社員です。

小悪魔的な魅力を持っていて、取引先の男性も魅了していきます。

吉田一雄(よしだ かずお)/鹿内大嗣

プロジェクト進行のためのチームでチームリーダーをしています。

小野遥香(おの はるか)/野村麻純

真琴と同様に東京大学理学部に通う4年生で真琴の親友です。姉御肌でいつも真琴の相談に乗り、アドバイスをあげて励ましています。

久賀友紀(くが ともき)/古川雄輝

真琴と同様に東京大学理学部に通う4年生で真琴とは同じゼミに所属しています。小野遥香(野村麻純)と同じく、真琴の近況を把握している友人の一人です。

夏井歌子(なつい うたこ)/鷲尾真知子

真琴のお母さんです。気前が良くお客さんに自分の手料理を振る舞います。

夏井真二郎(なつい しんじろう)/螢雪次郎

真琴のお父さんです。元々は漁師でしたが怪我で引退してしまい、夫婦で釣り船の民宿を営んでいます。

夏井新一(なつい しんいち)/夙川アトム

真琴のお兄ちゃんです。真琴にお小遣いを渡す妹想いな一面もあります。

乃木湧太(のぎ ゆうた)/丸山智己

朝比奈耀子の部下でシェフをしています。耀子よりも料理人としての歴が長いのに、部下として働かなければならないことに恨みを持っていて、その嫉妬心から度々耀子に嫌がらせをします。

笛木匡正(ふえき ただまさ)/中原丈雄

徹が多額のお布施を渡している禅寺の禅僧をしています。徹の過去を知っていて、心を休めにくる徹にアドバイスをしたり、徹を影で支えている人物です。

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の主題歌は、シンガーソングライターのmiwaさんが歌う「ヒカリへ」です。

ギターやピアノが主体となっている曲が多いmiwaさんですが、今回「ヒカリへ」で初めてエレクトロ・サウンドに挑戦しました。

台本を読んで浮かんだという切ない歌詞と浮遊感のあるメロディはドラマとの相性抜群です。

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の見どころは?

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は、天才ITベンチャー企業の社長と女子大生の恋を描いたシンデレラストーリーです。

日向徹(小栗旬)と夏井真琴(石原さとみ)の恋模様がメインではありますが、舞台がITベンチャー企業ということもあり、IT企業で働く人々の人間関係や仕事の様子が鮮明に描かれていて、現代の働き方という部分も現れています。

ですが、やっぱり一番の見所は徹と真琴の恋です。

小栗旬さん演じる日向徹の不器用でちょっと上から目線な発言は、女性なら誰しもがキュンとしてしまうはずです。

石原さとみさん演じる夏井真琴の純粋で真っ直ぐな可愛らしい女性像は、まさに男性が憧れる女性像という感じで、2人の絶妙な距離感に毎回ドキドキしてしまいます。

豪華なキャストがおくる、現代版シンデレラストーリーに注目です。

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』1話から最終話のあらすじ・ネタバレ

第1話あらすじ

資産250億円と就職難民女の最低最悪の出会い

時価総額3000億円と言われる「ネクスト・イノベーション」の若き社長・日向徹は、総資産が250億円といわれる大金持ち。副社長の朝比奈恒介と共に、大胆な戦略でIT業界を席巻していました。

日向は天才的プログラマーである一方、人を惹きつけるプレゼンテーションを得意としており、時代のカリスマとして知られる存在です。

しかしその代わり、自分の能力を鼻にかけるきらいもあり、従業員にとても厳しい社長として恐れられていました。

同じ時代、同じ東京の東京大学には、内定がひとつも決まらず困り果てている女性が。大学4年生の彼女は、驚くような記憶力の持ち主で、バイト先でもその力を発揮しています。が、一方でお酒をちゃんと注げないというミスも多く、才能を活かしきれていません。

そんな2人が出会うことになったのは、「ネクスト・イノベーション」の会社説明会でした。

東大生でありながら、内定をひとつももらえていないという女性に対し、日向は「よほどの欠陥があるのか。うちの会社にエントリーできるのは、2社の内定をもらっている者だけにする」と発言。

もちろん女性は傷つきます。文句を言いながら、次々と会場を出ていく学生たち。

まだ会場に残る女性に、日向は「もう帰っていいよ、理学部さん」とさらに傷つけることを言います。さらに女性は言います、「私の名前は理学部ではありません、澤木千尋です」と。

その名前を聞き、動揺した表情を見せる日向。日向を動揺させた彼女は、いったい何者なのでしょうか?

そのまま2人は二度と出会わないかのように思われましたが、意外なところで縁ができることに。

日向は、国の個人情報を管理するための「パーソナルファイル」実現のため、総務省事務次官・藤川真沙子と話し合うことが必要でした。

が、日向は過去に彼女と大喧嘩をしており、いい感触を得るのは絶望的。どうしたものかと悩んだとき、日向は藤川と同じく資料暗記が得意な澤木千尋を思い出します。

日向の勝手な思いにより、1日だけ「ネクスト・イノベーション」で働くことになった澤木千尋。彼女はいったい何者なのでしょうか?

第2話あらすじ

動き始めた運命!嘘つきは恋のはじまり

意図せず藤川に失礼なことを言ってしまった澤木千尋は、日向を激怒させてしまいます。

一方「ネクスト・イノベーション」の副社長・朝比奈は、彼女の本名が澤木千尋ではないことを突き止め、彼女に何者なのかと迫り……?

「もう二度と澤木千尋に会うことはない」と思っていた日向でしたが、なんと藤川が澤木千尋を気に入ったことで、再び期間限定のスタッフとして雇うことに。

彼女がただの就活生とバレないよう、高いスーツを着せて社員のフリをさせました。

澤木千尋は「日向を見返したい」という気持ちで仕事を受け、朝比奈は自分も東大出身であることを打ち明け「学歴否定主義のあいつを見返してやれ」と彼女の背中を押しました。

こうして共に仕事を始めた日向&澤木千尋。前に日向の車に靴を忘れたことを思い出した彼女は、日向に返してほしいと願い出ます。沢木千尋に二度と会わないと思っていた日向は、それを捨ててしまっていました。

新しい靴を買えと、数枚の一万円札を刺した日向。しかしその靴は、彼女の兄の仕送りで買った大切な靴でした。その冷たいあしらいを見た澤木千尋は、涙を流してお金を拒否します。日向は、なぜ澤木千尋が怒ったのかが理解できません。

そして悪いことに、澤木千尋が「ネクスト・イノベーション」の社員ではなく、ただの就活生であることが藤川にバレてしまいました。

信用をなくした日向と朝比奈は、仕事もなくしてしまう可能性に大ピンチ!それを知った澤木千尋は、藤川説得のために動き出します!

第3話あらすじ

明かされた過去 恋が壊れるとき

総務省の藤木の計らいにより、澤木千尋は「ネクスト・イノベーション」のインターンとして働くことに。これで一件落着と思いきや、彼女はまだ重大な秘密を抱えていました。

ある日、マスコミのインタビューに対応していた日向は、「6歳のときに今の両親に引き取られているそうだが、実の両親に会いたいか?」と聞かれます。

彼の答えは「生物学上の親に会う必要はない」。そんな彼の回答を、傍らで聞いていた澤木千尋……。

その夜、友人の小野遥香と食事をした澤木千尋は、自分が偽名で働いていることを打ち明けました。そう、彼女が「澤木千尋」という名前は偽名。実は彼女は、「ネクスト・イノベーション」を訪れる前、とある場所で日向に会っていました。

そして「澤木千尋」という名前が、日向の母の名前ということも知っていて、使っていたのです。心因性認識不全症候群を患う日向は、再会した彼女の顔を覚えおらず、だからこそ通じた嘘でした。今更事情を話すことも、真実を打ち明けることもできない彼女。

そのころ「ネクスト・イノベーション」内では、優秀な若手・坂口がクビになることが決まり大騒ぎに。日向に不満をぶちまけて出ていく性口を、朝比奈が追いかけます。

坂口の能力を評価していると語る朝比奈に対し、当の坂口はこう言い放ちます。「日向よりあんたに腹が立つ。日向と同じ名声が欲しい癖に、ビビッているだけ」。実はこの坂口、思わぬところで再び日向と縁ができるのですが……?

澤木千尋を名乗る彼女の本名は?今後の日向との関係は?

第4話あらすじ

キスで蘇る忘れられた恋

自分が本当は澤木千尋ではないこと、日向と澤木千尋の関係を知っていることを、口に出してしまった「彼女」。当然ながら日向は激怒し、彼女のことを会社から追い出してしまいました。

東大の実験室で落ち込む彼女は、友人から「悪いことをしていると思うなら、謝る也何なり行動しろ」とハッパをかけられます。

それでも元気は出ず……。憂鬱な気分のまま、内定が決まった友達の代わりに、ガソリンスタンドのバイトに行くことにしました。

そのころ、当の日向は「ネクスト・イノベーション」で部下に激怒中。国のパーソナルファイルを部下に開発させていたものの、それが目新しいものではなかったためです。

日向は、既存の大手が作るパーソナルファイルではなく、「ネクスト・イノベーションらしいまったく新しいシステム」を作ろうとしていました。

その日向をみた朝比奈は、自分と彼の出会いの日を思い出していました。かつて日向井は、大手通信会社に在籍しており、日向が作ったポータルサイト事業に買収を持ち掛けました。

が、日向の答えはNo!大手に売らなくても、自分のポータルサイトの利用者は100万人を突破すると跳ねのけたのです。

この姿に感銘を受け、朝比奈は通信会社を辞めて日向井に合流。共に「ネクスト・イノベーション」を立ち上げ、ここまでやってきました。横暴ではあるものの、圧倒的カリスマ性と実力を持つ日向。その日向を、誰よりも買っていたはずの朝比奈でしたが……。

一方の日向は、パーソナルファイルの開発が上手くいかないことにイライラするばかり。そんな日向にヒントを与えたのは、やはり「澤木千尋」を名乗る彼女でした。第4話で、彼女の本当に名前が明らかになります。

第5話あらすじ

あなたを支えたい…2人で迎えた朝

日向の母・澤木千尋を名乗っていた彼女の名前は、夏井真琴でした。日向と真琴が徐々に接近する中、「ネクスト・イノベーション」内には怪しい影が……。

一蓮托生に見えた日向と朝比奈でしたが、どうも朝比奈の動向が怪しくなります。

日向は「誰でも簡単に使えるパーソナルファイル」を試すため、農村のお年寄りを対象での実験を行うことにしました。これに一役買ったのが、元工業デザイナーで引退後は農業を営む、青山誠人。

青山は「まこと」という名前が縁で、この青山と知り合いだったのです。

ところが、農家のお年寄りたちはパーソナルファイルに関心を示さず、実験は暗礁に乗り上げてしまいました。その間にライバルのJ1テックが大きく成果を上げ、「ネクスト・イノベーション」は立場を失う状態に。苦悩する日向と、歯がゆい思いを抱く真琴。

その間、朝比奈は何者かに襲われて階段から落ち、足を骨折してしまいました。入院生活を送る朝比奈のもとに、かつて「ネクスト・イノベーション」に所属していた遠野が現れます。

遠野は優秀な社員でしたが、自ら「ネクスト・イノベーション」を退職。しかし彼は、日向と朝比奈に辞めさせられたと思い込み、2人を恨んでいる様子。

会社を辞めるときに持ち出した500万人のデータを手に、遠野は朝比奈に2億円の現金を用意するように迫りました。それを聞いた朝比奈は……?朝比奈と日向が袂を分かつ?

第6話あらすじ

消えた3千億円 そのとき君はいない

いつものようにウダウダと悩みごとを抱えていた真琴は、友達に半ば騙される形で高級レストランの合コンに参加。こんな高い料理のお金は払えない!とうろたえていたとき、なぜかその場に日向が現れます。

日向は、来週の株主総会の手土産を選ぶため、このお店を訪れていました。彼が仕事でお店を訪れていたことを知り、たくさんのお土産を運ぶ手伝いをする真琴。

社長自らこの仕事をしていることを知った真琴は、車の運転席に座った日向にこう言いました。

真琴「24時間48時間、私仕事します」

真琴「社長が大変なとき、なんでも言ってください」

どうしてもどうしても、日向の役に立ちたい真琴。そのいじらしさに、日向もまんざらではない笑顔を浮かべました。

しかし生来の天邪鬼な彼は、「お前に任せられる業務はない」とそっけない返事……。真琴の思いは、日向井に届く日がくるのでしょうか。

一方の朝比奈は、顧客データで脅してきた遠野と行動をしていました。

遠野は「ネクスト・イノベーション」の優秀なプログラマーで、日向や朝比奈に次いで三番手の地位にいたほどの実力派。しかし彼は、日向や朝比奈の考え方に圧倒され、自分の居場所を見失いました。

2人へのコンプレックスに耐えられなくなり、会社を辞めた遠野。彼と組むことを決めた朝比奈は、日向に対し決定的な裏切りを働くことになります。

500万人分の顧客名簿が流出し、窮地に追い込まれる会社と日向。暗躍する朝比奈。そして日向は、ある女性と急接近します。日向は朝比奈の裏切りに気づき、会社を守れるのでしょうか?

第7話あらすじ

社長交代……?さようなら愛しき人

500万人の顧客データを流出させたことで、「ネクスト・イノベーション」は業務停止命令を受けてしまいます。そのニュースは大々的に報道され、日向は国民の嘲笑の対象になってしまいました。

日向の力になりたい真琴は、現状にやるせなさを抱えていました。

一方の日向も、この事態に力が入らない様子。「意外に打たれ弱い」と朝比奈に嫌味を言われても、いつもの口撃がありません。やる気なく社長室の絨毯に転がっていたとき、真琴がやってきました。

真琴は日向に対し、「嘘でもいいから、打つ手なんていくらであると言ってほしい」とハッパをかけます。真琴のこの言葉を聞き、日向の目に再び光が宿りました。そして彼は真琴にこう宣言しました。

日向「打つ手なんかいくらでもある」

彼の言葉にほっとしたのか勇気づけられたのか、涙を浮かべて微笑む真琴。

日向は朝比奈らと話し合い、銀行からお金を借りて謝罪金を作ることを提案しました。自信を取り戻した日向を見て、「その顔だ」と勇気づける朝比奈でしたが…?

一方の真琴のもとには、とある研究員の内定通知が。研究員として働くことが決まり、真琴は大喜びです。同時に、「ネクスト・イノベーション」を去る日も近づいてきました。

すべてが上手くいくかのように思えた矢先、とうとう朝比奈の裏切りが発動します。信頼していた友に裏切られ、日向がすべてを失う日が来てしまいます……。

第8話あらすじ

すべてを捨てて君と……明日への旅たち

朝比奈の裏切りにより、「ネクスト・イノベーション」の社長を解任された日向。新しい社長には朝比奈が就任し、日向は会社を去ることになりました。

日向に面会した朝比奈は、これまでの態度を一変させて「社会性のないガキを見つけて、好きなように遊ばせてやった」と言い放ちました。

謝罪金を日向の名前で出したため、彼は資産のほとんどを失い、無一文状態に。あれだけ働いて稼いだお金まで、日向は失ってしまったのです。

そして日向は、残酷な事実を知りました。「ネクスト・イノベーション」の株価が底に落ちたとき、その40パーセントを朝比奈が買い占めていたことを。ここで日向は、朝比奈の裏切りに気づくのでした。

会社を失いお金を失い、信用できる部下と共を失い、たった一人になってしまった日向。その彼に残ったのは、たったひとり真琴だけでした。誰がいなくなっても、何をなくしても、いつでも日向をまっすぐに信じる真琴。

日向のバイクの後部座席に跨り、真琴は「ネクスト・イノベーション」の写真を撮りました。今日は日向にとって、始まりの日でもあるからと。2度目のスタートでもあるのだと。

こんなに最悪な日なのに、どこまでも真琴は明るくて前向き。そんな彼女の存在が、日向の心のつっかえ棒になりました。

2人は何かを振り切るように、バイクを発進させます。道路を走り抜ける中、日向の背中にある真琴の温もり。ヘルメット越しに見える日向の目が、いつしか優しい光を宿します。絶望からの再生を予感させる、そんな第8話です。

第9話あらすじ

私を信じて!あなたの壁を壊したい

日向と真琴は、日暮れの海辺にいました。

いつしか寝てしまった日向は、目を覚ましたときに「この状況で寝られる自分に驚く」と自嘲気味。いい雰囲気の2人はキスしそうになるものの、日向が思いとどまり未遂で終わります。

その後、事務所を立ち上げようと奮闘するものの、やりたいことがないという日向。近所で半額になるケーキをほしがり、真琴を呆れさせます。しかしこの日々が、確実に2人の距離を縮めていきました。

しかしある誤解から、日向は母親や朝比奈と同じく真琴も信じられなくなります。自分を信じてほしいと頼む真琴に、どうせお前もいなくなるという日向。2人はこのまますれ違ってしまうのでしょうか?

一方、「ネクスト・イノベーション」の社長となった朝比奈にも試練が。

かつて日向が作ったパーソナルファイルを、朝比奈は自分の指示で作り直していました。が、それを見た総務省事務次官・藤川は、日向が作ったファイルの方がずっと洗練されて使いやすかったと酷評しました。

それを予算のためだと弁明する朝比奈に、彼女は「日向がいなくなるというのは、こういうことなのですね」と失望を突き付けます。

日向を追い出しても、いまだ大きな壁として君臨する彼の影……。いつしか彼からは、日向といたときのキレの良さや、常識をひっくり返す大胆さが消えてしまっていました。苦悩を隠せない朝比奈……。

事務次官の藤川は、こっそりと真琴に接触し、彼女に「ネクスト・イノベーション」のパーソナルファイルの弱点を伝えます。得意の記憶力を活かし、真琴はその弱点をすべて紙に書き起こし、日向の部屋一面に貼り付けました。

それは「朝比奈のパーソナルファイルを超えるものを作れ」という藤川からのメッセージ。日向が再生するチャンスを、真琴がつないだのです。あんなに喧嘩をしても、真琴は日向を見捨てませんでした。その事実は、日向を奮起させるに十分でした。

いよいよ天才・日向に復活ののろし!真琴が愛する自信満々の彼がカムバック!明るい兆しに笑顔を浮かべる日向&真琴。しかしその2人に、ある衝撃的なニュースが飛び込んできます。

第10話あらすじ

あふれる思い……私たちが出した答え

日向のパーソナルファイルが採用され、「ネクスト・イノベーション」を辞めて駆けつけた3人の社員も加わり、いよいよ新事業が軌道に乗り出す!と思ったとき、日向たちのもとに衝撃的なニュースが!

「ネクスト・イノベーション」の社長となった朝比奈が、背任行為・インサイダー取引で逮捕されたのです。

東京地検特捜部で聴取を受けた日向は、「なぜ朝比奈がやったことだと解ったのか」と検察に尋ねました。すると検察は、とある人物からのリークで事件が発覚したと答えます。

リークした人物は、朝比奈と組んで日向を陥れた遠野。遠野の本当の目的は、事業資金の2億円を得ることではありませんでした。

日向と朝比奈の2人に、一度でいいから「あいつはすごい」と認められること、褒めてもらうことが彼の目的だったのです。この事件発覚により、「ネクスト・イノベーション」には上場廃止となり、倒産の危機に陥りました。

「ネクスト・イノベーション」を気に掛ける日向でしたが、彼にはもう目の前の事業があります。彼は真琴と一緒にクライアントを回りながら、これまでの横柄な態度を見直すことに。

最初は失敗の連続だった日向も、回を重ねるごとに人に頭を下げられるようになり、真琴に120点を貰えるほど丁寧な接し方を見えるまでになりました。

どんどん良いほうに変わっていく日向を見ながら、真琴はあるひとつの思いを抱えるようになります。そして、日向に黙って姿を消してしまいました。

ずっと心に抱えていた母親のこと、朝比奈との関係への後悔、そして真琴への思い……。すべてに決着をつけるため、日向は立ち上がります。すべてを失った男が、大切なものを取り戻しつつある今、真琴は何を思うのでしょうか?

最終話あらすじ

君のもとへ……2人の未来

日向は、いつか戻った朝比奈の居場所を残しておきたいという思いから、「ネクスト・イノベーション」に戻ることを決意。

一方の真琴は、日向のように仕事ができる人間になるため、研究員の仕事に就くことを決めました。ここで2人は、別の道で生きていくことを決めます。

本当は真琴に「好き」と伝えたい日向なのに、素直になることができません。それどころか、再会した真琴がブラジルに赴任することを知ると、激しく責めたててしまいます。

内心では、真琴が遠くに行ってしまうことに動揺していたのに……。

拘置所にいる朝比奈は、日向が「ネクスト・イノベーション」に戻ったことを知り驚愕。面会に訪れた日向は朝比奈に対し、絶対にネクスト・イノベーションを潰さないと、罪を償ったら戻ってくるようにと伝えました。裏切った自分を待つという日向を見て、朝比奈はただただ自分の過ちを後悔するばかり。

朝比奈は、千尋に出会ってからの日向がどんどん変わっていくこと、自分から離れていくことに寂しさを感じていました。自分から日向が離れていくことの寂しさ、千尋への嫉妬心が、彼を犯行に駆り立てたのでしょう。

ようやく分かり合えた日向と朝比奈。その朝比奈のためにも、日向は「ネクスト・イノベーション」復活を賭けて大きな勝負に出ます。

もうひとつ、日向は運命を賭けた大きな勝負に出ます。ジャカルタに旅立とうとする真琴を追いかけ、空港に駆けつけた日向。思い合う2人が出した結論は?必見・感動のフィナーレ!!

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』特別編のあらすじ・ネタバレ

リッチマン、プアウーマン・ニューヨーク編(番外編)

この番外編は、『リッチマン、プアウーマン』最終話ラストシーンの前に入るお話です。

真琴が海外に旅立った直後くらいでしょうか。

「ネクスト・イノベーション」を立て直すため、パーソナル・ファイルの開発に着手した日向は、必要なHDDを手に入れるためにアメリカに旅立ちます。

アメリカでもまったく変わらない男・日向は、訪れた工場で「ここにあるHDDすべてを買い占める」と宣言。しかし、相手は本気にしてもらえず。何やら最初から暗雲が……。

でも、真琴との交際は順調でした。アメリカで待ち合わせた2人は、つかの間のラブラブデートを楽しみます。

そんな真琴は、ブラジルのカーニバルに合わせて一時帰国。

安いホテルを探そうとするものの、ひょんなことから日向の自宅に泊まることになり……?ドキドキした真琴でしたが、ミニマリストの日向の家には、ソファがひとつおいてあるだけ。

真琴がソファで寝て、日向が寝袋で寝るというちょっと寂しいお泊りになってしまいました。

そのことが暗示だったのでしょうか?日向と真琴は生活の仕方がまったく合わず、毎日喧嘩を繰り返すようになります。

ネクスト・イノベーションでも、提携先のJIテックの業績不振から、日向が理想とするパーソナル・ファイルを作ることが難しくなっていました。

日向が目指す「個人のパソコンに対応するシステム」はコストがかかりすぎます。だから、病院やコンビニに設置しようといいはじめたのです。悪いことに、ネクスト・イノベーションの社員たちもJIテックの案に乗り気でした。

「大変だから作れない」と言い出す社員に、激怒する日向。社員と日向の心が、少しずつ離れていきます……。

困った日向が向かったのは、サーバー保守点検の会社で働く朝比奈のもと。出所した朝比奈はネクスト・イノベーションに戻らず、小さな会社で働いてアパート暮らしをしていました。何とか朝比奈を戻したい日向でしたが、彼は会社に戻れないと言います。

日向にとって朝比奈は、自分のやりたいことに乗ってくれる大切な友でした。

「ネクスト・イノベーションをやめて、また2人で会社をやってもいい」とまでいう日向に、朝比奈は「戦わずに楽な方に逃げるな」と告げます。

朝比奈は、日向にネクスト・イノベーションを諦めてほしくなかったのです。朝比奈が戻って来たいと思える会社にする、日向はそう言い残して立ち去りました。

会の社員と、提携先の社長と、そして自分の能力と、ずっと戦い続ける日向。

ピンチをチャンスに変える男・日向は、ここでもカリスマ的な能力を爆発させ、あるアイディアで世界に殴り込みをかけます。

そんな彼を信じ、どんな時でも「彼はどんどん大きくなれる人」と信じた真琴。でも、喧嘩とすれ違いの生活の中で、彼女が下した決断は……。

何度何回嫌になっても、もうダメだと嫌いになっても、戻ってしまう2人の恋心。お互いの未来のために、2人は変わることができるのでしょうか?

ぶつかり合い、傷つけ合い、それでも惹かれずにはいられない2人が選ぶ結末は?「リッチマン、プアウーマン」、本当の最終回をお見逃しなく!

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』の感想

ドラマ『リッチマン、プアウーマン』は月9枠ということもあり、女性が憧れるシンデレラストーリーで、主人公とヒロインの恋模様が描かれていますが、その中にも当時の就職や労働についての時代背景が盛り込まれていて、見応えのある作品です。

放送されたのが2012年というまさに就職率が降下していた時代もあり、夏井真琴(石原さとみ)に共感や憧れを抱いた人も少なくないのではないでしょうか。

また、お互いに惹かれあっているのにうまく思いが伝わらない日向徹(小栗旬)と夏井真琴を見ていると、もどかしい気持ちと同時に、相手を思うことや相手を知りたいと思う気持ちがとても尊いものだと感じさせられます。

ドラマならではの女性が憧れる物語ではありますが、その中にも共感できるところや励まされる部分もたくさんある作品です。

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